ホメオパシーバッシング

2013年10月15日 (火)

『予防接種トンデモ論』や『それでもあなたは新型インフルエンザワクチンを打ちますか?』など由井会長の著書を名指しで批判している書籍が出版されています。ここではそのような批判が正当なものかどうかを検証したいと思います。(JPHMA版『ホメオパシー新聞』)

著者のやり方は『それでもあなたは新型インフルエンザワクチンを打ちますか?』の文章を都合のよいようにつなぎあわせて、さらに誘導的、恣意的なコメントを入れ、『間違いだらけの主張や陰謀論』と決めつけ、由井会長を批判しています。

全部を通して『それでもあなたは新型インフルエンザワクチンを打ちますか?』を読んでいただければ、的外れの批判であることがよくわかります、

ちなみに、著者は、「予防接種(ワクチン)は、日本でももっともっと普及させなければいけない」という見解をもっており、ワクチン積極推進派の方だとわかります。このような見解に基づき予防接種の本を書くということは、不勉強と無知の為せるわざと言うところでしょうが、もしかしたら権益団体から依頼されてのことかもしれません。私たちはこのような、人を不幸に陥れる輩を安易に批判するのではなく、こういう輩に騙されないように、なにが自然でなにが不自然か、なにが真実でなにが虚偽かを見抜く本当の知性を養うための糧とすることが大切です。私たちがいつまでも権威の言うことを無条件に信じている限り、その反映として世界はこのままで有り続けるのです。虫を殺虫剤で殺すのではなく、部屋をきれいにしておけば、自ずと虫はいなくなるのです。本当は私たちの問題なのです。私たち自身が魂を磨き、そうして変な人が出現してこない世の中にしてきましょう。

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▼『それでもあなたは新型インフルエンザワクチンを打ちますか?』
http://www.homoeopathy-books.co.jp/cart/hp/index.php?m=prod_detail&out_html=detail_hp&syo_mas_num=PA019A

『間違いだらけの主張や陰謀論』①


 由井寅子『それでもあなたは新型インフルエンザワクチンを打ちますか?』(ホメオパシー出版、2009年)によると
年にいっぺんはかぜにかかりましょうよ。インフルエンザにかかりましょうよ。たいしたことはないのです。(11ページ)
物質的にみると、それはインフルエンザウイルスとして観察されるわけですけれど、病原体というのは、もともとは私たち自身のもつ汚れた意識が、私たちの鏡となるべく生命化したものではないかと考えています。(13-14ページ)
という見解をお持ちです。
かぜというのはある種の浄化であるということです。私たちはかぜをひくことで、体毒を外に出していけるのですよ。だからそのかぜの症状を誘発してくれるインフルエンザ(流行性感冒)は、ありがたいということです。みなさんも、新型インフルエンザにかかって十分体毒を外に出しましょう。やっぱり流行には乗り遅れないようにしないと、なんたって新型ですからね。(14ページ)
うーん、なんかこういう文章を読むと確かに力が抜けてきます、もう少しがんばって読み続けます。(『予防接種は「効く」のか?』岩田健太郎:光文社新書より抜粋)

『ホメオパシー新聞』編集部
上記は『それでもあなたは新型インフルエンザワクチンを打ちますか?』の一部だけを抜粋しつなぎ合わせたものですが、由井寅子がトンデモないふざけた主張をしているという印象操作を狙って恣意的に行われていることが明らかです。節ごと紹介します。抜粋された部分は網掛けにしますので、いかに読み手の印象が変わるかを体験してみてください。(引用された部分は青字下線

高熱のおかげで血液がキレイになる

この排泄のための粘液がうまく排出できないと、体の中で固まって病気の原因になってしまいます。特に薬で症状を抑圧するとそうなってしまいます。この固まってしまった粘液を溶かしてくれるのが高熱なのです。そして、この高熱を引き出してくれるインフルエンザは本当にありがたいものです。このありがたい急性の高熱が出たときに、解熱剤、それも抗炎症性の解熱剤をとると、大変危険になります。このことについてはあとで説明します(第7章「インフルエンザ脳症は解熱剤が引き起こす薬害」参照)

というわけで、年にいっぺんはかぜにかかりましょうよ。インフルエンザにかかりましょうよ。たいしたことはないのです。なにも恐ろしいことはありません。むしろインフルエンザにかからないことのほうが恐ろしい。いや、かかれないことが恐ろしいのですよ。もちろん健康であればかかる必要はありません。だけどもし、体毒がたまっているのにインフルエンザにしっかりかかれないとしたら、それこそ恐ろしいことなのです。浄化の機会が失われ、血液が濁り、血液が濁ると体が病気になるよりしかたありません。なぜなら血液が体の細胞をつくっていくのですから。これ本当ですよ。千島学説は正しいのです。

子どものかかる病気にかかりきることも大切

これはなにもインフルエンザにかぎった話ではありません。子どものかかる病気というのはまさに、親や先祖から受け継いだ情報を保持する粘液を排泄するためにもかかる必要があるのです。子どものかかる病気にかかり克服することで、親や先祖のネガティブなエネルギーを含む粘液を排泄していくことができ、親や先祖からもらったカルマ的な負荷を克服し、きれいになっていくのです。ですから、もし、子どものかかる病気にかかる必要があるのにかかれない場合は、その子の人生はやはりそれだけ大変なものになってしまうわけです。インフルエンザワクチンと違って、子どものかかる病気のワクチンというのは、残念なことに予防効果があるわけです。予防効果といっても正確に言うと、慢性病の状態にして急性症状が出ないようにしているだけなのです。もっと正確に言うと、病原体に対する抗体はできるのですが、病原体と抗体が結合したものを排出することができないのです。したがって抗体もなくならず、病原体が入ってきても発症できず、入ってきた病原体を排泄することもできません。簡単に言ってしまえば、症状を出す力もない、慢性状態といえるわけです。だから真に克服することも、粘液を排泄することもできなくなります。これは本当に由々しき問題です。予防接種の害というのは、ワクチンに含まれている水銀、アルミニウムをはじめとするさまざまな毒物や異種タンパク質、ウイルス汚染など、免疫を低下させる多くの問題がありますが、こういったカルマ的な部分を含め、心と体の浄化ができないという問題もあるのです。

病原体はありがたい。インフルエンザはありがたい

話をインフルエンザに戻しますが、インフルエンザというのはイタリア語由来で、「星から降りそそぐもの」を意味する言葉です。この星というのはハレー彗星のことではないかと思います。彗星は昔から、戦争や疫病などが起こる前触れとされていましたので、私としては、実際、天が人間を霊的に向上させるために、周期的に同種のエネルギーを降りそそいで浄化しているようにも思えます。物質的にみると、それはインフルエンザウイルスとして観察されるわけですけれど、病原体というのは、もともとは私たち自身のもつ汚れた意識が、私たちの鏡となるべく生命化したものではないかと考えています。つまり病原体というのは、私たちの滞った生命力から生まれた私たち自身の一部ではないかと思うのです。そういう意味では、病原体そのものが同種療法(ホメオパシー)の役割を担っているわけです。
そして、かぜというのはある種の浄化であるということです。私たちはかぜをひくことで、体毒を外に出していけるのですよ。だからそのかぜの症状を誘発してくれるインフルエンザ(流行性感冒)は、ありがたいということです。みなさんも、新型インフルエンザにかかって十分体毒を外に出しましょう。やっぱり流行には乗り遅れないようにしないと、なんたって新型ですからね。

年に1回はかぜをひいて大掃除するということは、昔のおばあちゃんやおじいちゃんたちが言ってくれていましたよ。そのとおりなのです。やはり、かぜをひくことで私たちは浄化されて体が健康でいられるし、心も健康でいられる。体と心、この1つが健康でなければいけません。体内に毒がたまっていると心も健康になりません。だって、体の調子が悪いと心も晴れないもの。なんか食べてもおいしくないもの。

ひとつ理解してほしいことは、体内に異物があるということは、自分じゃないものを自分とした、ということなのです。その異物に相当する偽りの心、つまりこだわりをもってしまったということになるのです。逆に、体から毒が出ていくと、体も調子がいいし、心もすがすがしくなります。こだわりが消えて心が自由になるわけですね。そうすると生きることが楽しくなってくるわけですよ。血が濁ると心も濁り、心が濁ると血も濁る。心と体はつながっていて、心が健康だと体も健康で、体が健康だと心も健康なわけです。

さきほども言いましたように、病原体というのは、私たち自身の病んだ心、滞った生命力が生命化したものだと思うのです。だからそういう病んだ心をもっている人、生命力が滞っている人は、そのパターンに合う病原体に感染して、その心とつながっている異物や体毒を排泄することをとおして、心も体も健康になっていくわけです。
体毒を排泄するということは、異物を非自己と正しく認識できたということなのですよ。だから病原体に染し、それを克服することをとおして自分の弱点を克服し、体や心が健康になると同時に霊的にも進化していけると思うのです。つまり、それだけ自分自身の命を生きられるようになると思うのです。だから私は、病原体はありがたい。インフルエンザウイルスはありがたいと言っているわけです。そして新型インフルエンザもありがたいものなのです。(『それでもあなたは新型インフルエンザワクチンを打ちますか?』p11~15より抜粋)

上記を読まれれば賢明な読者「年にいっぺんはかぜにかかりましょうよ。インフルエンザにかかりましょうよ。たいしたことはないのです。」の意味はおわかりになると思います。

かぜの効用というものがあります。それは、熱を出し、咳や鼻水などの排出を含め、体の中に溜まった体毒をデトックスしていこう文脈で使われた文章であることがわかると思います。

「物質的にみると、それはインフルエンザウイルスとして観察されるわけですけれど、病原体というのは、もともとは私たち自身のもつ汚れた意識が、私たちの鏡となるべく生命化したものではないかと考えています」

上記は、由井の直感に基づく仮説を言っている部分です。これは。唯物科学が絶対と信じ、柔軟性のない頭で考えるような教育を受けたインテリの方には、理解するには難易度が高すぎる内容かもしれません。これを理解するには、生命とは何か?という理解が不可欠になります。『ホメオパシー的信仰』(由井寅子:ホメオパシー出版)が理解の助けとなるでしょう。肉体の奥には心や崇高な目的を宿した魂があります。そしてその目的から逸れてしまうこと、自分本来の生命を生きないことが病気の根本原因なのですから、魂を無視した医学が真に人を癒す医学とはなり得ないのです。

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▼『ホメオパシー的信仰』(由井寅子:ホメオパシー出版)

http://www.homoeopathy-books.co.jp/cart/hp/index.php?m=prod_detail&out_html=detail_hp&syo_mas_num=PB092A

かぜというのはある種の浄化であるということです。私たちはかぜをひくことで、体毒を外に出していけるのですよ。だからそのかぜの症状を誘発してくれるインフルエンザ(流行性感冒)は、ありがたいということです。みなさんも、新型インフルエンザにかかって十分体毒を外に出しましょう。やっぱり流行には乗り遅れないようにしないと、なんたって新型ですからね。

ここまで読んでくれば、上の文章も解説せずとも、著者の真意はわかると思います。「新型インフルエンザ」が怖いと日本中で恐怖が煽られました。でも本当に怖かったのはインフルエンザだったのでしょうか。それともその恐怖に便乗して打たれるワクチンだったのでしょうか。

補足・追加

『それでもあなたは新型インフルエンザワクチンを打ちますか?』(由井寅子著)の第5章P119~127 には、「バクスター社の汚染ワクチン」「人口調節のための大型殺人ウイルス?」が書かれています。そこでは、日本を含む17ヶ国に備蓄されていた新型インフルエンザワクチン用の備蓄ワクチンに起こった重大な汚染事故について書いています。新型インフルエンザワクチン騒ぎの裏で、この重大な事件がなぜか報道されなかったのかと思います。また、第5章、P102~107 「輸入ワクチンに含まれるスクワレン」「スクワレンと湾岸戦争症候群」では、実際に、新型インフルエンザワクチンとして輸入されたワクチンに含まれる「スクワレン」がいかなる物質かということについて、解説しています。ぜひ興味のかる方は読んでみてください。

『間違いだらけの主張や陰謀論』②

もし予防接種に予防効果があったとすれば、それは予防接種によって重い病気になってしまい、症状も出せない、つまり病気を押し出せない弱い体になったということで、慢性化状態になったということを意味します。(予防接種によって達成される予防とは、突き詰めるとそういうことなのです。抗体を生産させその抗体をずっと血液中に高い値にとどめておくということは、異物(インフルエンザウイルス)が排泄されず、血液中にあり続けるということで・・・(23ページ)
これは間違いです。そもそもインフルエンザウイルスは、基本的に血液中にはいません。人の場合、喉とか肺とかの呼吸器というところに限定して感染しているからです。また、抗体産生するからウイルスがずっと残っているということもありません。抗体によりウイルスは免疫細胞によって排除されるからです。(『予防接種は「効く」のか?』より抜粋)

『ホメオパシー新聞』編集部
「これは間違いです。そもそもインフルエンザウイルスは、基本的に血液中にはいません」と言っていますが、なにも間違っていません。全文を読むと、血液中にとどまるのは、ワクチン接種によるインフルエンザウイルスの構成物について書いていることが明らかだからです。
自然感染によって体内に侵入し爆発的に増殖した場合、確かにインフルエンザウイルスに抗体が結合し、解熱剤など使わなければ短期間に免疫細胞によって排除されるでしょう。しかし、一度に大量の異物が血中に入った場合は、免疫系が混乱し、異物に抗体は結合しますが、それを排泄できないという状況になります。そして体のあちこちに滞留し、さまざまな障害を引き起こします。その排除には膨大な時間がかかること、そして100%体外排出もできないということが説明されていません。つまり予防接種により体内に入れられた物質は、血液中、また体内に長期間あり続けるのです。そして通常ならそれによって長期間抗体が存在し、長期間の予防効果を獲得することができます。しかしインフルエンザに関しては抗原となるタンパク質自体が短期間に変異してしまうため、免疫を低下させてまで獲得した抗体がなんの予防効果ももちません。インフルエンザワクチンはまさに百害あって一利なしです。

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これらのことは、「抗体=免疫」という間違った教義を現代医学で教育されている方にはなかなか理解できないでしょう。最新の免疫学では抗体は免疫においてそれほど重要ではないという見解が一般的です。にもかかわらずそれが一般化しないのはなぜでしょう。それを認めてしまうことはワクチン理論の基盤を失うことになり、それはワクチンの利権に与る人々にとってとても都合の悪いことだからです。さらにワクチンは現代医学の勝利の象徴として利用されてきた歴史があり、年々信用を失墜している現代医学において、ワクチンが実は万病のもとだったとなると医師の信用も権威も地に落ちることになるからです。つまり予防接種は現代医学の正当性を証明する最後の砦となっているからです。その砦が壊されたとき、現代医学に対する不信感は一気に膨れあがるでしょう。だから製薬会社も医師会もひたすら抗体=免疫という古くさい考えにしがみつかざるを得ないのです。『予防接種は「効く」のか?』が抜粋した部分だけ読む印象と、前後を含めて流れとして読んだ場合のギャップを感じてみてください。

会報誌からの抜粋記事「新型インフルエンザについて」

ここで、ホメオパシーとらのこ会で発行している『オアシス』に私が5月に寄稿した文章「新型インフルエンザについて」を紹介します。

新型インフルエンザについて
由井寅子RAH学長
とらのこ会会報誌『OASIS』45号(2009年6月号)掲載より
今、新型インフルエンザ(ブタインフル)で世間は大騒ぎしていますが、大事なことは、物事の本質を理解し、賢く対応するということです。理解されるべきは、以下のことです。

●症状はありがたい。病原体はありがたい。

●恐ろしい病原体がいるというのは幻想で、本当に恐ろしいのは免疫力の低下である。

●その免疫力を低下させるものの代表として予防接種がある。

●浄化のために起こる症状を抑圧することで、免疫力が低下してしまう。

●免疫力を高めるためには食生活を正し、体毒を排泄し、心と体のこだわりを解放し、自然体となるようにする。

以上のことを深く理解したら、迷いはなくなり、慌てることもパニックになることもなくなります。

一方で、この大騒ぎの背景には、予防接種をさせたい人々、現代医学の威信を取り戻したいと思っている人々、恐怖をあおって薬や予防接種に依存させたいと思っている人々の意図があることは想像に難くありません。すなわち、人々の健康の支配権を持ち、健康をコントロールしたいと思っている人々がいるということです。そしてそれは、彼らだけが悪いのではなく、私たち自身の中に、自分の健康の責任を他者に委ねたいという弱さがあることの反映でもあるわけです。結局のところ、誰も責めることはできず、すべては自分に責任があるわけです。

もう少し具体的に説明すると、もし本当に新型インフルエンザウイルスが恐ろしいのであれば、どうして日本の国内感染者163人(5月18日現在)はみな症状が軽いのでしょうか? 彼らは運がよかったのでしょうか? どうしてある人は感染し、ある人は感染しないのでしょうか? どうしてある人は症状が重く、ある人は軽いのでしょうか?

答えは簡単です。体毒がたまっている人、免疫が低下している人、浄化が必要な人が感染し、その程度が大きければ大きいほど症状も重くなるわけです。どうして体毒がたまってしまうのか。どうして免疫が低下してしまうのかですが、私の経験上、そのいちばんの原因は予防接種にあるといえます。二番目の原因として、薬による症状の抑圧が挙げられます。たとえ子どもが予防接種をしておらず、薬もとっていないとしても、ワクチンの悪影響や薬による症状の抑圧の悪影響は、親から子どもに受け継がれてしまいます。だから妊娠する前にホメオパスにかかり、体内をきれいにすることをおすすめします。

もし予防接種に予防効果があったとすれば、それは予防接種によって重い病気になってしまい、症状も出せない、つまり病気を押し出せない弱い体になったということで、慢性化状態になったということを意味します。予防接種によって達成される予防とは、突き詰めるとそういうことなのです。抗体を生産させ、その抗体をずっと血液中に高い値にとどめておくということは、異物(インフルエンザウイルス)が排泄されず、血液中にあり続けるということで(血液中に抗体や異物がたくさんあって、しかもそれを排泄することができない状態)、つまり慢性化して、血中がごみだめになっている状態と考えられるわけです。

また、血液中に異物があればあるほど、免疫力はその内側の監視にエネルギーを奪われ、その分、外からの侵入に対する防衛力は低下してしまうわけです。だから違う型のインフルエンザウイルスに感染しやすくなったり、ほかの感染症にかかりやすくなってしまうのです。このように血液中に異物があると免疫力が低下します。そして、免疫力が低下することで異物を排泄できなくなるという悪循環の中で異物が血液中にとどまり続け、慢性状態となってしまいます。ですから異物を一度に大量に、直接的に血液中に入れる予防接種は、一気に免疫力を低下させ、一気に慢性化状態にしてしまう可能性が高いのです。つまり、慢性病にさせ、急性病を出せなくすることで、あたかも予防効果があるようにみえるのです。

以上のことを考えたとき、最大の予防とは、健康であることとなります。予防接種によって、健康を犠牲にして達成される予防などナンセンスです。重いよろいかぶとを身につけて歩いていれば、確かに自動車にはねられても死なずにすむ可能性はあります。しかし、そもそもよろいかぶとを身につけていなければ、視界も良好で、身も心も軽く、危険を察知し、簡単に危機を回避することができたものを、よろいかぶとを身につけたために、視野が狭くなるうえに体が重く、俊敏に歩くこともままならなくなります。そういう状態というのは、自ら危険を引き寄せているようなものです。予防接種で行っている予防とは、まさにそういうことなのです。これをみなさんに理解していただきたいと思います。恐ろしい病原体などいないということ、ただ恐ろしいほどの免疫低下状態、不健康状態だけが存在するということなのです。

ですから前述したとおり、最大の予防は健康になること、つまり日々の食生活を正し、心と体のこだわりを解放し、インナーチャイルドを癒し、バイタルフォースをなみなみさんさんと流れるような生き方をすることがもっとも大切なことなのです。そして、インフルエンザにかかる人はその原因を自らの内に持っているわけですから、インフルエンザと同種のレメディーを事前にとり、インフルエンザと共鳴する体毒、心の毒を排泄し浄化すること、あるいは環境によってたまってしまった体毒を同種のレメディーで排泄しておくことで、予防することができるわけです。さらにインフルエンザのノゾーズ(病原体や病原組織由来のレメディー)をとることで、体に学習させ、免疫力を高め、予防効果をさらに高めることもできます。

しかし、そもそも新型インフルエンザも通常のインフルエンザと同じく、低下した免疫を活性化させる刺激にすぎず、その刺激を受けて、体を浄化しようとして熱やせきなどの症状が出るのですから、本来予防する必要もないのです。インフルエンザウイルスはありがたい、症状はありがたい、なのです。ときには、熱を出そう、鼻水を出そう、せきを出そう、嘔吐、下痢をして体の大掃除をしてあげようじゃないですか。かぜにかかることもできず、せきをすれば白い目で見られ、熱があれば隔離されるような世の中になってしまったら、日本国もおしまいです。(『それでもあなたは新型インフルエンザワクチンを打ちますか?』より抜粋)

いかがですか、普通のお医者さんやマスコミは教えてくれませんが大事な情報ですね。それでは、さらに見ていきましょう。

『間違いだらけの主張や陰謀論』③ 次に
インフルエンザ脳症という言葉は、誰かがインフルエンザのワクチンを接種させるために意図的につくりだしたのではないかと疑いたくなります。(48ページ)
人々の恐怖をあおり、ワクチン接種に向かわせる一環として、インフルエンザ脳症、という病名もねつ造され(49ページ)
残念ながら、この手の「陰謀論」や「ねつ造論」は世界のどこに行っても見られます。人々の恐怖をあおり、病気をねつ造してワクチン接種に向かわせようという話です。
 あいにく僕ら医者のほとんどは、ワクチンを接種したいがために病名を作るほど陰謀的ではありません。それに、インフルエンザワクチンが脳症を予防するというデータは、今のところ確たるものはないので、「脳症を予防することができますよ」とは僕らは主張していないのです。(『予防接種は「効く」のか?』より抜粋)

『ホメオパシー新聞』編集部
ここでは、論理のすり替えがおこなわれています。「インフルエンザ」自体で脳症が起こることはまれで、実際には「解熱剤」の副作用で脳症が起こることがほとんどで、また、時には予防接種の副作用(副反応)で脳炎、脳症が起きます。その実態を隠して、インフルエンザにかかると脳症になるかもしれないと恐怖を煽って、感染予防効果も定かでないインフルエンザワクチンを宣伝し、そしてインフルエンザで高熱が出ると、解熱剤の脳炎の副作用もしっかりと説明せずに解熱剤を処方する。これによって悲劇が繰り返されていることを理解する必要があります。

「あいにく僕ら医者のほとんどは、ワクチンを接種したいがために病名を作るほど陰謀的ではありません」と述べていますが、向精神薬のマーケティングのためにつくられる精神障害の様々な新しい病名はビッグファーマ(国際製薬資本)が広告代理店に考えさせている時代です。向精神薬の問題に取り組んでいる小倉謙氏がホメオパシー出版から、『数字で見る日本の精神医学の実像』(DVD)を発売しています。詳しくはそちらもご覧ください。新型インフルエンザについても、パンデミック騒ぎが製薬会社のマーケティングの一環だったことが既にスキャンダルとして欧州などでは問題となりました。海外のワクチンメーカーが、WHOのアドバイザーにパンデミック宣言することでキックバックを払っていたそうです。『ホメオパシー新聞』でも公表していますので興味のある方はそちらをご覧ください。確かに医者のほとんどは陰謀的でないかもしれません。しかし実際問題、上記に代表されるように陰謀の片棒を担がされている事実を認識する必要があるでしょう。

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『数字で見る日本の精神医学の実像』

http://www.homoeopathy-books.co.jp/cart/hp/index.php?m=prod_detail&out_html=detail_hp&syo_mas_num=PI007A

