国が第一医学の1つとしてホメオパシーを積極推進するインドではモディ首相自身もホメオパシーを推進

~昨年10月に開催された第16回JPHMAコングレスでのインド政府AYUSH(伝統医学)省ホメオパシー中央リサーチ研究所(CCRH)ラジー・クマー・マンチャンダ長官の特別会見より~
 
 
コングレスでの会見の最後にインド首相のホメオパシーへのスピーチがDVDで紹介された
 
 
Welcome Cure 歓迎された治癒 

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インドのモディ首相は以下のように発言しています。
「全ての優れた医師達は、ホメオパシー医学の方を向いている。ホリスティックケアへの機運が盛り上がっている。そうすることで、ストレスのある社会でなく、ストレスの少ない社会になる。(All good doctors are turning into homoeopathy.It is a mood of holistic care. It won’t go to stressful life, but less stressful life.)」
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上記のDVD上映後のマンチャンダCCRH長官からのコメント

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「これが、数か月前、インドの首相が話したスピーチです。モディ首相が話しているのは、全ての優れた人々は、ホメオパシーに向かっている。ホメオパシーは、ストレスの少ない社会をもたらす可能性を持っている。
だから、もし、ホメオパシーを使えば、インド国内にとどまらず、世界中の人々にもその恩恵を施すことができれば、素晴らしい事だろう。これが、数か月前、インドの首相が話したスピーチです。ありがとうございました。」
 
【昨年のJPHMAコングレスからの紹介終わり
 
 

 

【ホメオパシー新聞 編集部補足】
モディ首相は、インド共和国首相就任前、前職のインド北西部グジャラート州首相時代には、大会を招集しホメオパスたちを叱咤激励しています。
 
 
2012年に、モディ首相がインド北西部グジャラート州首相の頃に、ホメオパシーたちを招集したナショナルカンファレンスの開会式で40分にわたりヒンズー語で、ホメオパスたちを叱咤激励した様子がユーチューブに公開されています。
この模様をインドの現地紙は以下のように紹介していますので和訳で紹介します。
 
▼(Gujarati) Shri Narendra Modi addressing the National Homeopathic Conference
 

 

以下2012年2月5日インド現地紙から翻訳紹介

 

インド北西部グジャラート州首席大臣のナレンドラ・モディは、ガンディナガルで行われたナショナル・ホメオパシー・カンファレンスの開始式を行う

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首席大臣はカンディナガルの国家ホメオパシーカンファレンスの開始式を行い、ホメオパス達に、ホメオパシー治療に対する信頼感を創り出すことを依頼した。
 

 

(本文)
ガンディナガルでの国家ホメオパシーカンファレンスの開始式で、ナレンドラ・モディ首席大臣(首相)は、ホメオパス達にホメオパシー治療に対する信頼感を創り出すように依頼した。

 

首相は、ホメオパシーのレメディーは、価格も手頃で、さらに副作用がないからといっても、ホメオパス達は、ホメオパシーについての人々にホメオパシーもっとよく知ってもらうように努力すべきである。ホメオパシー療法家自身が、ホメオパシーに対する自信に欠けていたら、人々は、それを信頼する事が出来ない。ホメオパシーの成功事例は、人々の前に適切に公開されるべきであることをと提案した。

 

首相はまた、アロパシー(現代医学)、アーユルヴェーダ、ホメオパシーの間にある葛藤を問題とすべきでない。この三つの治癒体系は、それぞれに』素晴らしいところがあると言った。

 

ホメオパシー医学は、子供達の乳歯が生える歯生のケースには大変効果的である事が証明されている。歯生の過程のイライラは、子供達を大変弱体化させ、栄養不良にすることが見受けられる。もし、ホメオパシーが、子供達の歯生の過程で、強い免疫を保つために使用されることができれば、子供達の栄養不良を予防する事ができる。これに関し、首相は、ホメオパシー協会が、栄養不良抑制への取り組みを開始した事をアピールした。

 

州政府は、人々にナルマダの飲料水が入手できるようにし、また、汚染されていない空気と食物が入手できる対策を取っている。これは、多くの疾患の広がりを遮断している、と言った。

 

モディ首相は、ホメオパスの数を適切な人数に持っていくことが急務であると語った。これを考慮し、州政府は、質の高いヒューマンリソース(人的資源)を創造する展望から、医学と工学の定員を5倍増とした。

 

今回、ホメオパス達は、首席大臣のKanya Kelavani Nidhi施策(*訳注* 少女の教育向上施策 )へ1,111,000ルピー(約170万円)の小切手を寄付した。

 

彼の歓迎の辞では、ホメオパシー評議会の州の会長、Dr. Mohansinh Rajputが、評議会の活動の詳細を話した。Gopalak Nigamの会長、Dr. Sanjay Desai、評議会登記官、Mr. Upadhyayと州のホメオパス達が、今回に出席した。(紹介終わり)
 
(参考)

 

 

インド政府ASYUSH(伝統医学)省ホメオパシーリサーチ中央評議会Webサイトより

 

 

(以下 訳JPHMA)
ホメオパシーは18世紀終わり、ドイツ人 Dr. Christian Friedrich Samuel Hahnemann (1755-1843) により発見された。ホメオパシーは、「同種は同種によって治癒される( “Similia Similibus Curentur” ラテン語)」の原則に医学療法体系である。ホメオパシーは、健康な人には同じような症状をつくりだすレメディーによって、病気の人に試すと、その病気を治癒する療法体系である。ホメオパシーは、ホリスティックなアプローチのみでなく、個々異なる特性を考慮して治療を行う。