それでは、読み比べてみてください。そして「インフルエンザ脳症」について、書かれている部分も合わせて紹介します。

マスコミぐるみで恐怖をあおるインフルエンザキャンペーン

なくなりかけていたインフルエンザのワクチンですが、その後、当時の厚生省はアメリカに指示されるまま、高齢者や病気をもっていてインフルエンザにかかると合併症を起こしやすいと思われる人にワクチン接種を大々的にすすめるようになり、また勢いを盛り返してきました。さらに、インフルエンザ脳症という言葉が使われるようになり、あたかも脳症がインフルエンザウイルスによって生じるかのような印象を国民に与え、マスコミがインフルエンザは恐ろしい病気だと大々的に宣伝したことも大きいでしょう。
近藤誠医師によると「インフルエンザ脳症」という病名があるのは日本だけで、薬害を「インフルエンザ脳症」という言葉でごまかしているだけということです。実際のところ、脳症はインフルエンザに感染して生じるのではなく、アスピリンやボルタレンなどの解熱剤によって生じていたわけです。
この「インフルエンザ脳症」という言葉は、誰かがインフルエンザのワクチンを接種させるために意図的につくりだしたのではないかと疑いたくなります。というのも、この「インフルエンザ脳症」という言葉がマスコミに登場した1990年代後半から、再びワクチンの製造量が急増しています。そして1997年のトリインフルエンザ騒ぎなども影響し、2000年には750万本に達しました。2004年には国内のインフルエンザワクチンの製造量は2000万本を超えました。
人々の恐怖をあおり、ワクチン接種に向かわせる一環として「インフルエンザ脳症」という病名もねつ造され、厚生労働省もそれを放置しているとしか思えないのです。
マスコミが、インフルエンザ脳症やトリインフルエンザやインフルエンザで死亡したケースを大きく報道し、インフルエンザは怖い病気であるというキャンペーンを行い、人々に信じ込ませることで、インフルエンザワクチンが再びどんどん打たれるようになっていったわけです。

熱は用事があって出ている。

膿は白血球の死骸ですね。この膿が、腐ったようなにおいがしたりします。そういう場合は腐った牛肉の汁からつくったパイロジェンというレメディーを使います。パイロジェンのレメディーをどうやってつくるかというと、まず牛肉を太陽光線に、時間当てます。
そうすると肉の汁が出てきて、そのまま放っておくと腐って泡が出てきます。その腐った汁をアルコール溶液で希釈・振盪したものがパイロジェンです。希釈するといっても天文学的に薄めるので、原物質は、分子も存在しません。だけど腐った肉汁の情報はしっかり残っているのです。

このパイロジェンを砂糖玉に垂らしたものをとってもらうと、体は腐ったものが体に入ってきたと気づきます。腐った体に腐ったものをとることで、腐ったものが、倍になったように体は感じ、自己治癒力というバイタルフォースが触発されて、より多くの膿を体内から排出しようとします。まだ膿があるわけですね。こうなったら熱も出ますし、膿ももっとたくさん出ます。ここでホメオパシーは効かないと考えるのは大間違いで、効いているからこそ、このように熱や膿などの好転反応が起きるのです。ビワ灸でも鍼灸でもマッサージでもなんでも、腕のよい治療家がやると排泄反応(好転反応)が起きますよね。排泄反応も起こせないような治療は、本当の治療法ではないと私は思います。鍼をやったあとになにかちょっと肩が硬くなったりとかして、そして治っていくわけです。

私は、不要なものを出し切らないと治らない、ということを言いたいのです。不要なものを出すために、ホメオパシーでは腐ったものには腐ったものというふうに、同種のものを用いるのです。だけど本物の膿を入れるわけではなく、パターンだけを入れるわけです。私たちの体はパターンを感じることができるのです。
でも現代医学では、この部分が理解できないのですね。だから物質的に入れようとするわけです。それも毒や異物の物質を、本当は物質情報だけがあればすむのに、どうしても物質を入れないと効果がないと考えているのです。現代医学はこのようになったらやばい、亜鉛華軟膏を塗ろう。ステロイドを塗ろうとなるわけですよ。白血球の死骸、老廃物の死骸、粘液が、膿として出るべくして出るわけですが、そういうものを薬で抑えてしまうものだから、どんどん中に残って慢性病になっていくわけです。
このように、症状が病気だというのが現代医学。症状はありがたいというのがホメオパシーです。熱が出ると、現代医学はすぐ解熱剤を入れます。現代医学では熱はいけないものだからです。高熱が出ているのに薬でビヨーンと熱を下げてしまいます。すると、微熱は出せるけれど高熱は出せなくなってしまいます。熱が出なければ毒が溶けない。体毒が解けるためには熱が必要です。

何回も何回も解熱剤やタミフルを使ってどんどん熱を無理やり下げられた日本人は、35.5度とか低体温の人が多いですね。私なんか37度近くありますよ。
それで、ホメオパシーでは、熱が出たらベラドーナというレメディーを使います。このベラドーナという植物をそのままむしゃむしゃ食べると、ぐわーっと体が熱くなって、目がギラギラするのです。よく熱が出たときにウルウルした目になりますが、それと同じです。このベラドーナを天文学的な薄さになるまでアルコール水溶液で希釈・振盪を繰り返します。たとえば、30Cですと100倍希釈を30回繰り返したという意味で、10の60乗倍希釈となります。それがどれほどの薄さかというと、銀河系に涙を一滴垂らした程度の薄さです。もちろんベラドーナの原物質は、分子も入っていません。ただしベラドーナの情報(パターン)はアルコール水溶液にしっかり保存されています。このアルコール水溶液を砂糖玉に垂らしてレメディーができます。このベラドーナのレメディーを熱があるときにとると、自然治癒力を刺激して熱を出し切る方向にいくわけです。そしてバイタルフォースという自己治癒力は、熱を出し、粘液を溶かしたりして、老廃物を出し切ったら、熱はすっとひくのです。用事があって熱は出てきているのです。

熱性けいれんはこわくない。熱はこわくない

あるお母さんが、「先生、子どもが熱性けいれんを起こしているのですよ。ぴくぴくしているじゃないですか。目も白目をむいてますよ。恐ろしい。割り箸を入れなきゃ」と言うわけです。そこで私は「お母さん、子どもが寝るときによく観察してみてください。眠りに入ったあと、目を開けてごらん。白目をむいているから、子どもが眠りに入るとき、ぴくぴくするから」と言うんです。こういう状態というのは、高熱を出して免疫を動かすために、眠らせているだけなのです。眠ることによって、食べたり動いたりするエネルギーを使わなくてすむのです。だから子どもを寝かせるのです。寝るときはどの人も、白目をむいたりぴくぴくしたりするものなのですよ。ぴくぴくと筋肉をけいれんさせ、体は熱をつくっているのです。それをお医者さんが「熱性けいれん」と名前をつけたのです。熱性けいれんなんて言わないで、熱の眠りとか免疫の眠りとでも名前をつければよかったのです。脳に影響しないので、なにも怖くはないのですよ。
ある7歳の子どもが、16日間42度の高熱が続いていました。ホメオパスから私のところに、熱が下がらないので助けてくれと電話がかかってきました。それでその子の病歴を見ましたら、ザジテンという抗ヒスタミン剤を。年間とっていたことがわかったのですよ。これはザジテンのふたがあるから、ベラドーナを入れてあげてもそのふたが取れないかぎり熱が上がりっぱなしになるとわかったので、ヒスタミンを希釈・振盪したものをとらせなさいと伝えると、ホメオパスはちょうどそれを持っていたので、その場で子どもの口に入れました。すると、入れたとたんにさーっと熱が下がっていったのです。すごいですね。念のため16日間も熱が続いたので病院連れて行ったそうです。しかしなにも異常はなかったのです。42度の熱が続いたにもかかわらず脳も正常だった。熱があるのに解熱剤を出して熱を止めることは、明らかに危ないことなのです。はしか脳症というのはそういうことが多いですね。はしかで死ぬのではないのです。

インフルエンザ脳症は解熱剤が引き起こす薬害

インフルエンザではありませんが、西アフリカのガーナで行われた調査結果についてお話します。当時のガーナは食糧事情も悪くて、子どもたちの死亡率も高い国です。そこで、はしかにかかった子どもに解熱剤を投与した場合と投与しなかった場合で、どのような違いがあるのかを同数の子どもで調べてみました。そうしたら、解熱剤を投与した子どもの死亡率は35%以上だったのです。一方、解熱剤を投与せずに放っておいた子どもの死亡率は7%未満でした。この7%というのはガーナだからであって、これがもし日本だったら、食生活や衛生状態もしっかりしていますから死ぬことはまずないはずです。私は以前、はしかで死ぬ子どもがいるのは熱を止めるからではないかと述べたことがありますが、実際このように、はしかの際に解熱剤を使うことで死亡率が5倍になるという事実があったのです。
前述したとおり、近藤誠医師によると「インフルエンザ脳症」という病名があるのは日本だけで、薬害を「インフルエンザ脳症」という言葉でごまかしているというわけです。実際は解熱剤などの投与が原因で、こういった急性脳症が発症していると考えられているのです。こういった脳症は、インフルエンザ以外のみずぼうそうやはしかなどに解熱剤を使った場合でも起こる可能性があるわけですから、「発熱性感染症における薬剤性の急性
脳症」、すなわち欧米でいう「ライ症候群」と呼ぶのが正確なはずだと近藤医師は主張しています。それにもかかわらず、あたかもインフルエンザが原因で脳症が生じる病気であるかのような誤解を招く、「インフルエンザ脳症」という正しくない病名を、医師も国もそのままにしているのはどういうことだろうと思います。
ところで、「ライ症候群」というのは、発熱、けいれん、意識障害を主訴として、肝機能障害をともなう急性脳症で、オーストラリアの病理学者ライらによる報告にちなんで命名された疾患です。死亡に至る多くのケースでは、アスピリン等の抗炎症鎮痛剤が使われていることがわかっています。
アスピリンというのは、非ステロイド性抗炎症薬の代名詞ともいうべき医薬品です。抗炎症作用・解熱作用があり、1918年のスペインかぜのときも世界中の医師によって処方され、多くの人が死亡しました(第7章「ホメオパシーを実践した医師たちの証言」参照)。アスピリンは、内服して腸管から吸収された後、肝臓で分解され、サリチル酸になります。
サリチル酸は、肝細胞のミトコンドリアの働きを阻害し、いわゆるミトコンドリア障害をもたらすと同時に、糖をつくる働きを阻害し低血糖をもたらします。低血糖症はライ症候群で見られるものですが、肝機能障害によるあまりにもひどい低血糖では、意識障害はまぬがれないのです。アスピリン投与とライ症候群の発症は密接な関係があることが明確になっています。
結局、インフルエンザ脳症・脳炎は、ライ症候群と同じ症状であり、主にアスピリンによって生じていたということです。そして、ボルタレンやポンタールなどの解熱剤もアスピリンと同じようなメカニズムで作用することから、同一疾患と考えられます。ボルタレンは、2000年11月15日にインフルエンザに対しては使用禁止としなりましたが、ポンタールはいまだ禁止されていません。またボルタレンにしても、インフルエンザのときの使用が禁止されただけで、それ以外のかぜなどでは使ってよいわけですが、病原体がインフルエンザウイルスであろうとほかのウイルスや細菌であろうと、本来同じく危険なはずです。結局、抗炎症作用のある解熱剤、アスピリン、ボルタレン、ポンタール、ロキソニン、イブプロフェン、サリチルアミドなどは、一律に危険といえると考えています。
そもそも炎症とは、体が必要があって起こしているものです。炎症があるから、白血球が異物のあるとことに到着することができ、異物を食べたり、傷を修復してくれるのですが、その大事な炎症を止めたら、危険な異物を排泄したり傷の修復が遅れることにつながってしまうのは。やむをえないと思います。
まして発熱しているときというのは、前述したとおり、固まった体毒が溶けて血液中に回っている状態です。こういうときはその体毒によって、多少細胞が傷ついたりするものです。しかし炎症を起こすことで、速やかに修復作業がなされるのです。ところが、体毒が血液中をめぐっているときに、急に熱を止めたり、炎症を止めたりしたら、その傷ついた脳を修復することができず、傷ついたまま放置することにつながります。それが脳症、脳炎の真の原因ではないかと、素人ながら想像するわけです。そうでないとしても、熱があるときに解熱剤、それも抗炎症作用のある解熱剤をとることで、脳症・脳炎になる可能性が高いことは間違いのない事実です。
では、脳を傷つけるかもしれない体毒を回す原因となる熱を出さないようにすればいいじゃないかという話になるかもしれませんが、それではいつまでも体毒を排出することはできず、健康になることができません。大事なことは、急性の高熱が出たときは、自然治癒力を信じ、熱を信じ、炎症を信じ、ホメオパシーで自然治癒力を高め、抗炎症作用のある解熱剤は使わないことです。

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▼人はなぜ病気になるのか?

http://www.homoeopathy-books.co.jp/cart/hp/index.php?m=prod_detail&out_html=detail_hp&syo_mas_num=PA023A

いかがですか、普通のお医者さんやマスコミは教えてくれませんが大事な情報ですね。それでは、さらに見ていきましょう。

『間違いだらけの主張や陰謀論』④
インフルエンザワクチンは予防効果がありません、だからインフルエンザの予防接種をすればするほど、そのぶん免疫が低下するので、よりいっそうインフルエンザにかかりやすくなるというわけです。みなさんも経験があるのではないでしょうか、 私も多くのクライアントさんから、インフルエンザの予防接種をしたらインフルエンザにかかったと聞きました。いったいなんのための予防接種なのだろうと思います。本当に。だから、一度きちんと統計をとってみたらいいと思うのですよ。インフルエンザの予防接種をした人のほうが、インフルエンザやかぜにかかる確率がかなり高くなるはずです。(65ページ)
僕がびっくりしたのは、著者が、「統計をとってみたらいいと思う」と言っている。つまり、統計的にインフルエンザワクチンでインフルエンザが増えるというデータを見ているわけではないということです。見ていないのに、「よりいっそうインフルエンザにかかりやすくなる」と断じている。
すでに紹介したように、インフルエンザワクチンは、インフルエンザを予防する効果があります。また、インフルエンザの予防接種により、周囲の人もインフルエンザにかかりにくくなる、つまり「群れの免疫」ができることもすでに示しました。
 このような基本的な「統計」を読みもしないで、想像だけでワクチンを否定してかかる、というのは非常に危険な態度だと僕は思います。(『予防接種は「効く」のか?』より抜粋)

『ホメオパシー新聞』編集部
統計をとる前に、観察があります。そこから、ある種の法則性を見つけ統計や実験で検証していくのが仮説検証型という本来の科学的アプローチの姿勢ではないかと思います。まず現象という事実ありき、その法則性は後に見つけるものです。そして、何千、何万という臨床をしてきた人が、その実践の経験に基づいて判断し、「統計をとってみたらいいと思う」という発言は逆な意味で重みがあるのです。ちなみにおかしいんじゃないかと統計をとってみたら、「インフルエンザワクチンにはワクチンメーカーが宣伝していたような感染予防効果がなかった」というのが前橋レポートのオチです。この分野、本来は、政府やワクチンメーカーがしっかりとした追跡調査や統計をとっていないことが本当は問題なのです。そして製薬会社が自己の新薬を承認してもらうための、治験など、統計もデータが都合のいい数字だけが操作されているという事件も繰り返されています。現在問題となっているノバルティス・ファーマの降圧剤「ディオバン」不正論文事件は氷山の一角です。例えば、同じく大きな被害が出て問題となっている海外2社の子宮頚がん予防ワクチンですが、その一方の製造会社であるメルク社の子宮頚がんワクチン「ガーダシル」についても、自己免疫への安全性を証明した研究は、実はメルク社がスポンサーであったことが判明、後にその多くの部分が間違いであったことが米インターネットニュース配信の”Natural News”によって詳細に報道されています(” Merck Sponsored Study Returns Dubious Gardasil Autoimmune Safety Results、Monday, October 25, 2010 by: Tony Isaacs” 記事リンクhttp://www.naturalnews.com/030172_Merck_Gardasil.html)。

このような現実がありますので、逆に、データ・統計を見てしか物事を判断できない場合は、操作されたデータを信じて、結果的に判断を誤る場合も多いのです。特に、『予防接種は「効く」のか?』では、「すでに紹介したように、インフルエンザワクチンは、インフルエンザを予防する効果があります」と断定していますが、どのような「統計」を読んで、このように断言できたのでしょうか。
また、本当に病気がどうやって形成され、感染症がどうして生じるのか、さらにワクチンがどういうものかについての深い理解があるなら、統計をとらなくてもインフルエンザワクチンを接種することでインフルエンザになる可能性が高くなるのか低くなるのかを推測することはできると考えます。ちなみに「…はず」は断定ではなく、強い推測、根拠のある推測を意味する言葉です。意図的に「…はず」の言葉を省略し断定していると批判するのはおかしなことです。

それでは、読み比べてみてください。また、「第3章 ワクチン接種で体になにが起こるのか」を章ごと読んでいただくと、予防接種が予防するという神話の嘘がよくわかるので、興味ある方は、この本の第3章か『予防接種トンデモ論』を読んでみてください。

インフルエンザの予防接種をするとインフルエンザにかかりやすくなる。

予防接種をすると一度に大量の異物が入り、免疫系が弱体化し混乱すると述べたとおり、内側の戦争に免疫力が使われるので、外側に対する見張りがおろそかになってしまいます。そのため、ほかの病原体に対する免疫力が低下し、たいしたことのない病原体に感染して重症化しやすくなるのです。予防接種をしたときにほかの感染症に感染すると大変なことになってしまうというのはこういうことです。
あとで詳しく説明しますが、インフルエンザワクチンは予防効果がありません。だからインフルエンザの予防接種をすればするほど、そのぶん免疫が低下するので、よりいっそうインフルエンザにかかりやすくなるというわけです。みなさんも経験があるのではないでしょうか? 私も多くのクライアントさんから、インフルエンザの予防接種をしたらインフルエンザにかかったと聞きました。いったいなんのための予防接種なのだろうと思い
ます。本当に、だから、一度きちんと統計をとってみたらいいと思うのですよ。インフルエンザの予防接種をした人のほうが、インフルエンザやかぜにかかる確率がかなり高くなるはずです。

そしてもし、もともとかなり不健康な人がインフルエンザワクチンを打ち、それによってさらに不健康になり、その状態でインフルエンザに感染したら、インフルエンザウイルスがその人にとって非常に危険なものとなる可能性があるのです。
インフルエンザワクチン以外のワクチンには、確かに予防効果はあります。しかしそのワクチンによる予防の実態というのは、さきほども述べたとおり、感染症の慢性状態をつくりだすことにあるのです。感染症で死なないために、わざわざ免疫を低下させているのです。抗体=免疫という大前提が間違っているのです。
ある人は、でも自然にかかった人の抗体価を調べると実際高くなっているじゃないか、と言います。それは、体内でインフルエンザウイルスが急激に増えて、細胞で対応できなかったため一時的に抗体をつくり、異物に目印をつけただけです。健康であれば、それもやがて速やかに減っていきます。しかし、血液中にいきなり入ってきて免疫系が混乱して抗体がつくられた場合は、抗体は長期間血中にとどまることになります。
パソコンでもいったん処理がパンクしてしまうと、その処理を終わらせるのに通常の10 倍、いや、ときには100倍も長くかかるということは経験したことがあるでしょう。そういう場合は、待っていられなくて電源を切って強制終了させてしまいますよね。でも体の場合は強制終了させることはできません。だから処理できる許容量を超えてしまうと、体から異物を出すのに何年もかかるというようなことになってしまうわけです。これがワクチンの長期予防の秘密なのです。そして病原体にさらされることによって、さらに過剰に抗体をつくることになるでしょう。インフルエンザが流行している時期、インフルエンザにいちばんさらされている医師が、なぜかインフルエンザの抗体価が低かったりします。抗体が免疫であるというなら、その抗体価が低い医師はどうしてインフルエンザに感染しないのでしょうか? またどうして抗体ができないのでしょうか?
つまり、抗体は免疫力の指標ではなく、免疫低下の指標と考えたほうが正しいのです。それだけ血中(体内)に異物があるというあらわれなのです。抗体が過剰にあるということは、アレルギー体質だといえ、そういう人は腸が慢性的な炎症状態にあり、それによって未消化のものが血中に入りやすくなり、さらにいろいろなものにアレルギー反応を起こすという悪循環になるのです。そしてそのおおもとが、ワクチンの異物にあると私は考えているのです。(『それでもあなたは新型インフルエンザワクチンを打ちますか?』より抜粋)

いかがでしょうか。この部分の理解はとっても重要なので、ぜひ興味がある方は、まるごと読んでみてください。それでは、さらに見ていきましょう。

『間違いだらけの主張や陰謀論』⑤
「ワクチンが無効」という主張だけは反証しておきたい
さらに、由井氏は、予防接種を受けると人間が「動物化」すると主張します。それはジェンナーが牛から得た牛痘を使って予防接種した故事を援用し、もともとウシの病的生命の一部を埋め込まされたわけですから、人がウシ化するのも当然ではないかと思うのです。(92ページ)
さらにはその根拠として、

予防接種の重度の被害者の映像を見ていたとき、私には彼らがウシに見えたり、サルに見えたり、ニワトリに見えたのです。本当に。(93ページ)
予防接種被害者もバカにされたものですね。ホメオパシーの実践者すべてがこのような心ないコメントをされるのか否か、僕は寡聞にして知りませんが、日本のホメオパシー業界での重鎮がこのようなコメントを本にされているのは大いに問題だと思います。
繰り返しますが、ホメオパシーそのものの価値や効能については、僕は完全にノーコメントです。ホメオパシーに頼る患者さんも否定しません。
なにしろ、世の中には本当にたくさんの人がいろいろな病気で苦しんでいます。多くの病気は原因が分かりません。現代医療ではなかなか治りません。自分や家族がそのような不遇な状況にあって、それを「予防接種のせいである」と思ったり、「ホメオパシーで治療したい」という感情がわき上がってきたとしても、それはかなり自然なこと、納得のいくことだと思います。
しかし、ワクチンが無効である、という彼らの主張は事実無根で反証はたくさん存在します。この点だけは臨床屋としてきっちり反論しておこうと思います。(『予防接種は「効く」のか?』より抜粋)

『ホメオパシー新聞』編集部
この文章は以下の章でとりあげられている部分を切り取って紹介しています。
「第5章 インフルエンザワクチンの有害性  予防接種で人間が動物化する?」
この本は新型インフルエンザ問題が騒がれ、人々が心配の渦に巻き込まれていた2009年秋に行われた由井寅子(JPHMA会長)の講演内容を本にしたものです。そして講演ではたとえ話の意味も含めて、「予防接種で人間が動物化する?」で話したエピソードを話しています。「?」のマークの意味もわからなかったようです。
それより、もう1つのここでの論点は、予防接種のワクチンは、様々な動物の細胞を使って製造されていること。そして、ワクチン自体が動物や昆虫などのたんぱく質、遺伝子やその動物のウイルスで汚染されていて、現在の技術では汚染を100%除去することはできないという事実です。そのような汚染されたワクチンを体内に入れることのリスクを警告しているのです。動物由来の病原性ウイルスも一種の生命です(生物学ではウイルスを生物とは定義していないかもしれませんが…)。ここでも生命というものの本質を理解できていないと、ここに書かれた機知と、その奥にある深い意味を理解することはできないでしょう。そういった視点も含めて、予防接種で、人間でない動物のタンパク質や遺伝子や汚染ウイルスを、予防接種という不自然な形で体内や血中にいれてはいけないのです。それでは、『予防接種は「効く」のか?』の抜粋部分と、読み比べてみてください。

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予防接種で人間が動物化する?

新型インフルエンザはもともとはブタのインフルエンザですが、そもそも、ブタのインフルエンザに人間が感染するということは、本来ありえないことなのです。前述したとおり、病原体はもともと「種特異性」という原則があって、ブタはブタだけ、トリはトリだけ、そしてヒトはヒトだけに感染するというようになっていて、ブタに感染する病原体は、本来トリや人間に感染しないし、人間に感染する病原体はブタやトリに感染しないという原則があります。
この病原体に種特異性があるのは、私の想像ですが、おそらく病原体というものが、もともとそれぞれの種(生物)から生み出されたからではないかと考えています。つまりそれぞれの生き物の生命力の滞り(病気)から生まれたものが、その生き物に対する病原性ウイルスや病原性細菌で、それゆえに、その生き物に対してのみ病原性をもつのではないかと考えるのです。簡単に言えば、その生き物の病気が生命化したものが病原体であり、もともとその生き物の一部であるがゆえに、その生き物に感染し病原性を有するのではないかと考えるのです。
だからブタはブタの病原体に感染し、ニワトリはニワトリの病原体に感染し、ヒトはヒトの病原体に感染するのではないかと思うのです。ブタはブタの病的傾向と病気があり、ニワトリはニワトリの病的傾向と病気があり、ヒトはヒトの病的傾向と病気があるといえます。人や家畜、そして人の手が加わっている生き物ほど病気になりやすいのは、それだけその生き物本来の生命、すなわち自然から離れてしまっていることを意味するでしょう。
しかし、極度に免疫力が低下すると、種の壁を越えて人以外の動物や植物に感染する病原体にも感染してしまうことがあります。それだけ自己と非自己を認識する力が弱っているという証拠でもあるわけです。人間だけではなく、家畜も狭い場所に押し込めるなどして不自然な環境の中で免疫力が低下していますから、やっぱり病原体に感染しやすくなっています。ですから、免疫が半減して非自己と自己の区別がつかないような状態になったら、ブタのインフルエンザやトリのインフルエンザでさえも感染してしまい、撃退できなくなってしまうわけです。要するに、ヒトとブタの区別、ヒトとトリの区別もできないほどに免疫力が低下しているということなのです。
そしてニワトリやブタの病原体に感染することで、人間がニワトリ化したり、ブタ化すると考えることは、荒唐無稽な話でもないでしょう。私がこのような話をすると、みなさん一斉に眉に唾をつけるのですが、ニワトリやブタの病原体に感染するということは、ニワトリやブタの病気を受け入れてしまったか、あるいはもともとニワトリやブタの病気をもっていたということを意味すると思うのですよ。
そこで私は、どうして人間がニワトリ化したりブタ化したりするのかと考えてみたのです。もちろん、免疫が極端に下がると、自己と非自己の区別が極端につかなくなり、種の壁を越えて感染してしまうというのはわかるのですが、どうしてこんなにも多くの人が感染するのか不思議に思うのです。
そもそもジェンナーは牛痘を使って予防接種をしました。人の体に傷をつけてウシに感染する病原体を直接的に擦り込んだのです。これで多くの人がウシの病気を埋め込まされたわけです。すなわち、もともとウシの病的生命の一部を埋め込まされたわけですから、人がウシ化するのも当然ではないかと思うのです。
次にパスツールが登場し、今のワクチン開発の基礎をつくりあげました。それはどういう方法かというと、ほかの動物を使って病原体を弱毒化するというものです。ヒトの病原体を動物に埋め込み、動物の中で変異させて人間に使うという方法です。パスツールは狂犬病ウイルスを弱毒化させるために、イヌやウサギを使いました。ちなみにインフルエンザワクチンのような生ワクチンではない不活化ワクチンの場合は、弱毒化させる必要はありません。
このように、ほかのさまざまな動物の病気がワクチンを通して人に埋め込まれることで、人の生命が多少でも動物化していったということは全くありえないことではないと思うのです。そもそも私がそのように思った理由は、予防接種の重度の被害者の映像を見ていたとき、私には彼らがウシに見えたり、サルに見えたり、ニワトリに見えたのです。本当に。
今やワクチン製造は、ネズミの脳みそを使ったり、イヌの腎臓やサルの腎臓を使ったり、ニワトリの卵を使ったり、要するに、子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥を使って変異させて、動物の病気に変化した病原体を人間に注射しているわけです。
ちなみにパスツールと同時代を生きたイギリスのホメオパス、バーネット医師は、このパスツールの方法を「ただならぬ方法で希釈している(毒性を薄めている)」と批判し、「希釈するなら、ホメオパシーで十分である」と、ホメオパシーでの予防方法を実践し、成果をあげていました。パスツールとバーネットに関するストーリーは拙著『予防接種トンデモ論』をお読みください。

インフルエンザワクチンの作り方

さて、インフルエンザワクチンの作り方ですが、インフルエンザワクチンの場合は、日本ではニワトリの卵を使います。ウイルスは生きた細胞の中でしか繁殖できないからです。
ほかのワクチンはまた別の動物が使われます。たとえば、ポリオや、型肝炎はサル、はしかや風疹はウサギやニワトリ、日本脳炎はサルやネズミです。
その卵は有精卵、ひよこになる卵でなければなりません。ひよこが生まれる前に卵の上部にパカッと穴を開けて、インフルエンザウイルスを直接注入します。その穴をふさいで3日ほど温めたのち、ウイルスを含む液体を卵から注射器で抜き取ります。そして遠心分離機にかけてウイルスだけを沈殿させます。そんなもので卵の成分とウイルスが完全に分離されると思いますか。されませんよ。やっぱり卵のタンパク質だとかが混入してしまう
のです。それを皮下注射で打つから、卵アレルギーになったりするわけです。
私たちはトリ肉や卵を食べるにしても。口から食べて腸でアミノ酸に分解して吸収し、自分のタンパク質に変えていきます。しかし、ワクチンは口から入ってこないのですよ。皮下注射で血液中に卵のタンパク質が入っていくから抗体ができて、卵アレルギーになってしまう。だいたい、サルやニワトリのタンパクなんていうものは、血中にはありえないものです。だから、子どもたちがいろいろなタンパク質アレルギーになってしまうということもあるのです。
さて、遠心分離機にかけてウイルスを集めたらそれをエーテルで処理し、ウイルスをバラバラにします。それにホルマリン(ホルムアルデヒド)を加えてウイルスを完全に死滅させます。ホルムアルデヒドは発がん物質です。そういうものが直接的に血液中に入っていくなんて、全く恐ろしいことです(『予防接種トンデモ論』参照)。そのうえチメロサールというエチル水銀化合物が加えられます。水銀なんて猛毒です。まして有機水銀なんてさらに悪い。このチメロサールは妊婦用ワクチンの100万本を除き、国産の新型インフルエンザワクチンのすべてに入っています。輸入ワクチンにも入っています、ホルムアルデヒドは妊婦用も含め全部に入っています。(『それでもあなたは新型インフルエンザワクチンを打ちますか?』より抜粋)

「しかし、ワクチンが無効である、という彼らの主張は事実無根で反証はたくさん存在します。この点だけは臨床屋としてきっちり反論しておこうと思います」(『予防接種は「効く」のか?』より抜粋)

私たちは「ワクチンは無効である」と主張しているのではありません。ワクチンが有害であること、またリスクが大きいのに、感染予防などの顕著な効果がなく、免疫力の低下や長期に及ぶ健康被害につながっている事実を公表しているだけです。
『予防接種は「効く」のか?』には、予防接種に関連して、事実でない、読者を誤解される内容が数多く書いていますので号を変えて、ホメオパシーや予防接種に対する引用、コメントについての問題点について、事実と比較しながら解説していきます。

参考図書

『予防接種トンデモ論』
『それでもあなたは新型インフルエンザワクチンを打ちますか?』
『ホメオパシー的予防』
『ホメオパシー的信仰』
『インナーチャイルドが叫んでいる!』
『インナーチャイルドが待っている!』
『インナーチャイルドが願っている!』
『予防接種は果たして有効か』
『ハーブ・マザーチンクチャー』
『とらこ先生通信』

(以上ホメオパシー出版刊 http://www.homoeopathy-books.co.jp/

『毒と私』(幻冬舎刊)
『愛の時代へ向かってホメオパシーにできること』(新日本文芸協会刊)

参考DVD  

『人はなぜ病気になるのか』
『インナーチャイルド癒しの実践』
『数字で見る日本の精神医学の実像』

以上ホメオパシー出版刊 http://www.homoeopathy-books.co.jp/

参考映像リンク 

インターネット ユーストリームTV番組「とらこ先生の人生相談」
http://homoeopathy-life.jp/index.html#ustream
※過去の映像もアーカイブで視聴可能

2013年9月 NPO薬害研究センター(代表 内海聡)主催
第三回精神薬の薬害を考えるシンポジウム(とらこ先生発表)

http://www.youtube.com/watch?v=6aJXZwuoHiw

とらこ先生「ZENホメオパシー 東京講演録(2012年3月収録)」
http://www.youtube.com/playlist?list=PL-tyRmluxcTxhi8hNAZJd-abwk3hZL45X
今もっとも伝えたいこと とらこ先生幸塾インタビュー(2012年5月公開)
http://www.youtube.com/watch?v=qRTtldgW05E

ホメオパシー出版スタッフブログより

▼なぜホメオパシーは嫌われるのか?(その1)――予防接種トンデモ論より引用――
http://blog.homoeopathy-books.co.jp/2012/01/post-08b5.html

▼なぜホメオパシーは嫌われるのか?(その2)――予防接種トンデモ論より引用――
http://blog.homoeopathy-books.co.jp/2012/01/post-31bd.html

▼なぜホメオパシーは嫌われるのか?(その3)――予防接種トンデモ論より引用――
http://blog.homoeopathy-books.co.jp/2012/02/post-e60e.html

▼なぜホメオパシーは嫌われるのか?(その4)――予防接種トンデモ論より引用――
http://blog.homoeopathy-books.co.jp/2012/02/post-0142.html

▼なぜホメオパシーは嫌われるのか?(その5)――予防接種トンデモ論より引用――
http://blog.homoeopathy-books.co.jp/2012/02/post-bdf5.html

▼なぜホメオパシーは嫌われるのか?(その6)――予防接種トンデモ論より引用――
http://blog.homoeopathy-books.co.jp/2012/02/post-e1a8.html

▼なぜホメオパシーは嫌われるのか?(その7)――「予報と予防接種概論」の感想から引用――
http://blog.homoeopathy-books.co.jp/2012/02/post-0937.html

2013年4月28日 (日)

意図的? それとも調査不足? 
「200年経ってもまだ科学的証拠のないホメオパシー」ネットメディア”wired. jp”が事実に基づかない記事を配信

2013年4月20日に「200年経ってもまだ科学的証拠のないホメオパシー」と”wired. jp” が、事実に基づかないイタリアで報道されたホメオパシー叩きのキャンペーン記事を真偽も確かめずにそのまま配信した(http://wired.jp/2013/04/20/homeopathy/)。

それを楽天infoseekなどインターネットニュースメディアが右から左へ報道した。

実は「200年経ってもまだ科学的証拠のないホメオパシー」と題されたこの記事は、イタリアでホメオパシーバッシングを意図して書かれた偽情報(キャンペーン)記事だった。これにより、また多くの方が事実でない情報を事実と信じ込みました。 典型的な報道被害にあたる事例です。

世界で10億人以上が愛用するホメオパシー、自己治癒力を触発することによって、健康になっていく、副作用もない安全な療法、そして人間にだけでな く、動植物にも大きな成果をあげているホメオパシー。海外の誹謗・中傷記事が、内容・事実の検証もなしに再び流されたことは大変残念なことです。

そこで、JPHMAでは嘘が真実とならないように、事実を「ホメオパシー新聞」に公開して、何が正しいのか事例1つ1つをケーススタディーとして解説、紹介していくことで、事実は何かを、しっかりと国民に理解してほしいと思います。

合わせて、間違った内容をまるで事実であるかのように報道した、wired. jp(日本版)の運営会社には、事実についての説明と、結果的に誤った情報を掲載したことへの謝罪と事実訂正を求める文書を日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)から提出しました。
その内容も含めて紹介します。

wired. jp運営
コンデナスト・ジャパン(http://corp.condenast.jp/

〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-11-8 大菅ビルディング 3階
代表 北田 淳様

2013年4月20日配信「200年経ってもまだ科学的証拠のないホメオパシー」について

日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)と申します。
私たちはホメオパシーについて、事実に基づく正確な情報が広がるよう活動しています。

貴社が、日本語に訳し2013年4月20日配信した「200年経ってもまだ科学的証拠のないホメオパシー」という記事を拝見しました。
この 記事はもともと人々がホメオパシーに対してネガティブなイメージを抱かせるためにイタリアで行ったキャンペーン記事ですが、それをそのまま日本語に訳し掲 載したことに大変憤りを感じています。この記事を読んで多くの人がホメオパシーを大きく誤解してしまうことが懸念されます。そうなると、本来ホメオパシー 療法の恩恵に与ることができたであろう多くの人々が、その機会を逸してしまうことになります。現代医療でも治療法のない発達障害にもホメオパシーは有効で す。とりわけワクチンの害をホメオパシーのレメディーでとっていくことで大きく改善していきます。このような素晴らしいホメオパシーをこのような捏造記事 で誤解させるのは本当に残念でなりません。加えて、事実でない情報をそのまま配信し、それを多くの方が右から左へ信じて再配信するという報道被害が広がる 典型的のケースとなりました。

つきましては、事実を再確認いただき、謝罪文、及び訂正記事の掲載を要求します。なお、貴社の記事をそのまま多くのニュースサイトやブログが転載、配信したため、日本でも多くの方々がホメオパシーを誤解することになりました。

つきましてはドイツ人医師 ハーネマン博士が確立し、世界で10億人以上が愛用しているホメオパシーについての名誉を回復し、ホメオパシー療法に対 する正しい情報を国民に公開するために、貴社wired. jpが配信した内容のどこが事実と異なっているかについては、JPHMA「ホメオパシー新聞」を通じて公開していき、間違った認識や「偽情報」の訂正活動 を行っていきます。

今回報道された記事が間違いであったことを読者に伝える記事とホメオパシーに関する正しい記事(訂正記事)の掲載を強くお願いします。
そして今後は正確な情報を発信していただくよう、強くお願いします。

お返事お待ちしております。

日本ホメオパシー医学協会 理事一同

以下、順を追って、貴社が掲載された記事の問題点、間違いを説明していきます。

<タイトル・リード部>

wired. jp2013年4月20日「200年経ってもまだ科学的証拠のないホメオパシー」
http://wired.jp/2013/04/20/homeopathy/

「200年経ってもまだ科学的証拠のないホメオパシー」

創設者ザムエル・ハーネマンが誕生した4月10日に、国際ホメオパシー医学の日が祝われた。しかし、この療法の効果に関する科学的証拠はまだ存在しない。

JPHMAコメント

まず、「200年経ってもまだ科学的証拠のないホメオパシー」というタイトルと「しかし、この療法の効果に関する科学的証拠はまだ存在しない。」と いうリード自体が事実無根の誹謗中傷であり、情報操作を目的としていることは明白です。なぜなら、少し調べるだけで、ランセット、BMJ、ピディアトリク ス、小児感染症ジャーナル、チェストやその他多くの高く評価されている医学誌や科学雑誌に公表されているクオリテイの高いホメオパシーの研究を見つけるこ とができるからです。確かにこれらの雑誌の一部はホメオパシーについての研究の否定的結果を公表してはいるものの、肯定的な研究結果のほうが否定的なそれ を遥かに上回ります。ホメオパシーが有効であるとする科学的証拠は、数えきれないほどあります。ホメオパシーの記事を書く以上、記者の責任としてホメオパ シーについて調べることは当然ですが、ほんの少し調査すればそのような文献はいくらでも見つかるのであり、この事実を記者が知らないということは考えられ ないからです。ましてイタリアの記者であればなおさらです。

つまり、今回の記事のように、事実をねじ曲げてホメオパシーの効果を立証する研究は存在しないとマスメディアが触れまわるのには、あからさまな嘘をついてまでホメオパシーのネガティブキャンペーンをしなければならない理由があるからです。

以下2月にホメオパシー新聞でも紹介したカナダの新聞に公表された記事の内容を参考に読んでみてください。

2013年2月15日 (金)版「JPHMAホメオパシー新聞」より

カナダでは、マスコミ・主要紙(National Post)でも、ホメオパシーの有効性が堂々と報道されています。
「伝統医療に せよ、代替医療にせよ、他のどんな医療よりも、ホメオパシーの費用対効果が高いということを示す大規模研究を、スイス政府が委託し、2011年にその結果 が発表された。うなぎ昇りの医療費に苦しむ各国の政府も、この事実に耳を貸すべきだろう。」(カナダ・ナショナルポスト紙)

詳細全文は下記リンクより確認ください。
http://news.jphma.org/2013/02/national-post-f.html

JPHMAコメント

今回の貴社wired.jp記事では、タイトル、リード部でホメオパシーについて、事実でない「嘘」の情報で印象づけた後には、前半部はホメオパシーがイタリアで普及しているという事実を述べています。

さすがに、人口の2割が現在も愛用しており、その効果を多くのイタリア市民が実感している中で、すぐばれる嘘はつけないため、ホメオパシーが普及し ているという事実を前半は語っています。しかしそうなると記事の論点から、イタリア国民の2割は、単なる砂糖玉を有り難がってなめている騙されやすい愚か な人々となってしまいます。もし本当に単なる砂糖玉だったら200年もの長きに渡って騙され続けるでしょうか?それも原物質が存在しないと知っていながら です。また今回のように度重なるホメオパシーのネガティブキャンペーンにもかかわらず、どうして人々はホメオパシーを使うことをやめないのでしょうか?  そういう厳しい悪条件の中でもイタリア国民の2割がホメオパシーを愛用しているという事実が、ホメオパシーには単なる砂糖玉以上の効果があることの反映と 考えるのが自然でしょう。

いくらそれはプラセボ効果だよと言ったところで、ホメオパシーの効果を実際に体験した者にとってそれがプラセボ効果でないことは自分の経験に基づく 真実であり、それを覆すことはできないのです。とりわけ、赤ん坊、子供、動物に対して使ってみたことのある人はわかると思いますが、その効果は一目瞭然で あり、疑う余地のないものだからです。だからマスメディアによるしつこいネガティブキャンペーンにもかかわらず、ホメオパシー愛用者が減っていかないので す。それどころかこのような記事が出るたびにマスメディアに対する不信感が募り、今では「またやっているわ、懲りないわね」と冷ややかな態度でマスメディ アを見ている人が多いのです。これは単なる推測ではなく、イギリスの現地調査から明らかになったイギリス国民の生の声なのです。おそらくヨーロッパは同じ ような状況であろうと推測します。

後半で引用された御用学者エルンストが、ホメオパシー叩きを意図して『代替医療のトリック』(日本語版題名)という本を書きましたが、その本の中で 1つの章を割いて、ホメオパシーを偽情報で誹謗中傷しています。その際にも、同様に、最初にホメオパシーが国際社会でいかに浸透しているかという説明(事 実)から入っています。ホメオパシーが市民権を得ている欧州でいきなり、すぐばれる嘘を書くわけにはいかないからです。

しかしながら、この本が日本で翻訳・紹介された際には、バッシングする側の誤算がありました。既にホメオパシーが広く親しまれている欧州と違い、日 本はまだ人口の0.3%しかホメオパシーを利用していなかったことです。日本で2010年に行われたホメオパシー叩きの手法は欧州とは違っていました。

日本のバッシングは、ホメオパシー利用者を一般大衆から区別された、特別な「カルト」や「新興宗教」「信者」など異質な集団と印象づけ差別しようと しました。こうした意図的なキャンぺーンが朝日新聞などによって6ケ月に渡って続けられました。誤算というのは『代替医療のトリック』の最初の部分を読ん だ日本人が、「え!?なぜこんなに世界で広く医療関係者の間でも、また多くの人々が利用しているのか」に驚いたのです。漢方につぐ、利用人口の多い療法を 日本のマスコミではカルトとたたき、欧米では多くの統合医療に関わる医師が使っているホメオパシーのレメディーを医療現場から追放するという世界の潮流に 逆行したバッシングが行われたのです。

wired. jp2013年4月20日「200年経ってもまだ科学的証拠のないホメオパシー」

1,100万人のイタリア人が、折にふれホメオパシー薬を服用している。
(ヨーロッパ政治経済社会研究所〈EURISPES〉のデータ。イタリア・ ホメオパシー・補完医療学会〈SIOMI〉によれば600万人とも)。しかし、その効用は現在でも公式には証明されていない。

4 月10日に国際ホメオパ シー医学 デーを祝った人はたくさんいたはずだ。この日はホメオパシー医学の創始者、ザムエル・ハーネマンの誕生日だ。彼は1806年に、ホメオパシーの基礎となる 「類似」の法則を表明した。 (“similia similibus curantur”、つまり「類似したものは類似したものを治す」というもの)この法則によると、ある病気はこれを健康な個人に引き起こすのと同じ物質 を、無限に薄くして用いることで治療できるはずだという。 国際ホメオパシー医学デーは、国際ホメオパシー医学連盟(Liga Medicorum Internationalis)が制定、今回で10年目を迎えた。この日から、毎年4月10日から16日までの1週間行われている世界ホメオパシー認識 週間(World Homeopathy Awareness Week)の幕が開く。 

今日ホメオパシー医学は、世界で最も普及した代替、非伝統的、補完医療(呼び方はさまざまだ)となっている。特にちょっとした病気や、伝統的医療 の二次的治療アプローチに利用されている。

JPHMAコメント

ちなみに本文で紹介されている「世界ホメオパシー認識週間(World Homeopathy Awareness Week=WHAW)」は、ハーネマン生誕250周年を記念してつくられたもので、世界ホメオパシー認識機関(World Homeopathy Awareness Organization)の 初代会長 ガブリエル氏が提唱し2005年にスタートしました。

JPHMAは設立当初からWHAWの活動に参加し、海外にも日本の活動を積極的に紹介してきました。 2013年のWHAWのテーマは「災害とトラウマへのホメオパシー」。

311東日本大震災で多くの犠牲者を出し、また震災時に海外のホメオパシー関係者からたくさんの応援メッセージを受けた日本のホメオパシー団体の代 表として、今回の週間に先立ち由井会長が、ホメオパシーでの災害対策への日本の経験を世界各国に向けて情報及びメッセージとして発信しました。

その内容が以下リンクです。
http://jphma.org/international/info_2013226.html
さらに3月9日には、原発事故という放射能災害に見舞われた福島県福島市で、「災害を乗り越えた福島だからこそ知り得たもの ―大いなるものに生かされて― 」をテーマに災害、トラウマ対策を兼ねてイベントを実施し、福島の方々のインタビューも海外に届けられました。

その講演の模様や参加者の感想は以下リンクです。
http://www.homoeopathy.ac/10seminars_about/others/392013.php

また、1月の由井会長の被災地訪問・支援活動がユーストリームにも公開されています。
ホメオパシーを通しての放射能災害支援活動がどういったものなのかを感じ取れる映像なのでぜひ見てほしいと思います。
http://www.ustream.tv/channel/homoeopathy-life#/recorded/29868213

なお、ホメオパシーについて事実を記したと書きましたが、上記で紹介した前半部分でも、「その効用は現在でも公式には証明されていない。(wired.jp)」、「治療できるはずだという。(wired.jp)」、「特にちょっとした病気や、伝統的医療 の二次的治療アプローチに利用されている。(wired.jp)」といった心理的な印象操作の手法に基づく表現が散りばめられていますが、これは同時に、この文章の後のホメオパシーを叩く予備的心理的効果を狙った表現でもあります。

ちなみに、「伝統的医療の二次的治療アプローチ(wired.jp)」と訳していますが、”conventional medicine”という英文で「伝統医療」と訳すよりも「現代西洋医学」と置き換え、「現代西洋医学の二次的(=補完)治療アプローチ」と表現した方がわかりやすいかもしれません。

wired. jp2013年4月20日「200年経ってもまだ科学的証拠のないホメオパシー」

しかし、科学的手法によって得られる科学的証拠は存在していない。

JPHMAコメント

前半でホメオパシーが普及していることを解説しながらも、「しかし、科学的手法によって得られる科学的証拠は存在していない。(wired.jp)」という一文によって、何かホメオパシー全体を否定するようなレトリックとなっています。

ホメオパシーの有効性に関するメカニズムについては確かに科学的には完全に解明されていないかもしれません。しかしホメオパシーの有効性については 上述したとおり疑う余地のないものです。科学の常識と合わないからと言ってその現象を否定してしまったらそれは科学という名の狂信集団となってしまうで しょう。観察された現象や事実よりも理論が正しいということはあり得ないからです。

最初にホメオパシーの有効性に関するメカニズムについては科学的には完全に解明されていないかもしれないと書きましたが、科学的に説明することは可 能ですし、ノーベル賞を受賞したリュック・モンタニエ博士の実験によって(そして、彼の他の同僚たちによる数多くの実験によっても)、原物質の電磁信号は 水の中に残存し、ホメオパシーのレメディーとなっても驚異的な生物学的作用を発揮することが解明されています。

また、上述した通りホメオパシーの有効性について様々な次元での科学的証拠が存在します。「ホメオパシーが有効であるという証拠はない」とホメオパシーバッシングで繰り返される嘘の報道については、過去何度も「ホメオパシー新聞」で取り上げてきました。

特に2010年8月、事実を捻じ曲げて日本学術会議の金澤会長(当時)が「ホメオパシーは非科学的、荒唐無稽」と発表した内容について、JPHMA「ホメオパシー新聞その7」の中で詳しく解説していますので、以下のリンクの内容をよく読んでいただければと思います。

▼「ホメオパシー新聞その7」(日本学術会議のホメオパシー談話解説) http://homoeopathy-life.cocolog-nifty.com/news/2010/08/7-c1bc.html 