 

その 「同種の法則」のコンセプトは、ヒポクラテスやパラソーサスによっても宣言されていたが、現代の研究所で使われているようなメソッドもほとんど知られていない時代に生きたにも関わらず、Drハーネマンは、科学としての足場を確立した。

 

ホメオパシーレメディーは、少量の動物、植物、鉱石を始め、その他の天然物からダイナマイゼーションとポーテンタイゼーション(希釈しんとう)という標準的なメソッドにより準備される。レメディーは、連続する希釈としんとうにより、そのレメディーがもつ治癒のパワーを最大にあげていく。このポーテンタイゼーション(希釈しんとう)によりつくられたホメオパシーレメディーは、毒物がないことが保証されていると同時に、病気と闘う力を飛躍的に高める。

 

ホメオパシーレメディーは、通常、その治癒特性を確認するため、健康な人体でプルービングされている。この体系は、健康、疾患、治癒の間で生命の根源的な役割をはたす生物における調整力(バイタル・フォース)の存在を信じています。症状は、病気に対する体の自然な反応であり、病気に対抗するレメディーを見つけることを助けてくれる。レメディーは体の防衛メカニズムを刺激することによって、自然に自身を正常にしていくように働く。

 

この療法は、各個人の病気に対して各個人に特有でホリスティックなアプローチを適用する。ホメオパスは、病名を治療するというより、特有の病気に苦しむ「患者」に対して治療を施す。ホメオパスは、患者の身体的、精神的なレベルでの不調を認識し、症状の全体像を通じて、患者の概念的なイメージによって患者にもっとも同種なレメディーの像を得るのである。そのため「ホメオパシーは病気でなく患者を治療する」と言われるのである。

 

ホメオパシーのレメディーは、もっともコスト面で経済的で、口当たりよく、副作用なく、管理も簡単である。手間がかかり、コストもかかる診断様式に頼らず、レメディーは患者のベースとなる症状に対して処方する場合もある。ホメオパシーは精神面からの健康不良や、自己免疫疾患、老人病や小児病、妊娠時の病気、ライフスタイル病やアレルギー等の治療にも有益である。

 

さらに、癌やHIV/AIDSなどの不治の慢性病、終末期の患者、関節リューマチのような身体機能を奪う病気においてQOL(生活の質)を改善するポジティブな役割も持つ。このように、ホメオパシー人気には、世界的に勢いがついている。

 

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(上記原文)

 

 

 

HOMOEOPATHY
 

 

Homoeopathy was discovered by a German Physician, Dr. Christian Friedrich Samuel Hahnemann (1755-1843), in the late eighteenth century. It is a therapeutic system of medicine premised on the principle, “Similia Similibus Curentur” or ‘let likes be treated by likes’. Homoeopathy is a method of treatment for curing the patient by medicines that possess the power of producing similar symptoms in a healthy human being simulating the natural disease, which it can cure in the diseased person. Homoeopathy treats the patients not only through holistic approach but also considers individualistic characteristics of the person. This concept of ‘law of similars’ was also enunciated by Hippocrates and Paracelsus, but Dr. Hahnemann established it on a scientific footing despite the fact that he lived in an age when modern laboratory methods were almost unknown.
 

 

Homoeopathic medicines are prepared from traces of animal, plant, mineral and other natural substances, by a standard method called dynamisation or potentisation, which comprises of successive dilutions and succussions to raise the inherent curative power of the drugs to maximum. The medicines thus prepared through ‘potentisation’, attain their potential enhanced enormously to combat ailments while at the same time absence of toxicity is assured. The medicines are usually proved in healthy human beings, to ascertain their curative properties. The system believes in the existence of a regulating force (Vital Force) in the organism, which plays a vital role during health, disease and cure. The symptoms are considered as the body’s natural reaction to the illness and help to find a remedy against the illness. The remedies work by stimulating the body’s defense mechanism to correct itself naturally. This therapy adopts an individualistic and holistic approach towards the sick individual. A homoeopathic doctor does not treat in the name of disease, rather the treatment is targeted against the “patient” who is suffering from a particular disease. The physician perceives all the derangements at physical and mental levels of the patient, brings about conceptual image of the patient through totality of symptoms and selects the medicine, which is most similar to the picture of the patient. Thus the dictum goes “ Homoeopathy treats the patient, and not the disease”.
 

 

Homoeopathic medicines are most cost effective, palatable, have no adverse side effects, can be administered easily. In some cases, the medicines can be prescribed on the basis of symptoms of the patients, without depending upon the cumbersome and costly diagnostic modalities. Homoeopathy has been useful in treatment of psychosomatic disorders, autoimmune diseases, geriatric and pediatric disorders, ailments during pregnancy, obstinate skin diseases, life style disorders and allergies, etc. It also has a positive role in improving the quality of life in incurable chronic diseases like cancer, HIV/AIDS, terminally ill patients and incapacitating diseases like rheumatoid arthritis, etc. As such, its popularity is gaining momentum, all over the world.
(インド政府見解転載 終わり)
 

 

 
【参考リンク】

 

▼今年のJPHMAコングレスは、2016年11月11日(金)、12日(土)に、東京にて開催されます。(特設サイト)

 

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https://www.youtube.com/watch?v=JPj5UhVi0Sg