加えて、ホメオパシー出版staffブログでは、連載で「ホメオパシーの有効性に関する科学的根拠」について、13回にわたり紹介していますが、そ の1つ1つがホメオパシーの有効性を大なり小なり証明するものです。今回のレターの最後にその13の記事のリンク先を参考紹介します。 なお、これらはホメオパシー療法の有効性を示すエビデンス全体のほんのごく一部であり、数えきれないほどの実践とエビデンスがあることを合わせて紹介して おきます。

wired. jp2013年4月20日「200年経ってもまだ科学的証拠のないホメオパシー」

疑いの余地なく効力を証明したり、さらに言えば、ホメオパシー薬の投与と観察される効果の間に直接の因果関係があることを明確に証言することはできていない。

JPHMAコメント

「疑いの余地なく効力を証明」とか「直接の因果関係があることを明確に証言」という表現を用いてホメオパシーを否定し ていますが、なにをもって疑いの余地なくとか、直接の因果関係と言っているのでしょうか? 大手製薬会社がやっているような莫大なお金を使って大規模な臨 床試験をし、統計的処理によって有意があると判断されることで、でしょうか? 仮にそうだとしてもキューバやインドでは国をあげて感染症に対してホメオパ シーを使い著しい効果を出しています。それでも直接的に因果関係を明確に証明することができていないなどと言うのであれば、現代医療をはじめいろいろな有 効な治療法においても同様で、直接的な因果関係を証明することなどできないでしょう。生命や病気というものは単純なものではなく、本当の治療効果というも のは単純なものではないはずです。ホルモンが出ない人にホルモン剤を使うことは確かに明確に有効と言えるでしょう。しかし本当の治療とはそういうものでは なく、薬なしでも自分の力でホルモンを出せるようになることのはずです。ところがホメオパシーで自分でホルモンを出せるようになったとしても、ホメオパ シー療法とその成果の因果関係を科学的証明することなど不可能ですし、ホメオパシー療法で健康になったと100%断言できるものではありません。

一方病気の原因を生化学的なメカニズムにもとめ、物質的に解決しようとする方法は、効果を科学的に証明したり測定することはできるかもしれません が、根本的な治療とはなりえず、あくまで一時しのぎの対症療法であるのです。そういう意味で生命全体に対してアプローチする療法が根本的な治療法であるに もかかわらず、その療法の効果を直接的に今の科学で証明したり測定することはできないのです。

一方で二重盲検なども含めて、ホメオパシーが有効という研究や事例は数多く存在します。また、そのメカニズムについても、ノーベル賞受賞者クラスの世界の研究者がその解明につながる研究や肯定的な発言をしています。
その一部を紹介します。

JPHMAホメオパシー新聞 2012年4月22日 (日)
▼第7回JAHCで最も注目を集めた発表者はリュック・モンタニエ博士
http://news.jphma.org/2012/04/7jahc-0d24.html

ホメオパシー出版staffブログより
▼ノーベル賞受賞者、リュック モンタニエ博士、ホメオパシーへの強い支援を表明
http://blog.homoeopathy-books.co.jp/2012/04/post-2720.html

▼英物理学者ブライアン・ジョセフソン博士(ノーベル物理学賞受賞)のコメント http://blog.homoeopathy-books.co.jp/2012/02/post-65ea.html 

JPHMAコメント

自己治癒力が触発され、自ら、自分の力で健康になっていくホメオパシーが広がると、過度な薬漬けや病院漬けが是正されます。

ホメオパシーを現代西洋医学、アーユルヴェーダ医学とならび、国の第一医学として政府が推奨しているインドでは、ホメオパシーが行うことの方が効果 的で、医療費が1/5に下がるという結果がでています。このような事情からも近年更に積極的にホメオパシーが政府により推奨されています。

しかし、これは裏を返せば、マスメディアの最大のスポンサーの1つである国際的な医療、製薬コングロマリットにとっては、ホメオパシーが日本市場の 医療費という既得権益を脅かす大きな脅威と映っているのかもしれません。国際的なメディアのスポンサーの主要な1つがビッグファーマなどと呼ばれる医薬コ ングロマリットですので、その利益に反するようなことはなかなか正確に報道されないということを私たちは賢く知っていなければなりません。メディアの宣伝 キャンペーンに振り回され、報道された情報を鵜呑みにするだけではなく、情報の真偽を見極める賢さを持ちあわせなければなりません。 ホメオパシーの研究に対しても様々なプレッシャーがかけられている事例についても説明します。フランスのベンベニスト博士に対する誹謗・中傷事件を紹介し ます。

日本の原子力村の構造を見ればよくわかると思いますが、学術の「村」の論理を乗り越えるような研究、それもホメオパシーの理論を証明するような研究 に対しては、目をつぶりたくなるような卑怯なやり方で、研究の妨害や研究成果に対する誹謗・中傷の宣伝が行われてきたことをこの事例は教えてくれます。

ホメオパシー出版staffブログより
▼1988年6月の『ネイチャー』に掲載されたベンベニスト博士の論文を否定する論文はいかにして捏造されたか?
その1
http://blog.homoeopathy-books.co.jp/2012/03/post-fd57.html
その2http://blog.homoeopathy-books.co.jp/2012/04/19886-9018.html
その3http://blog.homoeopathy-books.co.jp/2012/04/19886-b0c3.html

上記の出来事はベンベニスト博士本人が著書『水の記憶事件』(ホメオパシー出版)に詳細にわたって説明しています。どのようにして、世紀の発見を、 インチキ科学に歪めて貶めたか、もっとも安全な療法ホメオパシーを、危険とすり替えて報道した日本のホメオパシーバッシングを彷彿させるストーリーなの で、ぜひ読んでほしいと思います。

wired. jp2013年4月20日「200年経ってもまだ科学的証拠のないホメオパシー」

「実際、研究の大部分は最近「Reumathology」に掲載されたこの論文のように、観察されたポジティヴな効果は、大部分が医療行為の全体のプロセスやプラシーボ効果に起因しており、ホメオパシーの法則によるものではないと主張している。」

JPHMAコメント

ある1つのネガティブの論文を用いて、あたかもそれが大部分であるかというような表現で持って、ホメオパシーの有効性を否定するという手法は何度も 使われています。実際、本記事でも後にでてくるエルンスト氏が『代替医療のトリック』の中でホメオパシーがプラシーボ以下とする論拠には権威あるとされる 学術誌ランセット誌に掲載された意図的な論文を使いました。その論文は有効性が1年程まえにスイス政府により否定されました。

ホメオパシー出版staff ブログからの関連記事を紹介します。
▼日本学術会議がホメオパシー否定の根拠としたランセットの論文をスイス政府医療技術評価(HTA)レポートが正式に否定!

http://blog.homoeopathy-books.co.jp/2012/02/hta-f45d.html

▼2005年のThe Lancet(ザ・ランセット)のホメオパシーの有効性を否定する論文はいかにして捏造されたか?
その1 
http://blog.homoeopathy-books.co.jp/2012/03/2005the-lancet-.html
その2 http://blog.homoeopathy-books.co.jp/2012/03/2005the-lance-1.html
その3 
http://blog.homoeopathy-books.co.jp/2012/03/2005the-lance-2.html

▼ピーター・フィッシャー(イギリス国王エリザベス二世のホメオパシー主治医)の言葉
http://blog.homoeopathy-books.co.jp/2012/02/no-dd06.html

wired. jp2013年4月20日「200年経ってもまだ科学的証拠のないホメオパシー」

これに対してさまざまな経験に基づいた研究や、ホメオパシーを信じる患者や医師の直接の証言は存在する。しかし、これらを科学的証拠と見なす ことはできない。ホメオパシー医学のコミュニティによると、科学的方法の基準(例えば再現性)に基づいて臨床研究を進めていくのが非常に困難なのは、処置 を極限まで各個人に適合させるからだという。

JPHMAコメント

ここでも、印象操作の手法が使われています。「ホメオパシーを信じる患者や医師(wired.jp)」、「ホメオパシー医学のコミュニティ(wired.jp)」という表現も、ホメオパシーを信じている非科学的な集団、グループがあるようにイメージづける印象操作を狙った表現です。「科学的方法の基準(例えば再現性)に基づいて臨床研究を進めていくのが非常に困難なのは、処置を極限まで各個人に適合させるからだという。(wired.jp)」とは、あたかもホメオパシー界が言いわけでもしているかのような表現をしています。しかし事実は再現性のある実験や統計学的な観点からも、ホメオパシーの有効性が証明されている事例や研究も数多くあります。

また確かにホメオパシーは生命全体を見て個別にレメディーを処方する療法ですので、この症状だからこのレメディーと一意に決定できるものではなく、 それゆえにホメオパシーの有効性を現代医薬で行われているような試験で単純に計ることはできないのです。ホメオパシーの有効性は本来レメディーそのものに あるのではなく、同種であることの中にあるものだからです。

そのようなホメオパシーにとって不利な条件の中でもきちんと有効性が示されているのですから、レメディーが単なる砂糖玉以上のものであることは明白であると思います。この記事の記者は、「これらを科学的証拠と見なすことはできない。(wired.jp)」と断定しましが、ごくわずかな患者や医師の直接の証言しかないのであれば、確かに科学的証拠と見なすことはできないかもしれません。

しかし、ホメオパシーの有効性を科学的に証明した論文はたくさんあるのですから、それに言及しないとしたら、まるでその証言しか証拠として存在しな いかのように人々は誤解してしまうでしょう。それに、1100万人の人が日常的にホメオパシーを愛用しているなら、もしその人たちにアンケートをとったら ほとんどの人がホメオパシーの有効性について証言するでしょう。なぜそういえるかという、愛用しているということは有効性を実感しているから愛用するから です。最初に書いた通り、原物質が入っていないものを1100万人も効果がないのに使うでしょうか? それに何を根拠に科学的証拠と見なすことはできないと断定したのでしょうか。判断基準、理由も示さずに非科学的と断定するやり方は、ホメオパシー批判の場 合は常套手段ですが、それこそ予断をもった非科学的な態度ではないでしょうか。

wired. jp2013年4月20日「200年経ってもまだ科学的証拠のないホメオパシー」

11年に『Nature』誌上でこの治療の効果を否定した医師がいる。
彼は、生涯の大部分をホメオパシーの研究に捧げてきた。
名前はエツァート・ エルンストといい、非伝統的医療、とりわけホメオパシーの専門家で、確信に満ちた擁護者だった。
しかし、彼は考えを変えた。このときエルンストは、「ホメオパシーは実際のところ無駄です」と述べた。
「反対のことを証明できたらうれしかったでしょう。なによりわたしはホメオパシー医学者だったのですから。有効成分がなくても効果を与えることができると証明してノーベル賞を受賞できたら素晴らしかったでしょう。 しかし、証拠は明らかに否定的です」。
昨年12月に、エクセター大学の代替医療の元教員が、2人の同僚と一緒に、「International Journal of Clinical Practice」で、ホメオパシー治療によって生じうる否定的結果についての体系的な検証を発表した。
そして「主にアレルギー反応や中毒のような、深刻な否定的結果も起こりうる」と結論づけた。

JPHMAコメント

5年前、公共放送BBCまで動員したホメオパシー叩きのキャンペーンが英国で行われました。その際に、ホメオパシーに関する嘘の情報を英国民が信じ てしまわないようにホメオパシー関する事実を発信する必要があると考えた英国のホメオパシー関係者が、H:M21というチームを組織し、マスメディアによ るプロパガンダに対抗して発信し続けました。

そして2010年に日本でホメオパシー叩きのキャンペーンが展開された時に、そのH:M21の役員ジャクリーン・ムルハレン氏から、日本学術会議の偽情報に基づく報告に対抗するためにと寄せられた資料があります。ここで紹介したいと思います。

その資料では、今回の記事でも取り上げられたEdzard ErnstがSimon Singh氏と共著で出版した“Trick or Treatment(邦題『代替医療のトリック』)”というホメオパシーを叩く意図で書かれた本のデタラメさを徹底的に解説しています。

ホメオパシーとともに、鍼灸、カイロプラクティック、ハーブ療法などの代替医療を叩く意図で編纂された形態をとっていますが、この本でのメインの攻撃対象はホメオパシーであることは明白です。
2009年に英国国会の科学技術委員会でたった1人の国会議員(次期選挙で落選)が「ホメオパシーは非科学的」とした証拠資料を委員会に提出しました。
その証拠資料の1つが、Ernst氏の「Trick or Treatment(邦題『代替医療のトリック』)」だったのです。

しかし、この事実が何故か歪められ、あたかも、英国国会が「ホメオパシーが非科学的」と認めたという偽情報を世界のメディアに大きく取り上げられ日本でも報道されたのです。
そ の証拠としてあげられた「Trick or Treatment(邦題『代替医療のトリック』)」という本そのものが、いかに科学的証拠に基づかないデタラメなレポートであるかをH:M21が仔細に 解説したWilliam Alderson氏のレポートを国会委員会に提出し、H:M21のホームページ上で公開したのです。

その論文の抄録和訳と
A_Summary_of_the_Failures_of_trick_or_treatment.pdf 
英語での全文
http://jphma.org/About_homoe/Alderson_Halloween%20Science%202009.pdf
を公開し紹介いたします。

さらに、この本と同じ証拠を持ってホメオパシーを非科学と決めつけ、誹謗・中傷報道を続けた、朝日新聞、そして日本学術会議の金澤会長談話自体も論拠なきものとわかります。

さらにドイツのホメオパシージャーナルによるEdzard Ernstへのインタビューが公開されています。「彼は、生涯の大部分をホメオパシーの研究に捧げてきた。(Wired.jp)」と紹介されていますが、これも真っ赤な嘘です。以下のリンクを読むと明解です。ホメオパシーを貶めるために必要な、Ernstという役者のそのようなプロフィールが必要で脚色されたプロフィールだったのです。

「エクスターでのEdzard Ernst教授へのインタビュー(PDF)」を参照してください。

wired. jp2013年4月20日「200年経ってもまだ科学的証拠のないホメオパシー」

ホメオパシー調合剤の安全性については、WHO(世界保健機関)も2010年に懸念を表明して、このアプローチの効果や臨床使用には立ち入る ことはせずに、こうした製品の調合を地域や国で規制したり標準化するための根拠となる技術文書を公開した。現在、WHOはホメオパシー製品を伝統的医療の 医薬品の代わりに使用することを推奨していない。

JPHMAコメント

WHOにも様々な方々がいます。誰が推奨していないのでしょうか。そしてなぜ、WHOが懸念を表明したのは2010年なのでしょうか。

インターネット英文ニュースメディアのNatural Newsが2010年6月10日号に「暴かれたWHOスキャンダル-アドヴァイザーたちがH1N1製造会社からキックバックを受け取っていた(WHO scandal exposed: Advisors received kickbacks from H1N1 vaccine manufacturers)」と報じています。その詳細が書かれていますので英語が読める方は是非内容を確認してほしいと思います。
http://www.naturalnews.com/028936_WHO_vaccines.html

実は、2009年に新型インフルエンザ・パンデミック騒ぎがあり、当時安全性の確認されていない新型インフルエンザ・ワクチンの接種計画に最も障害 となったのがホメオパシー利用者でした。 インフルエンザ・パンデミックについては、日本ではほとんど報道されませんでしたが、2008年秋、新型インフルエンザの流行が騒がれた当時、なぜか新型 鳥インフルエンザに対応する米国製ワクチンが日本を含む10数ケ国の米国系製薬会社の研究所に大量に備蓄されていました。その、アメリカ系製薬企業研究所 のワクチンをたまたま欧州の子会社がフェレット(いたち)で安全性試験をしたら数千匹のフェレットが全頭死んだという事故が起こりました。調べたら、なん と鳥インフルエンザを予防するために打たれるはずのワクチンの中に鳥インフルエンザウィルスそのものが入っていたという笑えない事故?が起きました。この 事故の事実はしばらく隠蔽されていましたが、カナダの新聞社がかぎつけリークしました。そして世界にこの事実が明らかになったため、当時この大量に準備さ れた鳥インフルエンザ用のワクチンはさすがに安全性に問題があるため使われませんでした。 そのタイミングで、さんざん鳥インフルと騒がれていた流行が急に豚インフルエンザとなり、唐突にメキシコから流行が始まりパンデミック宣言がWHOにより 行われました。
覚えておられる方もおられるでしょう。

そして、新型インフルエンザによるパンデミックの恐怖を煽った予防接種キャンペーン(インフルエンザはほとんどワクチンでは予防することができない ことは既に世界的には常識です)が行われました。しかし、海外でも、特にホメオパシーなど自然療法に取り組んでいる市民が、これがワクチンメーカーのキャ ンペーンであり新型の予防接種は安全性試験もなされておらず安全のリスクが高いという情報を拡散しました結果、多くの国で計画通り接種が進まず世界的に大 量のワクチンが余りワクチン会社は当初の予定ほどは大儲けができず、日本でも公費を投入して購入された大量のワクチンが余り期限切れとなり廃却されまし た。

日本ではほとんど注目されませんでしたが、2010年にEU議会ではこの件が取り上げられ大きな問題となりました。そこでは、インフルエンザ・パン デミック騒ぎが製薬会社のワクチンのマーケティングとして、WHOのアドヴァイザーと共謀して行われたという疑惑が追及されました。

これら製薬会社からお金をもらったWHOのアドヴァイザーたちが徹底的にホメオパシーのバッシングに加担したのです。 こういった背景があって、WHOがホメオパシーを推奨しなくなった方向転換があったのかもしれません。

現在中国で流行していると発表されている鳥インフルエンザの流行の問題、子宮けい癌などのワクチンの被害や安全性の問題、日本のマスコミがほとんど 報道しない遺伝子組換食品の安全性などの問題もそうですが、私たちの健康に対する重要な事柄については、正しい情報が伝えられ国民が正しい判断と行動の選 択ができることが大事で本来メディアにはその役割を果たす責任があると思うのです。

新型インフルエンザ、そしてそのワクチンの説明については由井寅子(JPHMA会長)が『それでもあなたは新型インフルエンザワクチンを打ちますか』ホメオパシー出版)に詳しく書いていますので、ぜひ合わせて読んでみることをお勧めします。

wired. jp2013年4月20日「200年経ってもまだ科学的証拠のないホメオパシー」

多くのホメオパシー医師は、補完医療の一般的な考え方に基づいて、特に伝統的医療(※)の補完としてホメオパシーや非伝統的医療を利用するこ とを主張している。 例えば糖尿病のような、重い病気が関係する場合のためだ。従って、インスリンを糖尿病患者から取り上げるホメオパシー医師はいないだろう。

このような補完医療の視点では、ホメオパシー製品は免疫システムの反応を刺激したり、がん患者の場合には、抗がん治療の副作用を減少させる目的で処方されている。


(※ここも伝統的医療の補完と訳すと意味が通じないので、現代医学(西洋近代医学)の意味で使われていると推測します。)

JPHMAコメント

ここでもなぜか、大変印象操作を狙った書き方がされています。

まず不思議なことに、なぜ、「多くの。(Wired.jp)」という形容詞までつけて、補完や代替として使われている部分ばかりがホメオパシーに対して強調されるのでしょうか。

ホメオパシーはインドで第1医学の1つとされ、ホメオパシー療法のみで健康ケアをしている人もインドだけで1億人以上いると言われています。すなわ ち、ホメオパシー療法単体でも十分に1つの医学、医療体系としても通用するものであるのにあたかも補完的な使い方しかできないというような表現をしていま す。もちろん現代医学と併用する場合も多いです。

また、糖尿病や癌については近代西洋医学とは別のアプローチ法があります。例えば、糖尿病に対してもインスリン療法しか無いようによく宣伝されてい ますが、食事療法、運動療法、ハーブ、ホメオパシーなど様々なアプローチ法、療法があります。一方で、インスリン療法の特徴は、一度始めてしまうと、完治 せずに半病人として一生、インスリンを打ち続けないといけない。すなわち病院と製薬会社が最も儲かる顧客に患者が仕立てあげられる治療法でもあります。裏 を返せば財政への医療費負担負荷が高い治療法です。

一方、抗癌剤治療は最近日本でも徐々に明らかになってきましたが、宣伝されているような著しい治療効果が抗癌剤にはなく、逆に強い副作用により患者 のQOLを著しく下げるため、欧米では抗癌剤離れも進んでいます。一時的な癌の委縮効果はありますが、抗癌剤がほとんど効かないということは、世界の医療 関係者の中では半ば常識となっています。
そして抗癌剤ビジネスも、特に海外の製薬会社にお金がはいる最もおいしいビジネスです。これらの事情について、日本人はもっと賢く知っていなければなりません。

例えば「慢性病」は、西洋近代医学すなわち現代医療のアプローチでは限界があることは、多くの医師の間では常識となっています。かと言って急性疾患 以外の慢性病になる以前の段階では現代医学は治療手段をもちません。なぜなら検査結果に異常がでない限り治療法をもたない医学だからです。しかし、生物と いうのは物質的に異常が現れる前に、すでに病気は発生しています。そういう本当の意味での病気の初期段階に治療するのが一番よいのです。ホメオパシーは本 来そのような初期の病気治療に対して目覚ましい効果があるのです。一方でホメオパシーは現代医学で根本治療できない慢性病も根本治療できるケースがたくさ んあります。ホメオパシーの創始者ハーネマンが『慢性病論』という著書を残しています。ホメオパシーには慢性病にも通用する大きな可能性があります。そし て、由井寅子(JPHMA会長)の確立した「ホメオパシーZen(禅)メソッド(3次元処方)」は、特に慢性病、難病を治癒に導くメソッドとして国際的も 注目されています。本当は、バッシングでなく前向きな議論が必要な分野なのです。  

さらにホメオパシーがなぜここまで徹底的バッシングされるかは、歴史に学ぶ必要があります。書籍としてはホメオパシー出版刊の『世界の一流有名人が ホメオパシーを選ぶ理由』に詳しく書いてあります。またアメリカでホメオパシーに対する弾圧が繰り返された詳細を説明した以下のブログの内容も参考になる のであわせて紹介いたします。

ホメオパシー出版staffブログより
アメリカにおけるアロパシー医学 VS ホメオパシー医学の歴史
(その1)
http://blog.homoeopathy-books.co.jp/2012/02/vs-5461.html
(その2)http://blog.homoeopathy-books.co.jp/2012/02/vs-d4bc.html
(その3)http://blog.homoeopathy-books.co.jp/2012/02/vs-c8ff.html

最後に

「wired. jp」が意図してやったのか、意図的でなかったのかわかりませんが、結果的には、繰り返し事実と異なる情報、すなわち嘘、偽情報を流されることで、多くの方が嘘を本当だと信じこまされます。

また近年グローバルなメディアも含めて「情報操作、印象操作」(大衆洗脳)の技術や研究が大変進み世論の操作が容易に行われるようになったのも事実です。

現代日本社会では、教育により、メディアにより、知らず知らずのうちに、多くの方々が数々の嘘を信じ込まされています。この情報呪縛を解くために は、自分が信じてきた信念や価値観を一度疑ってみることから始める必要があります。ホメオパシーについて日本で広がってきた偽情報について、JPHMAで は1つ1つ丁寧に解説し、その誤解を解く活動を「ホメオパシー新聞」を通じて担っていきたいと考えています。

一度今回お送りした内容を真摯に読んでいただき、国民に正しい情報が伝わるように、今回報道された記事が間違いであったことを読者に伝える記事とホメオパシーに関する正しい記事(訂正記事)の掲載を強くお願いします。

そして今後は正確な情報を発信していただくよう、強くお願いします。お返事お待ちしております。

日本ホメオパシー医学協会 理事一同

【参考情報】ホメオパシー出版staffブログより


「ホメオパシーの有効性に対する科学的根拠」

(その1)■最初の二重盲検 /■ホメオパシーとその他の療法の結果を比較した研究 http://blog.homoeopathy-books.co.jp/2012/02/post-42b5.html

(その2)■研究室に於けるエビデンス /■抗ウイルス作用に関する研究 http://blog.homoeopathy-books.co.jp/2012/02/post-3442.html

(その3)■重金属に関する研究 /■血清コレステロールに関する研究 http://blog.homoeopathy-books.co.jp/2012/02/post-997b.html

(その4)■分娩時の問題に関する研究 /■妊婦にホメオパシーを用いた二重盲検 http://blog.homoeopathy-books.co.jp/2012/02/post-6af2.html

(その5)■抗がん作用に関する研究 /■ペイン・コントロールに関する研 http://blog.homoeopathy-books.co.jp/2012/02/post-bcf6.html

(その6)■アレルギーに関する研究/■免疫機能に関する研究
http://blog.homoeopathy-
books.co.jp/2012/02/post-1a84.html

(その7)■リウマチ性関節炎に関する研究 /■歯の神経痛に関する研究 http://blog.homoeopathy-books.co.jp/2012/02/post-f0d9.html

(その8)■神経刺激に関する研究
http://blog.homoeopathy-books.co.jp/2012/03/post-e656.html

(その9)■二重盲検法によるプル―ビング実験
http://blog.homoeopathy-books.co.jp/2012/03/post-3f03.html

(その10)■科学的証拠に基づいたホメオパシー 著者:Dr Michel Van Wassenhoven http://blog.homoeopathy-books.co.jp/2012/03/post-e8aa.html

(その11)■なぜホメオパシーが効くのかについての科学的仮説を紹介したいと思います
http://blog.homoeopathy-books.co.jp/2012/03/post-4216.html

(その12)■水の記憶能力
http://blog.homoeopathy-books.co.jp/2012/03/12-deb2.html

(その13)■アリゾナ大学薬学部 Iris R. Bell 医学博士による ホメオパシーのエビデンス集
http://blog.homoeopathy-books.co.jp/2012/03/13-d993.html

■ホメオパシーの有効性を示す論文は質が低いもので当てにならないというのは間違いです
http://blog.homoeopathy-books.co.jp/2012/03/post-701b.html 

2013年4月13日 (土)

事実と異なる日本のホメオパシー事情が世界へ発信されたことを危惧し、日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)はLIGAへ訂正要求と事実を送りました

▼English (PDF) Link

医師を中心とした世界70ケ国以上のホメオパシー療法家が参加しているLIGA(LMHIともいう)という団体があります。その年次大会が、2012年9月に日本の奈良で開催されました。

LIGAは定期的に世界各国の会員、関係団体(JPHMA含む)にニュースレターを配信していますが、2013年3月に発行されたニュースレターVo.18には、医師であり、日本ホメオパシー医学会(JPSH)の理事であるR子さんによる奈良での年次大会の発表記事が掲載されていました。

問題は、理事のR子さんの報告した日本におけるホメオパシー事情と日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)の活動に関する内容が事実と大きく異なっていることです。この正しくない記事を読まれた世界各国の会員、関係団体は、必然的に日本におけるホメオパシー事情やJPHMAについて大きく誤解してしまうことでしょう。それはJPHMAにとってとても遺憾なことです。

そこで、この事実でない内容が、国際的に周知の事実へと誤解されないように、JPHMAでは、LIGA会長、LIGAニュースレターセクレタリー、LIGA PRセクレタリー、またJPHMAが所属するICH(ホメオパシー国際評議会:29ケ国、32団体)の各国メンバーに対し、正しい情報を周知していただくように、下記内容で手紙を送りました。

また、英国のホメオパシー雑誌『Health & Homeopathy 2012年/2013年冬号』でも、日本ホメオパシー医学会(JPSH)のR子さんが登場し、奈良大会の報告の中で、日本におけるホメオパシー事情とJPHMAの活動について、事実と異なる誤解を生じさせる報告が掲載されていました。この雑誌の発行元に対しても、同様に手紙にて事実を伝え、情報訂正を求めています。

さらにJPSHのホームページにおいては、R子さんは奈良大会の報告として、日本におけるホメオパシー事情とJPHMAについて事実と異なる報告をしているだけでなく、JPHMAの認定ホメオパスを「自称ホメオパス」と侮蔑しています。

上記から鑑みるにJPSHのR子さんは、日本国内および国外においても同様の発言を繰り返している可能性が高いと判断し、R子さんから事実でない情報を受け取ったであろう日本や世界の皆様の誤解を解くべく、今回のLIGA本部事務局に送った手紙の内容を、JPHMAの『ホメオパシー新聞』に日本版ならびに英語版の両方を全文掲載することにしました。

ぜひ、詳細をお読みください。

【LIGA宛へ送った手紙を全文紹介します。】

LIGA国際ホメオパシー医学会
Jose Matuk会長
LIGAの会員の皆さま

この度、e-メールにて送付されたLIGAからのニュースレターを拝見いたしました。

その中に昨年、日本にて開催された第67回LMHIコングレスの内容が報告掲載されておりました。

拝読させていただいたところ、日本の情報を伝える報告の中に、事実と全く異なる内容が記載されていることを読み、JPHMA(日本ホメオパシー医学協会)の理事一同大変驚きました。

JPHMAは日本でいち早く1998年に協会を立ち上げ、医師であるなしにかかわらず、ホメオパシーの専門課程を修得したプロフェッショナルホメオパスを認定している団体であり、日本のホメオパシー団体の中では唯一職業保険も備えています。
現在、600名の認定ホメオパス会員と300名の専門会員がいます。
会長の由井寅子氏は日本に正式にホメオパシーを導入した第一人者です。日本にはJPHMA会員のホメオパシーセンター280カ所あります。

LIGAの国際大会にて、今回報告されているような事実と異なる内容が、当協会への確認や取材もなく、それがあたかも事実であるかのように発表されたこと、さらにニュースレターとして世界中の会員へ発信されたことは大変遺憾であり、お手紙を書いております。

問題となる点を以下に指摘させていただきます。
下線を引かせていただいた文章は誤った記述内容(No.1,2)であり、読む側に誤解を与えてしまうことを危惧しています。

No.1 *************
(以下、抜粋)
日本 R子さん(NVP)
日本のホメオパシーの現状は、患者が安心感を持ってホメオパシーの恩恵を受ける状況からは未だ程遠い。2年前、医師でなく、登録をしていないホメオパス達が、一連のホメオパシー治療行為の誤用の為、多くの死亡の原因となった事が公開された。それ以来、ホメオパシーバッシングが日本では続いている。唯一の医学有資格者で構成されている団体として、日本ホメオパシー医学会(JPSH)は、これらの出来事について危惧しており、医学療法としてのホメオパシーの適切な知識を普及する為に全力を尽くしている。2012年奈良での第67回LMHIコングレスは、東アジアで初めて開催された。私達は、日本のホメオパシーを世界に紹介し、世界のホメオパシーを日本の医師達に紹介したい。
*********************************** 

No.2 *************
(掲載文)
32カ国から318名の参加者がおり、93の発表があった。 日本ホメオパシー医学会は、2000年に設立し、441名の会員がいる:240名の医師、115名の獣医、3名の歯科医、19名の薬剤師。遺憾にもホメオパシーを否定するような報道がいくつかあったにもかかわらず、このような短期間で、日本ホメオパシー医学会にこれだけのメンバーがいることは、全く注目に値することである。
***********************************

No.1の記事の誤りについてR子の「2年前、医師でなく、登録をしていないホメオパス達が、一連のホメオパシー治療行為の誤用の為、多くの死亡の原因となった事が公開された」という発表内容が掲載されています。

第一に、「一連のホメオパシー治療行為の誤用」とはどのようなことを指しているものなのか、不明瞭な言葉であります。LIGAはその内容をR子さんから調査し、正しく掲載していただきたいと思います。

第二にこの内容は間違いです。確かに2010年に『朝日新聞』を中心とした各種メディアでホメオパシーバッシングがなされた事実はあります(私たちはこのホメオパシーバッシングは権益団体および権威団体とメディアが結託して意図的・計画的に行われたと考えています)。しかしR子さんが報告したような、メディアでの「多くの死亡の原因となった事が公開された」事実はありません。実際は、このバッシング期間内に合計3件の死亡例が掲載されたのみです。それもホメオパシーと直接関係ないものばかりです。これは調査していただけたらすぐにわかることです。

当時、ホメオパシーバッシングはほとんどのテレビや新聞でもとりあげられるほどの出来事として注目されました。インターネット上ではニュースのトップに掲載されたときもありました。JPHMAもホームページ上で『ホメオパシー新聞』を発行し、真実を伝えてきました。『ホメオパシー新聞』に掲載したメディアとのやりとりは、インターネット上でかなり話題になっていましたので、R子さんが『ホメオパシー新聞』を読んでいないということはないと思っています。そしてもし『ホメオパシー新聞』を読んだならば、真実は何かを知っているはずです。現在でもその記事はJPHMAのウェブサイトに掲載されています。

考えにくいことですが、かりにR子さんが『ホメオパシー新聞』を読んでいなかったとしても、事実確認をJPHMAにすることなく、あるいは、自分たちでしっかりとした事実確認の調査を行わないまま、LIGAの主催するホメオパシーの世界大会で、日本のホメオパシーの現状として発表することは、JPSHの姿勢として大いに問題があります。日本を代表して日本の現状を発表する以上は、せめてJPHMAがこの一連の報道に対してどう対応しているのか確認する義務があるでしょう。

さらに当協会の会長である由井寅子氏がその『朝日新聞』が中心となって行ったホメオパシーバッシングの真相を国民の皆さんへ正しく伝えるために『毒と私』という書籍を日本の大手出版社である「幻冬舎」から発売しました。この書籍は社会的に反響を呼びました。この本の中でR子さんが問題視している部分がわかりやすく説明していますので、以下に引用します。

***********************************

由井寅子著『毒と私』より引用開始

■はじめに(p1~13) 山口県新生児死亡訴訟を受けて 2009年10月16日、山口市で一人の赤ちゃんが死亡しました。
病院の診断は急性硬膜下血腫。わずか生後2ヵ月のことでした。 赤ちゃんが生まれたのは8月3日。33歳の母親にとっての第二子でした。
母親は自然療法への志向性を持ち、産婦人科医でなく助産師のもとでの出産を望み、自宅出産を行いました。 3年前に生まれた第一子も、同じ助産師にとりあげてもらいました。
2010年5月、母親は助産師を相手に、約5600万円の支払いを求める損害賠償請求訴訟を起こしました。 突如、被告となった43歳の助産師は、日本助産師会に属する正規の助産師で、また、私たちが所属する日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)が認定するホメオパス(ホメオパシー療法家)でもありました。
原告である母親もまた、第一子出産以来2年の間、私たちが運営する「ホメオパシーとらのこ会」の会員となっていました。
7月9日、この訴訟を『読売新聞』が報道しました。それによると、訴訟の原因は、助産師が「ビタミンKを投与せず」、女児が「ビタミンK欠乏性出血症と診断され」死亡したことにありました。
続いて7月31日、朝日新聞が、助産師がホメオパシー療法を用いていたことを紹介する記事を掲載すると、ネットを中心にホメオパシーへのバッシングが始まりました。
この事件が起こる前は、自然分娩を推進する助産師や産婦人科の先生のなかには、新生児への影響を考え、ホメオパシーと関係なくビタミンKを与えない人も多くいました。 マスコミの報道には、私たちの把握している事実と異なる点がいくつかありますが、その指摘は後にして、まず事実に基づく訴訟の推移を簡単に述べます。
2010年9月、この事件を受けた日本小児科学会は、新生児の脳出血などを予防するためのビタミンK投与について、「生後1ヵ月までに3回」とするそれまでの指針を、「生後3ヵ月まで毎週1回」と、投与期間の延長と回数を大幅に増やす改定を行いました。
一方、訴訟を起こしたとき、原告の母親は第三子を妊娠していました。今回、彼女は病院の産婦人科医のもとで出産を行いました。
生まれた子どもは、おそらく改定後の投与法に準じてビタミンKを十分に与えられたことでしょう。ところが、この第三子も生後4ヵ月で死亡してしまったのです。
第三子が亡くなられた直後、原告(母親)は、被告(助産師)と和解をしました。以前から私は、母親本人にビタミンK投与の是非をきちんと確認したのだから、会員本人、そしてホメオパシーの名誉を守るためにも徹底的に事実を明らかにすべきと説いていました。
これに対し日本助産師会の弁護士は、穏便に済ませるべきであると主張し、被告の助産師は和解案を受け入れました。訴訟の当事者は私ではないので、それ以上の介入はできませんでした。
2010年12月21日、和解が成立しました。そして和解が成立した後に、私は第三子が死亡していた事実を知りました。 以上が、私たちの把握している事実です。
本当に痛ましい出来事であり、亡くなられたお子様に対しては、心よりご冥福をお祈り致します。 その後、日本小児科学会は、ビタミンK2の投与について、2011年1月19日付で会員用ページに修正版を出し、理由を明示しないまま、旧来の投与法に戻しました。 なぜ、日本小児科学会は、改定したばかりの新しい投与法を突然取り下げ、旧来の投与法に戻したのか?これはあくまでも私の推測ですが、新しい投与法に伴い、ビタミンKの副作用(たとえば核黄疸「新生児童疸の重症型」など)が出た可能性が疑われます。そうでもない限り、あの状況で旧来の投与法に戻すことは考えにくいからです。
本件は、被告の助産師が日本助産師会とJPHMAのいずれにも属する会員であったこと、そして両団体の立場に違いがあったこと、とはいえ当事者(被告)はあくまでも助産師個人であったこと、および、損害賠償の対応は日本助産師会の弁護士と職業保険が行ったこと、にもかかわらずマスコミによってホメオパシーを叩く報道が行われたことなどから、私としても非常に隔靴掻痒の感がありました。
私たち1100名の会員を持つJPHMAは、今回の一連の報道によるホメオパシー・バッシング、および、それによって影響を受けた多くの人からの誹謗中傷によってたくさんのダメージを受けました。
多くの会員が、家族や周囲の人から批判され、苦しい立場に立たされています。それでも、私たちホメオパシーを行うものは、この軋轢の中から多くのことを学びました。
和解成立直後、12月22日の『朝日新聞』に、「ホメオパシーで長女死亡」という見出しの記事が掲載されました。とてもショックでした。新聞などのメディアがホメオパシーの社会的信用を失墜させようとする動きに対して、私たちができることといえば、私たちのホームページ上で発行している「ホメオパシー新聞」で事実を書くことしかありませんでした。
私は、もし、原告の母親がホメオパシーに抱いている本当のお気持ちを語っていただけるなら、ホメオパシーの名誉を回復することができるのではないかと考えていました。というのは、彼女は3年間ホメオパシーを使っていらっしゃったと聞いており、ホメオパシーの良さを知っているはずだと信じるからです。
実際、この母親は裁判を起こす前、自分がこのように騒ぐことでホメオパシーが使えなくなるのではないかと、助産師に対して懸念する発言をされていました。
もし、「ホメオパシーで長女死亡」という『朝日新聞』の見出しに対して、「ホメオパシーで死んだのではない」と彼女が真実を述べてくれるのであれば、ホメオパシーが救われるのではないか、そして、日本でホメオパシーを行うホメオパスたちにも、大きな希望が湧いてくるのではないかと考えました。
さらに、心や体を癒やすホメオパシーへの否定的イメージがいくばくかでも晴れ、興味を持ってくれる人がいるなら、それらの人々および彼らにとって大切な人々にその恩恵が行き届くと考え、私は母親宛に手紙を出しました。
残念なことに、いまだお返事はいただけていません。その後、このご家族は夫の母国であるアフリカに行かれたと聞いています。 現在のところ、残されたのは、ホメオパシーに対するネット上のバッシングと偏見の目だけです。自己治癒力を使って病める人々が良くなっていくことを願う私たちの活動に、この事件は大きな障害をもたらしました。

では、私たちの知る事実と一連の報道がどのような内容だったのか、簡単に見てみます。
《報道内容》
●乳児の死亡原因となった急性硬膜下血腫を引き起こしたのは、ビタミンK2シロップの不投与によるビタミンK欠乏性出血症である。

《私たちが知る事実》
乳児の死亡原因となった急性硬膜下血腫を引き起こしたのが、ビタミンK2シロップの不投与による「ビタミンK欠乏性出血症」であったかどうかは、証明されていません。乳児の検死は行われず、訴状にも医師による診断書は添付されていませんでした。 そもそもビタミンK2シロップを投与していても出血を起こす事例は、いくつも報告されています。昭和63年度厚生省心身障害研究の「第3回乳児ビタミンK欠乏性出血症全国調査成績」によると、昭和60年7月〜63年6月までの3年間に、突発性ビタミンK欠乏出血症は126例あり、そのうち16例ではビタミンK2シロップが投与されていました。 また、生後まもない赤ちゃんに、出血を防止するために人工物を投与することが、本当に悪影響をもたらすことはないのでしょうか。K2シロップは副作用がないといわれていますが、長期的に見ても安全なのかは、誰にもわかりません。 もしK2シロップにそこまでの必要性があるのならば、国は投与を義務化すべきと考えますが、義務でない現状では、人工物を摂取しない自由は、自己責任の範囲内で、誰にでも認められているはずです。

《報道内容》
●助産師は、母親の同意をとらずに、ビタミンK2シロップの代わりにホメオパシーの「レメディー」を与えた。そのうえで母子手帳には「ビタミンK2投与」と記述した。

《私たちが知る事実》
助産師は、「母親の意向」のもとに、ビタミンK2シロップを与えるのをやめたと聞いています。当然、ビタミンK2シロップの意義と、とらない場合のリスクも説明して、投与の意向を問うたうえでのことです。 前述のように母親は強い自然志向を持ち、乳児に対して「自然な出産」にないものを与えることを喜びませんでした。そのため、第一子の出産時もビタミンK2シロップは与えませんでした。ちなみに第一子のときはレメディーをとることも希望されなかったので、レメディーも与えませんでした(後に説明しますが、レメディーとは、ホメオパシー療法で使う砂糖玉です)。 母子手帳に「ビタミンK2投与」と助産師が記述したのは、医師の診察時に母親の同意なく投与されてしまうのを防ぐためでした。 私たちはレメディーが、ビタミンK2シロップの代替物になるとは考えていません。 そもそも物質とレメディーでは体への働きが異なります。物質の栄養吸収を高めるためにレメディーをとることはあっても、物質そのものの代替物にならないことはホメオパスであれば当然知っています。助産師ももちろん、「レメディーがビタミンK2シロップの代わりになる」とは言っていません。この一連の誤報道は、最初に報道した記者が助産師の言ったことを歪曲して報道したことに端を発しています。 また当時、ビタミンK2シロップの投与は助産師業務において、義務化もガイドライン化もされていないものでした。第一子のときにそうであったように、この母親にはビタミンK2シロップを拒絶する権利があり、それを行使しただけにすぎないのです。 だからといって、この事件に関し、助産師にまったく責任がないとは考えてはおりません。 ビタミンK2をとらないのは、本人の希望であるというサインをもらっておくべきであったでしょうし、母親のためとはいえ、母子手帳に「ビタミンK2投与」と書くべきではなかったと考えます。

《報道内容》
●ホメオパシーは現代医学を否定して、患者を病院から遠ざけているから有害である。

《私たちが知る事実》
いいえ、ホメオパシーは現代医学をいちがいに否定してはいません。少なくともJPHMAは、会則で病院での検査の必要性を説いていますし、骨折や臓器不全などをはじめとする現代医療が必要な重篤、あるいは緊急のケースでは、医者の治療を受けるよう指示しています。 私自身、子どもは病院の帝王切開で産みましたし、JPHMAとしても、セントマーガレット病院と提携し、現代医学と協力して患者をみる体制を整えています。 現代医学の薬で症状を抑圧すると、ホメオパシーで高めようとする自己治癒力を低下させることがあるとお伝えはしていますが、薬の摂取を止めよなどの強制はしていません。 私たちホメオパシーを使う者は、緊急を要する病気でないなら、まずは自己治癒力を使い治そうとします。何から何まで薬や病院ではなく、自分の体や心に一人ひとりが責任を持ち自分の健康は自分で守る姿勢がとても大事だと考えています。このようなコンセプトをもとにした自然療法を使うからといって、それは現代医学の否定を意味するものではありません。 仮にホメオパシーが現代医学を否定することが有害なのであれば、現代医学がホメオパシーを否定することも、患者の治療の機会を奪うという意味で、同じく有害であるはずです。なぜなら、ホメオパシーは200年の歴史と膨大な治癒実績のある療法だからです。 以上の点から、今回の朝日新聞社をはじめとする新聞社によるホメオパシーに対するバッシングは、明らかに間違いであると言わざるを得ません。彼ら反対派は、ホメオパシーのレメディーは現代科学では効果が証明されていないものであると主張しています。事実は、効果ありとする多数の論文と効果なしとする少数の論文が混在している状況であります。 百歩譲って、効果なしとする論文に、より妥当性があるとしましょう。だとしたら、なぜこれだけ多くの人が、実際に効果があったという体験をしているのでしょう。 ホメオパシーは世界中で推定10億人が親しんでいる、漢方の次にポピュラーな療法です。イギリスにはホメオパシー専門の病院が4棟もあり、国民健康保険(NHS)も適用されています。2009年3月、イギリス議会下院科学技術委員会は、ホメオパシーの有効性に関して証拠がないため、国民健康保険の適用を外すべきだとの報告書を提出しましたが、政府は正式にこれを却下しました。医師と患者は治療法の選択の権利を持つべきであるとの立場からです。妥当な見解だと私は思います。 ホメオパシーに反対の意見のほとんどは、ホメオパシー療法に用いられる「レメディー=原物質が残らないほどに希釈したもの」は、科学的に言えばただの砂糖玉やアルコールであり、効果があるわけがないというものです。 彼らは、自分自身レメディーを使ってみることもなく、ホメオパシーはカウンセリングであり、レメディーはプラシーボ(偽薬)効果を持つにすぎないと主張しています。 私は不思議に思います。人間はいつから、科学で解明できない事象は存在しないと結論づけられるほど偉くなったのでしょう。なぜ、現代の科学では「まだ」解明できていないだけだと考えることができないのでしょう。ホメオパシーには効果がないと断言できる方は、控えめに言っても傲慢との謗りを免れ得ないでしょう。 賢明な方はすぐに理解されるでしょうが、「ホメオパシーはリスクが高い」とバッシングすることは、ナンセンスです。レメディーは天文学的に薄めているアルコール溶液を砂糖玉にたらしたものですから、物質的な副作用はありません。 薄めていて原物質の残っていない水をとると言うと、多くの人々は懐疑的になりますが、実際に私の潰瘍性大腸炎は治りました。なにより、「200年もの歴史を持ち、世界中で利用されているホメオパシー療法」という事実が物語っていることは、確かなはずです。 患者さんには、療法を選択する権利があると私は思います。現代医学が完全な治療法でないとするならなおさらです。すべての人がまったく同じ行動をとるような社会は不気味ですし、民間療法や代替医療を選ぶことができる世の中は素晴らしいと思います。 たとえば、一般的に病院での出産よりも助産院、自宅出産はリスクが高いとされていますが、だからといって自然出産を選ぶ人を非難することはできません。アルコールやタバコも体に害があるとされていますが、それをあえて望む人が一定数いることも事実です。 また、どんな薬にも副作用というリスクがあることはご存じでしょうか。さらに、自動車のリスク、飛行機のリスクなど、リスクを挙げていけばきりがありません。 今回のホメオパシー・バッシングは「水に落ちた犬は打て」の典型です。ホメオパシー反対派の方は、このような執拗なバッシングによって、患者がホメオパシーを体験することを妨げられ、それによって治るはずの病気が治らなかったとしたら、その責任をどのようにお取りになるつもりなのでしょうか。後ほど説明しますが、現代医学でも治療法がないといわれている発達障害ですが、私のところにやって来る発達障害の患者82名の改善率は、89%に達します。 ホメオパシーには、日本を含む世界中で膨大な治癒実績があります。物質の入っていない砂糖玉だから効果があるわけがないという先入観だけで、きちんと自らが体験し調査することもなく否定するのはナンセンスです。 本書は、日本にホメオパシーを本格的に導入し、15年間教育してきた私、由井寅子が、ホメオパシーとは何か、また、私はいかにしてホメオパシーに出合い、その身を捧げるようになったかをわかりやすくまとめたものです。 私は本書を『毒と私』と名づけました。「毒」とは、このバッシングの中でホメオパシーに張られたレッテルです。一般に、「毒」とは体を害するものと考えられていますが、私はむしろ「毒」は体に、そして自分自身に〝気づき〞を与えてくれるものと考えます。その意味は本書を読み進めるなかで、次第に判明していくことでしょう(これから登場するホメオパシーに関する一連の新聞・ブログ記事などは、公平を期すために、その必要箇所を原文のまま抜粋しております)。 ホメオパシーについて知っているにも方、知らない方にも一人でも多くの方に、私が考える健康と幸せについて知っていただきたいと思っています。

■暴かれた嘘(p113~114) ひょっとすると、長野記者は最初からホメオパシーを叩きたかったのではないか。そうでないと、このような明らかな偏向記事を書く意味がわかりません。私たちの憶測は、ほかならぬ長野記者が『朝日新聞』のブログで発表した文書によって裏付けられました。 8月3日、『朝日新聞』の医療サイト「アピタル」の編集部ブログで、長野記者は「もっとホメオパシーによる具体的な被害例を集め、ホメオパシー治療の実際について、もっと世間に発信したい」と発表しています。 続けて長野記者は、ホメオパシーによる「被害」を読者から直接、募集しました。 「被害」しか募集しないところに、報道の偏りを感じます。おそらく長野記者は、ホメオパシーには「被害」が多いはずだと信じ込んでいらっしゃるのでしょう。 長野記者は何度かホメオパシーの「被害」を募集しましたが、なぜか現在に至るまで「被害例」は、ほとんど報告されていません。わずかにとりあげられた例も、病気で亡くなった方がホメオパシーを利用していた事実があるのみで、死亡原因との関連性は示されていません。 この事実がそもそも、ホメオパシーの「被害」がほとんどないことを示していると、私は思います。 逆に現代医学の「被害」、つまり医療訴訟を募集すれば、いくらでも集まることでしょう(もちろん、母数が違うのですから多く集まって当たり前です。私は現代医学を否定するつもりはありません。私が言いたいのは、一つの訴訟、被害例をもって、すべてを否定するのは論理的に正しくないということです)。 それにしても不思議なのは、さきほどの新聞記事では「インターネット上にも「被害」の訴えは多い」と書いていたのに、「アピタル」の編集部ブログでは「私がホメオパシーの記事を書こうと思ったのはかなり昔です」しかし、「具体的な「被害」の例がつかめず、なかなか書けなかった」「具体的な「被害例」を集め、(略)世間に発信したい」と書いている点です。 語るに落ちる、とでもいうのでしょうか。 本当に被害者の数は多かったのでしょうか。 記事中で「訴え」がどれだけ「多い」のかは、定量的にエビデンス・ベースドで示されていませんでした。このブログの文章を見る限りでは、実際にはほとんど見つからないものを「多い」と印象操作しようとしたようにすら見えます。 同じ文章内では、次のような表現も見受けられます。 「効くと信じて使った結果、重大な健康被害を受けた例があるとみられる」 「ホメオパシーで「治る」と信じたのに治らず、なくなるケースさえもありそうだ」と。「被害を受けた例がある」ではなく、「あるとみられる」なのです。 「なくなるケースさえもあった」ではなく、「ありそうだ」なのです。 いったい「多い」はずの「被害例」は、どこにあるのでしょうか。

■ホメオパシーの被害は存在するのか?(p115~120) では、朝日新聞が総力を挙げて読者から募集し、記事にした「被害例」がどのようなものか検証します。 8月11日に掲載された「代替療法、ホメオパシー利用者、複数死亡例、通常医療拒む」という記事は次のようなものです。 「代替療法ホメオパシーを利用している人の中で、病気が悪化して死亡する例が相次いでいる。通用の医療は末期になるまで受けていなかった。東京では5月、国立市の女性(当時43)が、がんで死亡した。埼玉でも昨年5月、男児(同生後6ヶ月)が死亡した。」(『朝日新聞』2010年8月11日) 「相次いでいる」と扇情的な記述をしてありますが、記事ないに取り上げられているのは以上の2件のみです。そのうえ、ホメオパシーと死亡原因との関連性も全く示されていません。このようなずさんな記事なら、私にだって書けます。 ナンセンスです。 ホメオパシーは治療法なのですから、利用者が健康の問題を抱えているのは当たり前です。 ホメオパシー死亡との因果関係を明確に示さないのであれば、現代ではほとんどの人が病院で亡くなるのですから、長野記者の書き方に従えば、現代医学が大量に人を殺しているとだって言えてしまいます。 最初の件について、記事は次のように紹介しています。 「5月16日、東京都東大和市内の病院の集中治療室。女性は、悪性リンパ腫が悪化して人口呼吸器を付け、声をも出せない状態だった。親交のあった荒瀬牧彦牧師=めぐみ教会(東大和市)=が見舞うと、手話で3回、「ごめんなさい」と訴えた。ホメオパシーに頼り、前日に救急搬送されたばかり。入院から11日後に死亡した。」(『朝日新聞』2010年8月11日) このケースは本当に痛ましいことで、亡くなられた方には心からご冥福をお祈り申し上げます。 私たちがこの女性に対応していた会員に聞き取り調査を行って把握している事実では、この女性は薬の副作用に苦しんだ経験から、頑なに病院に行くことを拒んでいたそうです。ゆえに、会員もこの女性が望むテルミー(温熱療法)とホメオパシーでできる限りのことを使用と思い、実際出来る限りのことを行ったと言います。ちなみに事実としてつたえますが、この女性の主たる療法はテルミーであり、亡くなられた女性が求めたのも主としてテルミーでした。 いずれにしても、ホメオパスは現代医療を否定していず、「病院に行くな」とも「ホメオパシーだけで治る」とも言っていません。ホメオパスが医療ネグレクトを起こしたわけではないのです。 もちろん、私たちの現代医学や検査の重要性、あるいはホメオパシーが万能ではないというメッセージが、クライアントに十分伝わっていなかった可能性もあります。その点は反省するとともに、今後このような事態が起こらないようクライアントを含む一般の人々へのメッセージの発信を、いま以上に強化するとともに、今一度会員へのこうした情報発信の重要性の周知徹底を図っています。 テルミーとホメオパシーによって女性を助けられなかったことは事実ですし、そのことに 遺憾の念は覚えていますが、現代医学でもホメオパスでも、すべての病気を100%治せることが無いことは誰でも承知していると思います。自分にとって可能なすべての手を尽くしても助からなかったことで、医師が責め立てられることがあるでしょうか。 2件目について、記事は次のようになっています。 「さいたま市では昨年5月、生後6ヶ月の男児が体重5千グラム前後の低体重のまま死亡した。両親は助産師のすすめでホメオパシーに傾倒。市によると、病院での男児のアトピー性皮膚炎の治療や予防接種も拒否していたという。 市児童相談所は、病院の受診拒否などを虐待と判断。保健師の指導で男児が4月に入院した際、両親が連れ戻さないように病院に要請していた。男児は5月2日に死亡した」(『朝日新聞』2010年8月11日) このケースについては、司法解剖も行われており、虐待などの事件性がないことが明らかになっています。すなわち、乳児の死亡とホメオパシーのレメディーとに因果関係がないことはもちろん、アトピー性皮膚炎や予防接種の拒否と死亡原因とに関連が無いことはもちろん、アトピー性皮膚炎や予防接種の拒否と死亡原因とに関連が無いことも判明しています。このようなホメオパシーと関係のない死亡例を、あたかもホメオパシーとの関連で死亡したかのように報道することは悪質な印象操作です。 このケースでは、むしろ行政の対応のほうに問題があったと私は認識しています。 児童虐待の事実がないにもかかわらず虐待の通報が児童相談所になされ、一方的に母子が引き離されたあとで、子どもの容態の急変に関連がないと誰が言えるでしょうか。ホメオパシーに傾倒することは児童を奪われるほどの罪なのでしょうか。 このケースは実際に虐待が無かったことが判明し終息した1年前の出来事を掘り起こし、「児童相談所は、病院の受診拒否などを虐待と判断」などとあたかも虐待があったのかのように記事を書き、全国紙で報道されました。虐待の嫌疑をかけられ、子ども引き離された上に、その子どもを亡くしたご両親への配慮を大きく欠くものです。 『朝日新聞』の報道で問題だと感じるのは、ホメオパシーやホメオパスと直接関係のない事例も、ホメオパシー利用者ということで報道し、なおかついかにもホメオパシーに問題があるかのようなニュアンスを醸しだしていることです。ホメオパシーを叩くためであれば、一般の利用者をいくら傷つけてもよいと考えているのでしょうか。

(『毒と私』から引用終わり)

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No.2に関しての記述誤り *************
「遺憾にもホメオパシーを否定するような報道がいくつかあったにもかかわらず」という記載について、日本についてのことを報告している中で、このようなコメントをするということは、No.1記載のR子さんの発表内容を聞いた結果として書かれたものであることは明らかであります。繰り返しますが、上述した通り、R子さんの発表内容は真実ではありません。R子さんが発表したことを鵜呑みにし、日本のホメオパシーについて憂慮されたLIGAメンバーが他にもいらっしゃるかと思うと、非常に残念でなりません。 そもそもJPSHという協会は、医師、獣医師、歯科医医師、薬剤師のみからなる協会で、2,000年の設立当時から一貫して、上記の医療従事者以外の者がホメオパシー治療を生業とすることに対して断固反対の姿勢であり、それを協会理念として公に掲げています。 R子さんは、数々の講演会にて、医師でないホメオパスを侮辱する発言や誹謗中傷を繰り返していることがわかっています。
私たちJPHMAの理念は医師であろうと医師でなかろうと、ホメオパシー医学という学問をきっちり修得し、その技能と知識と適性が第三機関によって厳重に試験され、一定以上の能力があると認められたならば、だれでもホメオパスとして活動できる、というものです。 JPHMA会長の由井寅子氏は、ホメオパシーを日本に根付かせるためには、医師ホメオパスと医師でないホメオパスが対立している場合ではないと考えJPSH会長宛に、日本のホメオパシー発展のためにともに力を合わせてがんばることはできないでしょうか、というお手紙を何回か出しました。しかし、その呼びかけに対する回答はいただけていません。 JPHMAの名誉のために言っておきますが、私たちは医療従事者がホメオパスとして活動することに反対していません。むしろ喜ばしいことだと考えています。JPSHの理事の方々の考えが変わらない限り、私たちにはどうすることもできないのが現状であり、本当に残念でなりません。
今までR子さんにはいつか私たちの思いをわかってくれるときがくるだろうと思い、長い間目をつぶってきましたが、今回の事実とかけ離れた内容がLIGAのニュースレターに掲載されていることを見るにいたり、もはや看過することはできないと判断し、今回のR子さんの件を『ホメオパシー新聞』にて公開して行く所存です。
LIGAが日本のホメオパシーの発展を願って下さるならば、真実を知って頂き、2010年に起こったような誤った報道でホメオパシーが潰されないように支援頂く事を願います。また、日本のホメオパシー状況に関して間違った発表をしたR子さんならびにJPSHに対して、LIGAが厳正なる対応を行っていただけることを希望いたします。また、LIGAのニュースレターにて正しい事実を掲載してくれることを希望します。
今回の件があったので、思い切って申し上げますが、2011年のLIGAのインドでの国際大会において、LIGAから由井会長への発表依頼がきて準備万端用意していたのですが、直前でキャンセルされるという出来事がありました。 名前は出せませんが、ある人から、JPSHの理事が、由井寅子を発表させるなら、LIGAのインド大会に出ないこと、また同時に、LIGA日本大会を中止にすると繰り返し圧力(脅迫)があったということをあとで聞きました。それでやむなく由井会長の発表を急遽中止にしたということでした。
この事実も由井会長のJPSHとJPHMAが日本におけるホメオパシーの発展のために力を合わせてゆく可能性にかけてこれまで公表を控えてきました。しかし、JPHMAとしても事実ではないことを世界に向け発信されることは甚だ遺憾です。 また、私たちが定期的に英国からとっている『Health & Homeopathy2012年/2013年冬号』にて同じくR子さんによる以下の記事が掲載されていました。

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Health & Homeopathy2012年/2013年冬号』より引用開始

政府の承認を求めて

JPSHは全国組織であり、日本のホメオパシー医療において重要な役割を果たしている。現在、JPSHは日本政府からホメオパシーに対する認知を受けようとキャンペーンを行っている。しかしながら、そのためには克服しなくてはならない重要な問題がいくつかある。まず、ホメオパシーのレメディーは、日本の厚生省から薬品として認められていない。さらに現行、ホメオパスの職業基準を規定する指針(ガイドライン)が存在しない。ホメオパシーに対する一般市民の関心が高まるにつれて、ホメオパシー教育を提供する教育機関の数が増加している。現在、日本では、Japan Homeopathy Foundation日本ホメオパシー振興会(ハーネマン・アカデミー)やJapanese Homoeopathic Medical Association日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)など、11の様々な規模のホメオパシー教育機関が存在している。残念ながら、これらの教育機関のいくつかにおける教育水準は、しかるべき基準に達していないが故に、悲劇的な結果を招いてしまった。

2009年10月、JPHMA認定会員の助産師が、両親の同意もなく、ビタミンK不足の新生児に、ビタミンK2シロップの代わりにホメオパシーのレメディーを投与した。不幸にも、この新生児は、ビタミンK不足から起こった頭蓋内出血により亡くなった。この悲劇は広くメディアで報道され、多くの人々に、ホメオパシーは危険であるという結論を下させる結果となった。

この報道の後、日本における最も権威ある科学団体である日本学術会議の会長は、ホメオパシーの治療効果を示す科学的証拠は何もないと述べる声明を発表した。その後、日本における医療専門家の登録団体が皆、各々の声明を発表した。ホメオパシーについてはほとんど知識を持ち合わせていないにもかかわらず、これらの登録団体は会員全てにホメオパシーを使うことを禁じたのである。

さらなる理解を得るために

日本におけるホメオパシーの状況が懸念を引き起こしていることは否めない。であるにもかかわらず、JPSHは、正規に教育を受けた、医学的資格を有する治療家が治療を行うことで、ホメオパシーに対するより良い理解を生み出すことに全力で取り組んでいるのである。

『Health & Homeopathy2012年/2013年冬号』より引用終わり

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第一に、何を持ってR子さんは「教育水準はしかるべき基準に達していないが故に悲劇的な結果を招いた」と言っているのでしょう。  
JPHMAが認定するCHhom(カレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシー)は、パートタイムでありながら、年間264時間の授業を4年間かけてホメオパシーを学び、医学博士の2名から現代医学の生理学、解剖学、病理学も学びます。CHhomの学校には現代医学の病院も併設していて定期的に、学生や患者さんが検診に訪れています。また、ホメオパシー的な生理学・解剖学・病理学も学びます。臨床見学は100時間以上になります。ハーネマンの原書から忠実に訳した『医術のオルガノン第六版』、『慢性病論第二版』をテキストとし、ハーネマンの考えに基づく慢性病治療、マヤズム治療などを学びます。また、ハーネマンの『純粋マテリア・メディカ』、『慢性病マテリア・メディカ』を原書から忠実に訳し、マテリア・メディカの標準テキストとして使用しています。またハーネマンが唯一認めたボーニングハウゼンのレパートリーを使用しています。またハーネマンの『小論集』や『診療日誌』も随時取り入れています。  
人間は魂・心・体の三位一体のものであると考え、魂・心・体のそれぞれのレベルにおいて病気が存在し、それゆえにそれぞれのレベルにおいて治療が必要であると考えています。それゆえに、深いマヤズム治療に関する知識も必要であるし、臓器治療やハーブ療法、さらにはインナーチャイルド癒しや食事療法も必要であると考えています。そういう意味でホリスティックなホメオパシー治療を目指しており、由井寅子会長の患者の治癒率は非常に高くなっています。現代医学で治療不可能な発達障害の子どもたちの改善率は90%を超えます。これは信じ難いことかもしれませんが事実です。自己免疫疾患などの難病もホメオパシーで治癒に導いたケースは枚挙にいとまがありません。そういうことがあり、今由井会長のZENメソッドは世界的に注目され、昨年はオランダやドイツに招聘され発表しました。今年はインドとイギリスで発表を予定しています。  
第二に、「JPHMA認定会員の助産師が、両親の同意もなく、ビタミンKの代わりにレメディーを出した」というのは事実ではありません。前述したとおり、母親の同意もとっていますし、ビタミンKの代わりにレメディーを与えていたわけでもありません。
間違ったことがニュースレターや雑誌に掲載され、世界に発信されてしまった以上、JPHMAの名誉を守るため、JPHMAが所属するICH(世界29カ国32団体からなる)の会員にも、この文書を送ることにしました。  
同様に、繰り返しますが、LIGAも会員の誤解をときJPHMAの名誉を守るために、日本のホメオパシーに関する正しい情報を会員に配信、もしくは記事掲載をお願いいたします。

お返事お待ちしております。

2013年4月6日
JPHMA理事一同

2012年5月11日 (金)

2012年4月29日版『日本経済新聞』朝刊、健康16面に掲載された記事に関して

2012年4月29日版『日本経済新聞』朝刊、健康16面に掲載された『今どき健康学そろそろ脱「健康オタク」を』に江戸川大学メディアコミュニケーション学部特任教授、中村雅美氏の記名入り記事が掲載されました。

記事中、中村雅美氏は、「2010年、ホメオパシーを信奉する助産師が乳児に必要なビタミンKを与えなかった結果、乳児を死なせた」という内容を公表されています。このように何が事実かを確認せず、事実と異なる内容を『日本経済新聞』という読者数の多いメディアを通じて社会に公表していることに関して日本ホメオパシー医学協会は大変遺憾に思います。最初の事実の認識が異なれば、結論も異なってきます。記事にされる場合には、ご自身で事実かどうか調査、確認されてから発言していただきたいと思います。

事実については、日本ホメオパシー医学協会がホームページを通して公開している『ホメオパシー新聞』の中で詳細にレポートしています。また、日本ホメオパシー医学協会会長の由井寅子が『毒と私』(幻冬舎)の中でも詳しく書いています。

★『ホメオパシー新聞』
http://homoeopathy-life.cocolog-nifty.com/news/
★『毒と私』立ち読みコーナー
http://www.homoeopathy-books.co.jp/browsing/PD046A/_SWF_Window.html

また中村雅美氏は、「ただ、多くの代替療法はいわゆるプラセボ(偽薬)効果を狙っているように思える」と書いていますが、記事の流れからホメオパシーが「プラセボ(偽薬)効果を狙っている」療法であることを前提として書かれた記事であることは明白です。中村雅美氏が、ホメオパシーがプラセボ効果であるとした、2005年、スイスのベルン大学のエッガー医師らのグループが発表した英医学誌『ランセット』の論文をもって、ホメオパシーを引き合いに出したとしたら、大変遺憾であると言わざるをえません。
なぜなら、この論文は、ランセットの学術誌としての価値をおとしめたと言われているいわくつきの論文として有名な論文であり、スイス連邦政府によるホメオパシーの有効性レポートの中でも、スイス補完医学評価プログラムの一環として、正式にこの論文を調査したホメオパシーHTAレポートで、否定されているものだからです。
詳細は以下の記事をお読みください。

★日本学術会議がホメオパシー否定の根拠としたランセットの論文をスイス政府医療技術評価(HTA)レポートが正式に否定!
http://news.jphma.org/2012/02/hta-f45d.html
★デイナ・アルマン氏によるスイス政府のホメオパシー医療についての報告書についての記事紹介
http://news.jphma.org/2012/04/post-048a.html

一方、スイス連邦政府によるホメオパシーの有効性レポートで、ホメオパシーがプラセボ以上の効果があることが示されています。

★スイス連邦政府によるホメオパシーの有効性レポート(英語版)発表http://jphma.org/international/info_20120109.html
★デイナ・アルマン氏によるスイス政府のホメオパシー医療についての報告書についての記事紹介
http://news.jphma.org/2012/04/post-048a.html

加えて、ホメオパシーがプラセボ以上のものであるという研究成果は、『ホメオパシー新聞』でも、多くの事例を挙げて説明しています。

このように、少し調べるだけで、ホメオパシーに関して、ランセット、BMJ、ピディアトリクス、小児感染症ジャーナル、チェストやその他多くの高く評価されている医学誌や科学雑誌に公表されているクオリテイの高い研究を見つけることができ、これらの雑誌の一部はホメオパシーについての研究の否定的結果を公表してはいるものの、肯定的な研究結果のほうが否定的なそれを遥かに上回っています。このようなことは、少し調査したらすぐわかることです。

また、欧州やインドをはじめとする世界中でホメオパシーは使用されていますが、プラセボ効果では説明できない、動物、植物、乳児のケアなどにもホメオパシーが広く利用され著しい成果を上げています。これだけをとってみても、ホメオパシーがプラセボ以上の効果があることの証左であります。そして何より、ドイツ人医師サミュエル・ハーネマンが確立して以来、世代を超えホメオパシーの臨床的な有効性が確認され続けており、わずか200年で世界10億人以上が親しむ健康法になっているという事実こそがホメオパシーがプラセボ以上の効果をもつことの証左と言えるのではないでしょうか。200年わたるホメオパシー否定派による執拗な弾圧にもかかわらず、絶えることなく世界中で広く愛用されているという事実は、それほどホメオパシーが明らかに効くからです。そしてそれはホメオパシーの効果を実体験した人や我が子に対してホメオパシーのレメディーがどんな作用を与えたかは観察している母親が一番よくわかっているからです。

ジャーナリストが少しの調査もすることなく事実と異なる情報をマスメディアを通して発表することは恥ずべき行為だと思いますが、それ以上に事実と異なる情報を信じてしまったために、本来ホメオパシーに出会い、真の健康を取り戻すことができたかもしれない多くの日本国民からその機会を奪っているという点で大きな影響を与えており、その責任は重大であると考えます。二度とこのような事実と異なる記事が新聞に掲載されないことを願います。

2012年3月22日 (木)

スイスのホメオパシー事情

スイスは、ヨーロッパの中でも、ベルギー、オランダ、ノルウェー、フランスなどとともに、補完代替医療の筆頭として、ホメオパシーが普及している国の一つですが、2005年にホメオパシーは、公的な医療保険の適用から外されました。しかし代替療法を求めるスイス国民からは抗議の声が多くあがり、2009年に国民投票が行われることになりました。その結果は、国民の67%の支持(反対15%)と全州の賛成という圧倒的多数で支持され、ホメオパシーを含む5つの代替療法が憲法で〝医療〟として正式に認められることとなりました。この結果を受けて、2012年に再びホメオパシーを含む5つの代替療法が公的医療保険の適用になることが決定しました。

昨年5月ドイツ、バーデンヴァイラーで開催されたロジーナさん(ドイツのホメオパス)主催のコングレスに参加し、由井会長の発表を聞いて感銘したスイス人のライターであるハンス・ピーターさんから、スイスのホメオパシー事情についての報告が届きましたのでご紹介したいと思います。

今年(2012年)の5月から、以下の5つの補完代替療法に対し、スイス政府が支援する健康保険が支払われることになります。

① ホメオパシー
②ハーブ療法
③伝統中国医学(TCM)
④人智学的医学
⑤自然療法

スイスでは、これらの中で、ホメオパシーが認知度、人気とも一番である事に疑いはありません。しかし、スイスにおけるホメオパシーの状況はダイナミックかつ複雑です。これについて簡潔にかいつまんでお話します。

スイスでは、ホメオパシーはとても根強い人気があります。人口の50%はホメオパシー商品を時折もしくは定期的に使っていると言えるでしょう。多くの人々は、ホメオパシーは作用すると見なし、副作用なく、現代医薬品の代替になると見なしています。彼らは、ホメオパシーが作用すると信じていますし、個人的経験から、実際そうである事を知っています。しかし、スイスの通常の製薬会社は、NovartisやRocheのような世界でも最大の製薬会社をはじめ大変強い位置にいます。

したがって、企業が多額のお金を使って政府に働きかけ、補完代替療法が広がらないようにする強力なロビー活動が存在します。年収マルチビリオンダラーの大企業と比較し、ホメオパシーの製造者は、経済的にちっぽけですが、公衆がホメオパシーや補完代替医療の効果にあまりに気づくと、これら大企業は財政的損失をこうむると考え、恐れているのです。したがって、彼らのロビイストは、スイス法律制定が「補完代替療法に友好的」にならない為にはどんな事もしますし、スイスメディック(医薬品認可機関)のような機関にその産業の人々を潜入させようとします。

補完代替療法を馬鹿にするキャンペーンはスイスではよく知られています。残念ながら、日本で生じている事に類似しています。幸運な事に、これらのキャンペーンは、かなりの数のスイス人の態度にはほとんど影響を及ぼしていません。しかし、もし強力なロビー活動と弁護士によって法律が変更されたら、より困難になってしまうでしょう。既に他の補完代替療法で、利用する事が難しくなっているものもあります。

アンチキャンペーンのリーダーで有名な一人は、Mr.Prof.BedaStadlerという人物で、多くのメディアのコラムニストです。彼はまた、スイスで、遺伝子組み換え商品を促進しています。

スイスより
ハンス・ピーター

2012年2月10日 (金)

日本学術会議がホメオパシー否定の根拠としたランセットの論文をスイス政府医療技術評価(HTA)レポートが正式に否定!

日本学術会議が、「ホメオパシーの治療効果は科学的に明確に否定されている」とし、その根拠としてあげたのが、2005年、スイスのベルン大学のシャン医師らのグループが発表した英医学誌ランセットの論文【Shang A, Huwiler K. Nartey L, Jüni P, Dörig S, Stern J, Pewsner D, Egger M. Are the clinical effects of homoeopathy placebo effects? Comparative study of placebo-controlled trials of homoeopathy and allopathy. The Lancet 2005; 366:726-732.】です。

この論文で、シャン医師らは、ホメオパシー の医学的効果を調べた110件の研究例(論文105本分)をメタアナリシスという手法で検証した結果、「ホメオパシーの医学的効果はプラセボ効果に過ぎない」と結論づけています。

しかし、この論文は<ランセット>の学術誌としての価値をおとしめたと言われているいわくつきの論文です。ホメオパシーを支持しているわけではないクラウス・リンデとウェイン・ジョナスなど、複数の科学者が欠陥論文であると指摘しており、<ランセット>ともあろうものが、この手の「不備のある」調査結果を掲載したことに愕然としていると言わしめた学術的価値のない論文です。

今回のスイス連邦政府によるホメオパシーの有効性レポートの中に、スイス補完医学評価プログラムの一環として、正式にこの論文を調査したホメオパシーHTAレポートでは、このメタ分析の不十分さを指摘する多くの論文を考察し、シャンらの論文を再調査した結果、ホメオパシーの臨床効果がプラセボ効果であるとしたこの論文を支持しないと結論づけています。

日本学術会議ともあろう団体が、きちんと調査することもなく、ランセットの価値を貶めたとまで言われている欠陥論文をもって、ホメオパシーの治療効果は科学的に明確に否定されていると公式発表したことは、日本学術会議の価値を貶める軽率な行為と言わざるを得ません。同時に偽りの情報を発表し、未だ訂正していないことは、日本国民からホメオパシーの恩恵を受ける機会を喪失させ続けているという点で大きな過失であると言えます。

――HTAレポートから一部引用――

シャンらによる研究はさまざまな側面から批判を呼んだ:

■著者がメタ分析を行うにあたり、有効値の評価データと調査されている研究の信頼区間と同様に記述データを明記するというQUORUMガイドラインに忠実ではなかった。「詳細の欠如は、強い臨床結論を出す論文では容認できない」(LindeとJonas, 2005)。

■どの程度選択された研究がホメオパシーの実態を表現するか(つまり、対外的に有効か)、説明されていない (Walachら, 2005a)。

■添付データを組み合わせることは、もし異なった試験が同じ効果を計測している時のみ意味をなす。たとえば、もしホメオパシーが何らかの症状を助け、他の症状を助けなかったら(Jonasら, 2003参照)、ファンネルプロットは評価することができないし、組み合わされた有効値は意味を成さない(LindeとJonas, 2005)。

■効果サイズが全てのプラセボ対照試験に対して同じであるという仮定は、おそらくどちらも持ちこたえられない;CAM療法は一般的に高いプラシーボ反応割合があるように見える。ホメオパシーの研究におけるプラセボ効果が一部、従来の介入の診察効果の上に横たわっているように(Walachの有効性逆説で知られる現象, 2001, Walachほか, 2005aから引用)。

■従来医学の実験の中でも、いわいるプラセボ効果は、強く異なっている(Walachほか, 2005b)。

■サンプルサイズは病理、介入、選択された結果によるので、大きな試験に限定された分析は偽陰性結果の危険を抱いている。したがって、それは述べられた依存性と純粋な先入観を区別することは可能ではない(LindeとJonas, 2005)。

■主な結論が、6つか8つの(おそらくマッチしない)試験に依存しているので、その結果は、高い信頼区間を説明する、可能性に簡単に起因するだろう(LinedとJonas, 2005)。

Skandhanら(2005)はインドで誘発された研究と論説の抗議を反映する素晴らしいコメントを発表した。ホメオパシーはインドで広く普及しており、アロパシー医師達や団体権威者達と同様に、インドの国民に高く評価されている」。そして施設や官庁が管理している。それは世界保健機関(WHO)によってサポートされている。アーユルベーダとホメオパシー、ヨガの副大臣であるUma Pillaiは、「たった一つの研究で、全体系を却下することなど不可能である」とコメントしている。

私たちはここで示されたほとんどの懸念を共有し、とくに外部的な有効性とモデル妥当性が十分に考察されていないという批評を指示する。

――HTAレポートの結論――

要するに、メタ分析にはよくあることだが、もし形式的基準が過大評価され、外的妥当性やモデル妥当性基準の内容あるいは判断に関して差別化がなされないならば、かなりのバイアス(歪み)リスクが存在することになると言ってよい。

遡及的な選択をしたり、交絡因子が欠如しているため、メタ分析は、顕在的あるいは潜在的バイアスに対しても保護されているわけではない。

「もしRCT(無作為臨床試験)をこのような方法で評価した下ならば、コクランテストでは不合格になってしまうだろう」(Wegscheider 2005;13章221ページ参照)。

上記の論拠によって、「ホメオパシーが有効である」という正反対の結論に導くことにはならないにしても、「Shang他の研究(2005a)はホメオパシーの無効性を立証しない」という主張を支持することにはなる。この研究の明らかな潜在的誤りを考慮すれば、Uma Pillaiの言葉「たった一つの研究で、全体系を却下することなど不可能である」(Skandhan他 2005a)に同意するしかないのである。

【注記】

メタ分析:過去に行われた統計的分析の複数の研究結果を収集、統合し、色々な角度からそれらを統合したり比較することで、より信頼性の高い結果を求めること、またはそのための手法や統計解析のこと。「分析の分析」を意味する。

交絡因子:調べようとする因子以外の因子で、病気の発生に影響を与えるもの。例えば、飲酒とがんの関連性を調べようとする場合、調べようとする因子(飲酒)以外の因子(喫煙など)ががんの発生率に影響を与えているかもしれない。このとき、喫煙が交絡因子に該当し、喫煙が調査に影響を与えないように、データを補正する必要がある。

コクラン法:医学分野では対象や研究方法が多様で、各種のバイアスが入りやすく、また研究の質のばらつきが大きい。例えば、公表論文は有意な結果のみが発表されることが多い。これは研究者がポジティブな結果が得られたときにのみ発表する「報告バイアス」や、学会誌等の編集者が,統計学的に有意な結果の得られていないものはリジェクトする「出版バイアス」のためである。このため、単に報告を集めるだけでは、ポジティブ方向へバイアスがかかるという懸念が指摘されている。また、質の低い論文を他の優れた研究成果と同等に評価対象としてしまうと過大評価することになる。メタ分析では、バイアスの影響を極力排除し、評価基準を統一して客観的・科学的に多数の研究結果を数量的、総括的に評価しようとしている。
こうしたメタアナリシス研究を押し進めることを目的として、1992年には、英国政府の支援のもとにオックスフォードにコクラン・センター(Cochrane Centre)が作られた。The Cochrane Libraryとは、コクラン共同計画が行っているメタアナリシスである。ランダム化比較試験の行われたデータをすべて集め、その中から信頼できるものを選び、総合評価を行っている。

2011年8月14日 (日)

ホメオパシー新聞その17 幻冬舎より発売された「毒と私」にて由井寅子JPHMA会長が真相を語る。

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幻冬舎より発売された「毒と私」にて由井寅子JPHMA会長が真相を語る。

7月末に幻冬舎より由井会長の著書である「毒と私」が発売されました。ホメオパシーバッシングにより、世の中に誤解されたホメオパシーの真実について。この著書の中で、由井会長は、これまで語られなかった真相を明かしています。ホメオパシー新聞の総集編ともいえる書籍です。直接、「毒と私」をお読みください。

詳細はこちら

http://www.homoeopathy-books.co.jp/cart/hp/index.php?m=prod_detail&out_html=detail_hp&syo_mas_num=PD046A

                

なお、ホメオパシーバッシングについては、由井会長の著書で同時期に発売された

『ホメオパシー的信仰』(ホメオパシー出版刊)にも、書かれていますので合わせてご参考ください。

http://www.homoeopathy-books.co.jp/cart/hp/index.php?m=prod_detail&out_html=detail_hp&syo_mas_num=PB092A

2011年2月 1日 (火)

ホメオパシー新聞その16 「ザ・フナイ」2月号で、由井寅子JPHMA会長が、ホメオパシーに関連する真実を語る。

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「ザ・フナイ」2月号で、由井寅子JPHMA会長が、ホメオパシーに関連する真実を語る。

マス・メディアには載らない本当の情報を発信する雑誌として話題の月間「ザ・フナイ」2月号で、24ページにわたり、由井寅子JPHMA会長が、「ホメオパシーの真実」と題して、ホメオパシーとは何か?から予防接種、食と環境、統合医療、生き方・考え方、ホメオパシーバッシング、インナーチャイルド、質問コーナーなどホメオパシーに関連する真実を語る。

2010年12月30日 (木)

ホメオパシー新聞その15 「12月28日の朝日新聞朝刊にホメオパシーだけじゃない 民間療法規制に壁健康食品国の監視強化」というタイトルの新聞が出ました。

「12月28日の朝日新聞朝刊にホメオパシーだけじゃない 民間療法規制に壁健康食品国の監視強化」というタイトルの新聞が出ました。

実はその前、2010年12月17日に、朝日新聞の東京本社 科学医療グループの長野剛記者より、以下のFaxが当協会に送られてきました。

ホメオパシー医学協会 広報担当者さま

朝日新聞では近く、民間療法についての記事を朝刊に掲載する予定です。記事中では貴協会のことにもふれております。10月に貴協会から頂いたFAXで、今後は朝日新聞の取材には応じない旨、ご連絡を頂いておりますので、今回は記事掲載事項に関して、貴協会のコメントを伺うことは見送りましたが、念のため、掲載の件のみ、お知らせさせていただきました。

2010年12月17日
朝日新聞 東京本社 科学医療グループ
長野剛

上記の内容のFaxが当協会に送られて参りましたので、以下の返信を送りました。

朝日新聞 東京本社 科学医療グループ
長野剛様

昨日Faxにて、民間療法についての記事の掲載のお知らせを頂きました。その記事は、当協会のことにもふれた記事であると言うことですが、当協会に関係することを記事にするということであれば、貴社の責任を持って、事実を掲載願います。取材に応じない理由は、貴社が事実を正確に掲載しない対応を行っているからです。事実と異なることを記事にすることは、無責任な対応であり、新聞社として、大変恥ずべきことであると考えております。さらに、事実と異なることを記載された方々や団体、貴社の報道を事実と思って読まれる日本の国民の皆様には、甚だ迷惑であり、惑わすことになることを、心してご承知置きください。日本腫瘍学会誌に掲載された当協会会長由井による日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)見解を同送いたします。こちらの事実をよくご確認いただき、事実でないことを掲載しないように掲載前に注意を勧告させていただきます。

ホメオパシーだけじゃない  民間療法規制に壁
健康食品 国の監視強化
2010年12月28日 朝日新聞(長野剛、岡崎明子)

今回の朝日新聞の記事の目的は、ホメオパシーそのものについては否定的なことを書く材料がないため、消費者庁の来年から健康食品の広告規制を強化する方針を発表したことを受けて、これをなんとかホメオパシーのイメージダウン記事に仕立てあげられないだろうかと思案した末に、消費者庁の健康食品の広告規制をホメオパシー以外のあやしい民間療法と抱き合わせて記事を作成することで、ホメオパシーがいかにもうさんくさい療法であるかのようなイメージを読者がもつよう仕向けることにあると推測されます。その証拠に「民間療法規制に壁」と一番大きなタイトルが付けられていますが、どういう規制に壁があるのかが漠然としていてどういったことをさしているのかが曖昧模糊としています、というか書かれていません。

消費者庁の発表した健康食品への広告規制の強化は、「がんが消えたと評判」「飲むだけで○○キロ減」などの効果を誇大に宣伝した健康食品の苦情が後を絶たないなかで、消費者庁が広告内容を監視する職員を増員し、取り締まり強化に乗り出したというものであり、もともと民間療法の問題とは無関係なものであるにもかかわらず、無理矢理にこじつけ、さらにホメオパシーとこじつけようとしたためにもはや脈絡のないねつ造記事とさえいえるものとなっています。

今回の記事は、ホメオパシーの人気が衰えないことへの焦りからなのか、継続的なホメオパシー叩きを画策してのことなのかはよくわかりませんが、ホメオパシーのイメージダウンを狙った情報操作であることは明らかです。大手の新聞社がこのような情報操作をしたり、読者が誤解するような記事を意図的に書くことは、報道倫理を踏みにじる恥ずべき行為であります。日本の国民の皆様はこのような恥ずかしい記事を見ても動揺することなく、会長の由井寅子が『ホメオパシー子育て日記』のまえがきで述べた通り、我が身を振り返る材料とし、人間として生きるにあたって朝日新聞を鏡とし、このような恥ずかしい行為はしないことの指針とすることが賢明です。

ホメオパシーだけじゃない民間療法規制に壁

「ホメオパシーだけじゃない 民間療法規制に壁」というタイトルは、ホメオパシーは当然問題であり規制されなければならないにもかかわらず規制できていないという前提を含んだものです。しかし事実は、少なくとも本協会(JPHMA)および本協会が指導監督している日本ホメオパシーセンター、ホメオパシーとらのこ会等の諸団体は、公的機関の命じる規制を受けており、その規制をきちんと遵守する形で活動しています。また活動するよう指導徹底しています。したがって直接的に「ホメオパシーの規制に壁」というタイトルをつけた場合、虚偽となる可能性が生じるために、「ホメオパシーだけじゃない」と「民間療法規制に壁」という二つのタイトルを離しつつも連動するかのように併記し、読者が勝手に誤解するように画策していることがわかります。

実際このタイトルを見た読者は「ホメオパシーは問題(悪者)であるにもかかわらず、規制できていないらしい、こりゃ大変だ、ホメオパシーに騙されないように自主的に気をつけなければ」という印象をもってしまうでしょう。このタイトルはホメオパシーのイメージを悪いものとして固定化するために画策してつけられたと考えられる極めて悪質なタイトルであり、大変遺憾です。

普及団体の日本ホメオパシー医学協会は10月から、使うべき砂糖玉を利用者に伝える療法家が、利用者に直接販売できないようにした。
薬事法では、医薬品として認められていないものを効果があるように宣伝する広告行為を禁止している。厚生労働省の基準によると、広告とは「顧客の購買意欲を刺激する」もの。利用者が療法家の「顧客」でなければ法に触れない。
療法家は砂糖玉の種類を伝えるのにとどめ、利用者は販売業者から直接買う仕組みになり、「利用者が療法家の顧客だと証明することは困難」(厚労省)になった。

朝日新聞はJPHMAがまるで規制を逃れるために画策して療法家がクライアントに砂糖玉を販売できないようにし、それによって、「利用者が療法家の顧客だと証明することは困難」(厚労省)になり、大きな問題を含んでいるかのような書き方をしています。しかし第一に「利用者が療法家の顧客だと証明することは困難」になったとしてそれを証明しなければならない理由は一体なんなのでしょうか?あれば是非教えていただきたいと思います。薬事法の広告規制とはそもそも一体なんのためのものでしょうか?ホメオパシーがよいということを知っているものだけが、自らの意志で砂糖玉を買い求めることに何か問題があるのでしょうか?厚労省が自分からわざわざこのような発言をするわけがなく、推測するに厚労省からこのような発言を引き出すための質問をしたものと思われます。そもそも、このホメオパシーのルール作りは、厚労省の監督の下、東京都の指導を仰ぎながら行われたものであります。もし上記のことを受けて「民間療法規制に壁」というタイトルをつけたのであれば、全く事実無根のねつ造記事となります。

事実は、ホメオパシーは少なくともJPHMAならびにJPHMAが指導している諸団体に関しては、きちんと規制されており、また、問題(悪者)であるどころか、日本国民の健康増進、健康回復に多大な貢献をし得る大変優れた療法です。したがって日本国民からホメオパシーを遠ざけようとするこのタイトルをつけた責任は極めて重いものです。

砂糖玉をなめれば、病気に効くというホメオパシーなど、科学的に効果が証明されていない民間療法や健康食品によるトラブルが後を絶たない。

「砂糖玉をなめれば、病気に効くというホメオパシー」という表現は、人々がホメオパシーに不信感をもつよう意図的にねつ造されたキャッチコピーであり、ホメオパシーをいかがわしい療法であると思い込ませるための情報操作であることは明らかです。なぜならホメオパシーを説明するにあたって「砂糖玉をなめれば病気に効く」などと表現されることは、まず有り得ないからです。

ホメオパシーで用いるレメディーは砂糖玉であったりアルコール水溶液だったりしますが、砂糖玉の場合、それは単なる砂糖玉ではありません。

第一にその砂糖玉には、原物質の情報あるいは原物質と関連するなにかが何らかの形で含まれていると考えられています。なぜならレメディーは、単なる砂糖玉以上の治癒効果をもっているからです。これはプラシーボ(偽薬)効果ではないことは動物、植物にも有効であることからも明白です。とくに動物への治癒効果は目を見張るものがあります。動物に対して目覚ましい治癒効果があることを指摘すると、ホメオパシー反対派は沈黙してしまいます。しかし日本学術会議は動物への治癒効果があることに対して、苦し紛れに次のような見解を発表しました。

日本学術会議の見解
「幼児や動物にも効くのだからプラセボではない」という主張もありますが、効果を判定するのは人間であり、「効くはずだ」という先入観が判断を誤らせてプラセボ効果を生み出します」
JPHMAの見解
「今までホメオパシーを大変有効であるとしたたくさんの獣医師の臨床経験はすべて効くはずだという先入観による判断の誤りだったというのでしょうか?どうしてそのようなことを断言できるのでしょうか?そこまで世界中のホメオパシーを実践する獣医師が事実が見えないのでしょうか?明らかにレメディーで治癒に向かうという現実を見たとき、それは先入観によって治ったかのように見えるだけで本当は治っていないとでもいうのでしょうか?効くはずだという先入観が、治っていない動物を治ったかのように判断を誤るほど獣医師というものは、客観性がなく、誤診し続けているということでしょうか?事実を無視し、既成の論理から無理矢理こじつけようとした結果、日本学術会議の声明には、もはや科学的であると言うレベルにはありません。もしホメオパシーを実践している獣医師やアニマルホメオパスに「効くはずだという先入観が判断を誤らせてプラセボ効果を生み出しているのです」と言ったならば、それがもし冗談でないとしたら、これほど失礼な言葉は他にないでしょう。もちろん、乳児、幼児においても同様であり、多くの治癒経験をもつ日本を含め世界のホメオパスに対しても失礼な言葉です」

この日本学術会議の見解に、ホメオパシーを利用している獣医師たちは怒り心頭していました。結局のところ、日本学術会議という機関は、ホメオパシーについて何も知らないか、知っているのであれば、そこには意図的に嘘をつかなければならない理由があるわけです。そして日本学術会議のホメオパシーについての虚偽のコメントを各種報道機関がそのまま引用しているわけです。しかも各種報道機関は自ら事実を調査しようとしません。まるで全てがある意図をもって結束しているかのような印象さえもちます。

第二にホメオパシーの治癒効果はレメディーの中にあるのではなく、クライアントがかかえる病気との同種性にあります。唯物的な考えに基づき発展した近代西洋医学においては、生命力が滞って病気になるという説明は受け入れ難いものとなっています。しかしながら私たち日本人はそれが当たり前であることを本能的に知っています。目には見えませんが気のような生命力というものがあって、その気の滞りが病気であると漠然と理解しています。であるならば、その気の滞りを解放することこそ病気治療の本質であることを本能的に理解しているはずです。しかしこの当たり前のことが近代西洋医学においては受け入れ難いものとなっています。

ホメオパシーでは、その気の滞り(病気)には多くのパターンがあり、その病気のパターンと同質のものが、薬草や鉱物の中に潜在しており、それをホメオパシーの希釈振盪技術によって引き出し水やアルコールに保存することができると考えられています。考えられていますというのは、ホメオパシーが治癒効果を発揮する作用機序に関しては、現在の科学ではまだ解明されていないからです。ちなみに治癒効果を発揮する作用機序が解明されていませんが、ホメオパシーの治癒効果は科学的に証明されており、ホメオパシーに治癒効果があることは疑う余地のないものです。

話を元に戻しますが、レメディーの治癒効果はその同種性の中にあると言いました。病気のパターンとレメディーのパターンが共鳴しなければ治癒効果を発揮しないということです。共鳴の中で病気があることの自己認識が起こり(ちょうど鏡を見て自己を認識するように)同種の鏡となるレメディーを入れることで自己治癒力が病気を認識すると同時に目覚め、自ら健康を取り戻そうとし、結果健康になると考えます。

第三にプロのホメオパスによるホメオパシー健康相談は、クライアントとの対話のプロセスでもあり、ホメオパスからの総合的なアドバイスも含め健康を目指す療法です。

第四にホメオパシーにはレメディーを処方する上でのマヤズム理論や200年の実績の積み重ねによって培われたノウハウ、臨床経験に基づく治癒に導くためのテクニックがあります。

「砂糖玉をなめれば、病気に効くという」という表現は、ホメオパシー療法を悪意をもってデフォルメした表現であり、読者に大きな誤解を与えるものであり、ホメオパシーを説明するキャッチコピーとしては極めて悪質かつ不適切なものです。長野剛・岡崎明子記者が上述したホメオパシーの特質を知らないはずがなく、「砂糖玉をなめれば、病気に効く」というような表現は、「鰯の頭も信心から」というホメオパシーを意図的に侮辱する形で行うことで、日本国民にホメオパシーに対する著しい不信感をもたせ、怪しい療法であるというイメージの固定化を狙っていることが推測されます。

上述したとおり、ホメオパシーの有効性は偽薬効果ではありません。怪しい民間療法ではないのです。海外の多くの国で医療して認められている歴史と伝統のある、現代医学に勝るとも劣らない治癒実績のある療法です。

「ホメオパシーなど、科学的に効果が証明されていない民間療法や健康食品によるトラブルが後を絶たない」とありますが、第一に「ホメオパシーが科学的に効果が証明されていない」という点が朝日新聞社のねつ造部分です。これまでホメオパシー新聞で何度も指摘していますが、ホメオパシーの効果は科学的に証明されています。多くの二重盲検法によってもホメオパシーの効果は証明されていますし、ホメオパシーの有効性を示す膨大な論文、文献があります。その一部はホメオパシー新聞でも紹介しています。しかし、この点は朝日新聞社にとって都合がよろしくないらしく、ホメオパシーの有効性が科学的に証明されていることを無視し続けています。ホメオパシーの有効性が科学的に証明されていることは少し調べれば誰でもわかることです。にもかかわらずこの明らかな事実を無視し、作為的に事実を正確に伝える義務を怠り、ほとんどねつ造と言ってもよい記事内容を掲載し続けています。このようなことは報道倫理上あってはならないことです。多くの国民が読む新聞で意図的に事実を歪めて報道することの責任は厳しく問われなければならないと同時に、新聞社として大変恥ずべきことであります。

実際のところ、ホメオパシーの効果がないことを科学的に証明したとされる論文はごく僅かしかありません。しかも日本学術会議などがこぞってとりあげている 2005年8月27日号の医学誌ランセットの論文(Shang A, Huwiler-Muntener K, Nartey L, Juni P, Dorig S, Sterne JAC, Pewsner D, Egger M. Are the clinical effects of homeopathy placebo effects? Comparative study of placebo controlled trials of homeopathy and allopathy. Lancet 2005; 366: 726-32.)は、ホメオパシーに対する懐疑的な部分が多く、実際ホメオパシーに対して懐疑的であった著者により偏った方法がとられ 、とても欠陥のある研究であることが立証されています。
(■Ludtke R, Rutten ALB. The conclusions on the effectiveness of homeopathy highly depend on the set of analyzed trials. Journal of Clinical Epidemiology. 2008, 61(12), 1197-204.
 ■Rutten ALB, Stolper CF. The 2005 meta-analysis of homeopathy: the importance of post-publication data. Homeopathy, 2008, 97, 169-177.)。

また、英国エリザベス女王担当の医師ホメオパス ピーター・フィッシャー氏が2006年に「エビデンスに基づく代替医療」誌でホメオパシーはプラシーボ効果以下と結論づけた 2005年ランセット誌に掲載された論文の信頼性を批判しています。タイトル:Homeopathy and The Lancet 著者:Peter Fisher (Director of Research, Royal London Homoeopathic Hospital)

英語でのレポート原文はこちらのサイトからもご覧いただけます。

このランセットの論文が欠陥論文であることは、科学雑誌「ニューサイエンティスト」誌のコンサルタント、マイケル・ブルックス氏が「まだ科学で解けない13の謎」(楡井浩一訳 草思社)で言及しており、知っている人も多いかと思います。

この論文はランセットの学術誌としての価値を貶めたとまで言われているいわくつきの低レベルの論文ですが、日本学術会議は、この論文を持ち出して、臆面もなく、「ホメオパシーは科学的に明確に否定されている」とのたまったわけです。そして各報道機関がホメオパシーは科学的に明確に否定されていると一斉報道し、その根拠は日本学術会議のコメントなわけです。偽りのループの中でホメオパシーは科学的に明確に否定されているということがまるで事実であるかのように一人歩きしてしまっています。

逆に最近(今年)のホメオパシー研究において、キューバ3州230万人が関与した研究においては、レプトスピラ症を防ぐのにホメオパシー治療が多大な影響があった事が記録されています(Bracho G, Varela E, Fernandez R, Ordaz B, Marzoa N, Menendez J, Garcia L, Gilling E, Leyva R, Rufin R, de la Torre R, Solis RL, Batista N, Borrero R, Campa C. Large-scale application of highly-diluted bacteria for Leptospirosis epidemic control. Homeopathy, 2010; 99: 156-166.)。しかしこういう論文は無視するわけです。都合が悪いからでしょうか。キューバの医療を少しは見ならってはと思います。

第二に「ホメオパシーなど、科学的に効果が証明されていない民間療法や健康食品によるトラブルが後を絶たない」という一文に関して、事実かどうかはわかりませんが、仮に事実だとしたら、それはホメオパシーとは関係ない部分での事実であると考えます。なぜなら上述した通り、ホメオパシーは科学的に効果が証明されていることとホメオパシーについては、少なくともJPHMAに寄せられる苦情は年に5件ほどだからです。ただし他のホメオパシー団体についてはどうなのか不明です。しかしトラブルが後を絶たないというほどのトラブルを他団体で抱えているという話は聞いたことがありません。ですから推測するにホメオパシー以外の科学的に効果が証明されていない民間療法や健康食品でトラブルが後を絶たない状況がもしあるのであれば、長野剛・岡崎明子記者は、それを利用してあたかもホメオパシーもそうであるかのように書くことを天啓かなにかのように突然閃いたのだと推測します。なぜそのようなことをしたかと推測すると、日本国民にホメオパシーはいかがわしい療法であるというイメージを埋め込みたいと思ったからだと推測します。そしてなぜ長野剛・岡崎明子記者がそのようなことを思ったのかを推測したとき、おそらく、朝日新聞社の科学医療グループそのものが、ホメオパシーが日本で広まっては困るなんらかのグループとなんらかの形で繋がっていることが推測されます。でなければ、一連の事実をねじ曲げた報道姿勢の説明がつかないからです。ねつ造までして事実を曲げる理由は、朝日新聞社、もしくは科学医療グループ内の人間に何らかのメリットがあるからでしょう。

上述したとおり、JPHMAに寄せられるホメオパシーの苦情は年に5件程度であり、それもレメディーが送られてこないなどという事務的なものが多く、これから推測するに、仮に記事内容が事実としたら、それは、ホメオパシーと関係ない他の科学的に効果が証明されていない民間療法や健康食品でのトラブルのことであると考えます。しかし、人々がこの新聞記事を触れたとき、あたかもホメオパシーではトラブルが後を絶たないというような印象をもってしまうことでしょう。そもそもどのようなトラブルが多く発生しているか具体的に示されておらず、頻度やデータなども不明確です。科学的に証明されていない民間療法や健康食品でトラブルがあとを絶たないという記事内容自体が、確かな取材に基づかないホメオパシーのイメージダウンを狙いとしただけのものである可能性も考えられます。もし記者の予断でこのような文章を書いたとしたら、それは公共に益するべきマスコミの立場として相応しくなく、これまでのホメオパシー報道と同じく、朝日新聞が相変わらずホメオパシーに対する誹謗・中傷を続けているとの誹りをうけても仕方がないものです。

しかし今の規制の仕組みでは、健康被害あっても法律違反を問うのはハードルが高いのが実情だ。

あたかも、ホメオパシーでも健康被害が多く発生しているかのようなイメージを読者がもつように書かれた表現になっています。「ホメオパシー=犯罪者(悪者)」というイメージを読者が勝手に抱くように記事全体が構成されているのではないかと疑いたくなります。上記は、ホメオパシーについて言及しているのか、それ以外の科学的に効果が証明されていない民間療法や健康食品について言及しているのが定かでありません。少なくとも厚生労働省を含めた公的機関がこの仕組みならば問題ないとしてホメオパシーのルール作りをし、現在私たちはそのルールに則って活動しています。ですから、問題のある民間療法や健康食品とホメオパシーを意図的にごちゃまぜにして報道することで、人々が勝手に勘違いし、ホメオパシーのイメージダウンを狙った記事ではないかと推測するのです。

もし実際に健康被害という実害がたくさん出ているのであれば、広告規制ではなく具体的なケースとして個々に対応でき取り締まれるもののはずです。あたかもホメオパシーで多くの健康被害が出ているように印象づける誠に巧妙な方法だと思います。

ホメオパシーをめぐっては、がん患者らが「効く」と信じ込み、通常の医療を拒否する例が相次いで発覚。死亡する人まで出た。

「ホメオパシーをめぐっては、がん患者らが「効く」と信じ込み」とありますが、そもそもがんについて通常の医療だけ、患者や家族のニーズをすべてカバーできるものではありません。そのためにセカンドオピニオンのシステムもあり、代替医療や補完医療もその役割を果たしているのです。そして、がんの場合は、がんが原因で亡くなられるケースも多く、死を覚悟してがんに取り組まなければならないケースが多く、ターミナルケアなど心のケアも大切となるのです。こういった状況もあり、がん治療に取り組む場合には、その人のQOLを含めた選択肢として治療が選択されるケースも多くあります。一方で、通常のがん医療でも、抗がん剤、放射線療法などは苦痛や副作用を伴うものもあり、高額な療法もあります。 そして、抗がん剤、放射線療法で治癒が保証されるかというと、必ずしもそうではなく、がんに対してどのような療法を併用したり、選択するかは、療法家側でなく、患者や家族の自由意思によって決定される場合も多いのです。

また、この記事では、「ホメオパシーをめぐっては、がん患者らが「効く」と信じ込み、通常の医療を拒否」という表現を使っていますが、がん治療の現場の実情を考えると、実際には「通常の医療を拒否」いう表現は読者に誤解を与えやすい表現です。実際には本人や家族の意思で、代替医療を、通常の医療と「併用」したり、通常医療との比較で代替医療を「選択」したりする場合があるので、「拒否」という強い表現を使うのではなく、自主的な「選択」という表現の方が読者に誤解を与えずに適切と考えます。加えて、がんという病気の性質上、現代医療を含むどのような医療、療法を選択、併用したとしても、がんが原因で亡くなられる方が数多くおられるのは周知の事実です。

そのため「通常の医療を拒否する例が相次いで発覚。死亡する人まで出た。」という表現は、まるで、ホメオパシーが原因で亡くなったかのように読者に誤解を与えやすい不適切な表現です。がんでは多くの方が死亡するという事実があるにも関わらず、がんの方がたまたまホメオパシーを取り組んで亡くなったからといってこのように表現するのでしょうか。例えば表現を変更して、「がん治療をめぐっては、通常医療でがん患者らが「効く」と信じ込み、代替医療を拒否する例が相次いで発覚。通常医療で死亡する人まで出た」と置き換えて表現したときに、果たして、死亡する人まで出たとしても通常医療を悪者にすることができるでしょうか。こうして考えるとこの表現の滑稽さがわかると思います。ホメオパシーが原因で人が死んでいないのに、あたかもホメオパシーが原因で人が死んだという印象を植え付けようとする意図が強く感じられます。何百万部の発行部数を持ち、インターネットを通じてもニュースを発信する公共性の高いメディアの責任として朝日新聞は読者に誤解を与えない表現を選択すべきものと考えます。また、がんの治療においては、ホメオパシーが物質的な副作用もなく、自己治癒力を触発する、心にも体にもやさしい療法であり、国際的にも様々な面で成果を上げ、広く応用されています。

統合医療やホメオパシーへの取り組みの遅れている日本で、このようにホメオパシーに対するマイナスのイメージを刷りこむことは、病気に苦しむ多くの患者に、世界でも広く取り組まれているホメオパシー療法という選択肢を遠ざけるものであります。朝日新聞がホメオパシーについて事実を歪めた報道すること自体が、ホメオパシーを使って救われる命の可能性を狭めたり、よりQOLや満足度の高いがん闘病生活を送る道を閉ざしているということもしっかりと反省してもらいたいと考えます。

植物や鉱物などの成分を限りなく薄めた水を砂糖玉に染み込ませ飲み薬のようにして使う民間療法、がんや皮膚病など多くの病気を治療できる、と普及団体は主張している。

「植物や鉱物などの成分を限りなく薄めた水を砂糖玉に染み込ませ飲み薬のようにして使う民間療法」とありますが、正確には、アルコール水溶液を溶媒にして、植物や鉱物など原物質がなくなるレベルまで、叩いて薄めた溶液を砂糖玉に染み込ませたものを病気(生命力の滞り)に合わせてとることで、その人の自然治癒力を触発し、自ら健康になる療法です。「飲み薬のようにして使う民間療法」とありますが、これこそホメオパシーの砂糖玉があたかも薬のようなものであるかのような誤解を与える表現です。砂糖玉には原物質の情報あるいは原物質と関連するなんらかのものが含まれており、現代薬学の「クスリ」とは異なるものです。

「がんや皮膚病など多くの病気を治療できる、と普及団体は主張している。」と書かれていますが、これも正確な表現ではありません。がんや皮膚病など多くの病気をホメオパシーで取り組まれる方はおられます。これはどの療法もそうだと思いますが、治癒するかどうかは、その方の自己治癒力にもよります。したがってJPHMAでは、「必ず治る」といった表現を使用すべきものではないとかねてから会員のホメオパシー療法家には指導しています。私たちは皮膚病などの多くの疾患や症状の根本原因は生命力の滞りにあると考えています。そしてその生命力の滞りに対して同種のレメディーをとることでその滞りを解放することができ、結果として疾患や症状が治癒していくと考えています。もちろん当たり前のことですが、全てのケースでホメオパシーが治癒に導くことができるとは限りません。本人の生命力の程度、体力の消耗の程度、肉体レベルでの疾患の進行状況によっては治癒に導けないケースもあると考えます。しかし、どんな疾患に対してであろうと、ホメオパシー療法を試してみる価値があると考えます。なぜならホメオパシーは副作用がなく、自己治癒力を触発し自ら生命力の滞りを解放するのに有効な療法であると考えるからです。そして、実際、皮膚病などの多くの疾患がホメオパシーで治癒に導くことができたケースがあります。もちろん、繰り返しますがホメオパシーで必ず治癒に導けるわけではありませんし、重い疾患に関しては現代医療と併用することが大切です。いずれにせよホメオパシー療法をやるやらないの選択権はご本人にあると考えています。

がんについてはホメオパシーでも難治性の疾患であり、安易なことは言わないように指導しています。もちろん、どんな疾患であろうと安全なホメオパシーを試してみる価値はあると考えていますし、実際に価値あるものです。がんも例外ではありません。抗がん剤や放射線療法の副作用の軽減、痛みの軽減、心の葛藤の軽減にも有効な療法です。末期のがんにおいてはターミナルケアとしてホメオパシーはとても有効であると考えています。だからと言って私たちはがんをホメオパシーで治療できるとか、治るという表現は使っていません。誤解のないように表現するなら、「がんや皮膚病など多くの病気の方もホメオパシー療法を活用されています」といった表現にすべきです。

確かにホメオパシーは現代医療では治癒できない多くの難病をこれまで治癒に導いてきた実績があります。たとえば、現代医療では改善が難しいといわれている発達障害は、会長の由井寅子が勢力的に取り組んでいる分野ですが、発達障害のクライアント82名における改善率が89%にも達します。ちなみにこれは過去の調査結果であり、現在のクライアント数は138名におよびます。当然ながら、常に改善に導けるわけではありません。しかし実際にこれだけの成果を出していることも多くの人に知っていただきたいと思っています。

ホメオパシーは、患者を通常医療から遠ざける行為が問題になった。

「ホメオパシーは、患者を通常医療から遠ざける行為が問題になった。」という表現も読者が誤解をしやすい表現です。通常医療を受けない場合は、患者自身や家族が通常医療を希望せず、選択しない場合がほとんどです。JPHMAではホメオパシーと現代医学をはじめ他の療法との併用することもすすめています。問題は、療法家がすすめても患者や家族が自分の意思でどうしても通常の医療を選択したくないという場合があることです。JPHMAのこれまでの経験ではそういう人は過去に通常医療で大変辛い経験をされた場合がほとんどでした。その場合にもきちんと、現代医学の診断や検査、救急救命、入院、手術などの有用性を説明することを指導しています。それでも、本人が命に関わるがんのような病気に現代医療を使わずに取り組むことを選択された場合には、後に誤解されることがないよう、それが本人や家族の意思で取り組んでいるとことを記録に残すように、JPHMAでは療法家に指導しているのです。

ホメオパシーが200年の歴史をもち現代医療に匹敵する治療法と考える専門家も多数います。実際にセルフケアにおいても有効で、以前アンケートを行ったときは薬の使用量や病院にかかる頻度が激減した結果が出ていました。しかしこれはJPHMAやホメオパスが指示しておこなっているものではありません。人々が自らの経験によって自主的に選択した結果だと考えています。現代医療が100%正しいといことであれば、他の療法を勧めることすら間違いとなってしまうかもしれませんが、現代医療が100%正しいと考えている人はむしろ少数ではないかと思います。むしろ、自己治癒力を見直そう、自然療法を見直そうという動きがあり、また漠然とそう思っている人の方が多いと思います。ましてホメオパシーは200年歴史をもち海外では代替医療のトップとまで言われる療法です。海外の多くの国で使われており、執拗な反ホメオパシーキャンペーンにも屈せず、医療保険になっている国も多数あります。

ただしクライアントがホメオパシーで必ず治るとか思い込み、他の選択肢が見えなくなることは確かに危険であり、会員にもこの点そのような誤解を与えないよう、周知徹底を図っています。

慶応大磯辺哲准教授
「正常な医療の機会を奪うことも、医師法の違反とする考え方は広がっており」

JPHMAではホメオパシー療法家には、かねてから、現代医学の救急救命、診断、検査、手術などの重要性を説明するように教育、指導しており、クライアントになる方にも、ホメオパシーと現代医学との併用の大切さも説明するよう指導しています。朝日新聞では「正常な医療の機会を奪う」と取材された内容を表現されていますが、どのようなケースが「正常な医療の機会を奪う」に当たるのか正確に定義をして頂きたいと考えます。例えば、患者の自由意思で、現代医学を選択しない場合もありますが、これを一律に代替医療の側が「正常な医療の機会を奪う」と表現しているとしたら、それは行きすぎと感じます。前述したとおりもし現代医療が100%正しいのであればそれは成り立ちますが、そんなことがないのは明らかです。「機会を奪う」としたなら、それは療法家が強制した場合のことではないでしょうか。 ホメオパシーでは通常そのようなことはありません。JPHMAでは療法家に対し、現代医療の救急救命、診断や検査、手術など、その長所をクライアントに十分理解して頂いてホメオパシーに取り組むように指導、教育しています。

また、どの療法を選択するかの選択権はクライアントにあります。もちろん、いかがわしい治癒効果のない療法、あるいは有害な療法、危険の高い療法であれば、その療法を提供すること自体が、問題であると同時に「機会を奪う」ことになる可能が高いと考えます。しかし少なくともホメオパシーに関しては効果についても科学的に証明されており、200年の歴史の中で莫大な治癒実績があり、学問的にも大いに研究されており、世界中で親しまれている療法です。したがって少なくともホメオパスという職業は社会的に認められてしかるべきです。ホメオパシーという療法が人々の健康増進や健康回復に役立つものである以上、プロフェッショナルホメオパスがホメオパシー療法を業として行うことは憲法で保障されています。

またもし、「正常な医療」が「現代医療」のみを指すとしたなら、それは少し傲慢な考え方ではないかと思います。現代医療にも足りないところがあるので、補完・代替医療が存在しているのです。そして、現代医療にも不足があるからこそ、患者や家族も、現代医療のみを選択するのではなく、鍼灸にしろ、中医学にしろ、アユールヴェーダにしろ、食事療法にしろ、ホメオパシーにしろ、代替医療を選択や併用する場合があるのです。もし、患者や家族の自由意思で代替療法を選択することまで、「正常な医療の機会を奪う」と主張しているのなら、それは少し行きすぎた意見ではないかと考えます。読者にこのような誤解を与えないためにも、取材を行って、その取材を部分的に引用して掲載する場合には、前提や定義が明確にわかるように記事として書くことは、公共性の高いメディアの果たすべき社会的責任であると考えます。

ホメオパシーは海外の多くの国で医療保険になっている療法であり、そういう意味で正常な医療の一つであるといえます。そう考えたとき、正常な医療の機会を奪うことも医師法違反とするならば、まさに朝日新聞のこの記事のようにホメオパシー療法に関する事実をねじ曲げ、ホメオパシーのイメージダウンを画策し、人々からホメオパシーを遠ざけることは正常な医療の機会を奪うものであり、医師法違反に問われることになります。

効果が証明されていない民間療法は多い。国民生活センターには2001年度以降、健康食品の苦情や相談が年間1万数千件寄せられている。

ここで、「効果が証明されていない民間療法は多い」という文章に続けて、「健康食品の苦情や相談が年間1万数千件寄せられている。」という文章が続いています。このよう文章を並べるのであれば、苦情や相談の内容が「効果が証明されていない民間療法」と、どのように結び付いているのか、データなども含め実証された形で掲載すべきです。あたかも、この1万数千件の苦情が、「効果が証明されていない民間療法」と結びついているように読者は誤解します。

消費者庁の発表した健康食品への広告規制の強化は、「がんが消えたと評判」「飲むだけで○○キロ減」などの効果を誇大に宣伝した健康食品の苦情が後を絶たないなかで、消費者庁が広告内容を監視する職員を増員し、取り締まり強化に乗り出したというものです。

「健康食品の苦情や相談が年間1万数千件寄せられている」と書かれていますが、上記のような健康食品などの「効果がない」「飲んで体調を崩した」などの苦情や相談の件数であり、現在の健康食品の市場規模を考えたら、この数字はある意味当然とも言えるものです。それをあたかもホメオパシーなどの民間療法と関係しているかのような作為的に記事を作ることは大いに問題であると考えます。

そしてホメオパシーは効果が証明されていない民間療法であり、ホメオパシーで用いられる砂糖玉の苦情や相談が多数寄せられているという勘違いをしてしまう読者も少なからずいるでしょう。これを意図的に狙って、二つの独立した事象を併記しているとしたら、とても悪質であると考えます。

さらに、朝日新聞の記事では「効果が証明されていない民間療法」と記載されていますが、「ホメオパシーだけじゃない」というタイトルのもとに書かれた記事ですが、ホメオパシーの効果を証明する事例や論文は、200年の世界でのホメオパシーの実践の中で数多く存在しています。つまり、ホメオパシーは効果が多くの事例やケースで効果が証明されている療法です。つまり、ホメオパシーを「効果が証明されていない民間療法」と結び付けて認識させようという思惑があるかのように感じます。

繰り返しますが、このような形式で記事にされますと、朝日新聞の記者が、しっかりとした取材も行わずにホメオパシーが、効果が証明されていない民間療法であるする予断と偏見に基づいて、あるいはホメオパシー叩きを目的とした悪意をもって記事を書き報道を繰り返している証左と言われても仕方がないのではないでしょうか。

健康食品については、消費者庁は来年度から虚偽・誇大広告を取り締まる態勢を強化する。砂糖玉や水などの食品を「著しく誤認させる方法」で広告した業者への監視を強め、命令に従わない業者には罰則を科す

要するに今回の記事の要点は実は、この消費者庁が来年から健康食品全般について 広告規制を強化するというだけであると考えます。 この事実をもって民間療法の問題と絡めて報道することで、ホメオパシーの イメージダウンを画策したわけです。 「砂糖玉や水などの食品を」とありますが、なぜこのような「砂糖玉や水などの」 という修飾語を挿入しなければならないのでしょうか? まことに不可解な修飾語です。消費者庁の健康食品全般の広告規制を 無理矢理ホメオパシーとこじつけるためにもはや記事が異常な世界へと突入してしまっています。

民間療法の問題に詳しい福岡市の内科医、酒井健司さん(39)
「ただ、現代医療を否定したり、高い対価を払わせたりするようなものは許されない」

「ホメオパシーだけじゃない」というタイトルのもとに書かれた文章の中で「現代医療を否定したり、高い対価を払わせたりするようなもの」と表現していることは、あたかもホメオパシーが現代医療を否定したり、ホメオパシーが高い対価を払わせているかのような誤解を与える表現です。JPHMAはこれまで述べてきたように現代医療を否定していませんし、また、ホメオパシー療法については、1~2ケ月に1回程度、約1時間にわたって行われるホメオパシー療法家による健康相談のモラル料金を8000円~1万5000円と定めており、これはもともと英国の基準を参考にしたものです。「高い対価を払わせたりするようなもの」と表現する場合は具体的な金額や判断基準を提示して示してほしいものです。プロのホメオパスになることは簡単ではありません。ホメオパシーというひとつの医学体系を学び習得することは大変な努力と研鑽を必要とするものです。その専門性を認めるべきであると考えます。ここでも朝日新聞は読者が誤解を与えないような記述を配慮すべきではと思います。そして、「ホメオパシーだけじゃない」と冠をかけた記事中で、「高い対価を払わせたりするようなものは許されない」とするならば、特に朝日新聞が第三者から取材した発言の内容を今回のように要約して紙面に掲載する場合は、何をもって高いと判断するのか、たとえば会長の由井寅子の発達障害の多くのクライアントさんは、早ければ数回から遅くとも数年で劇的に改善しているケースが多くあります。このような治癒実績を考慮したとき、果たして高いと言えるでしょうか。そういった基準も明確にしないことには、検証もなしに「高い対価」というホメオパシーにレッテルをはるために、第三者の発言を引用し、作為的な報道を行っていると言われても仕方がないのではないでしょうか。

結論としては最初に述べたとおり、記事全体として、いかがわしい民間療法や健康食品の問題点をあたかもホメオパシーの問題であるかのようにすり替えて、国民の皆さんにホメオパシーは問題であるかのような刷り込みをしようという朝日新聞の意図が見てとれます。

2010年12月22日 (水)

ホメオパシー新聞その14 ホメオパシーでは死んでいない!

ホメオパシーでは死んでいない!
山口地裁での和解を「ホメオパシーで長女死亡」と事実を捏造して朝日新聞が配信。
12月22日付けasahi.comニュース 社会裁判記事(伊藤和行記者)に報じられた記事について日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)よりコメントします。

2010年12月26日、朝日新聞宛てに以下の抗議文書を送付致しました。

2010年12月22日付 asahi.comニュース 社会裁判記事より、以下引用します。

「ホメオパシーで長女死亡」助産師と母親和解 山口地裁

生後2カ月の長女が死亡したのは、ホメオパシーという民間療法をする助産師が適切な助産業務を怠ったためだとして、山口市の女性(33)が助産師を相手取り、約5600万円の損害賠償を求めた訴訟で、助産師側が女性に和解金を支払うことで合意したことが21日、分かった。和解金は数千万円とみられる。

同日、山口地裁で双方の代理人弁護士と裁判官が話し合い、和解が決まった。関係者によると、和解には「内容を口外しない」との条件が含まれており、和解の理由や金額について、双方の代理人は「話すことはできない」と答えた。

訴状によると、女性は2009年8月、この助産師の指導のもと自宅で長女を出産した。しかし助産師は長女に、出血症を予防するためのビタミンK2シロップを投与せず、長女は同年10月、ビタミンK欠乏性出血症による硬膜下血腫を発症して死亡した。

女性は、助産師が、母子手帳にあるK2シロップの投与欄に「投与した」とうその記録をしていたことや、K2シロップを投与しない場合の危険性を説明しなかったとし、「助産師の過失により長女は死亡した」と主張した。助産師側は、K2シロップの代わりに、ホメオパシーで飲み薬のように使われている特殊な砂糖玉「レメディー」を与えていたと説明していた。(伊藤和行)

JPHMAとしては、裁判中であったため、本件に関しては当初からコメントを差し控えてきました。今回、和解が成立し、裁判が終了したため、これまで、あまりに事実とかけ離れた報道が1人歩きしておりましたので、ここに真相を記載させていただきます。これまでの新聞報道の内容は、事実確認も十分行わないまま、そして助産師の言ったことを歪曲して不正確な報道をしたことに端を発します。その後は、おそらく、この報道機関が書いたことの裏付けもとらず、他の報道機関も追随し、間違えた情報をそのまま報道したことで、あたかも事実であるかのようになっていったと考えます。こうして、無実である人が有罪になってしまうこともあるのだということを今回の一連の報道を通して思い知った次第です。

そして、今回も事実無根の報道がなされ、あたかもホメオパシーが原因で亡くなったかのようにホメオパシーは危険であるという印象を世の中の人に与えられることを危惧します。

2010年12月22日、asahi.comニュース 伊藤和行記者
(1)「ホメオパシーで長女死亡」助産師と母親和解
山口地裁「ホメオパシーで長女死亡」と記載されておりますが、この記述は明確に誤りです。

和解は裁判所で判断したのではなく、原告と被告との間で話し合いにより解決されたということであり、死亡の原因ははっきりしておりません。また、本件は、原告(従前からホメオパシー利用者でした)が、ホメオパスの被告に対して、レメディーを与えたことを問題にしているのではなく、ビタミンKの不足によって死亡したと思われることに対して助産師の業務上の責任を問うて起こした訴訟です。訴状にはホメオパシーを原因とするとの記載は一切なく、「ホメオパシーで長女死亡」という記載は、まったくの事実誤認の報道です。

この見出しを人が見た場合、ホメオパシー療法で死亡したと思うことでしょう。多くの人が、ホメオパシーは危険な療法であるというイメージをもつことになってしまいます。しかし、実際のところホメオパシー療法で死ぬことはありません。ホメオオパシーのレメディーは、原物質を高度に希釈しんとう(物質がない程度)したものであり副作用はなく、最も安全な代替療法の1つであるホメオパシー療法を著しく誤解させるものです。

本ホメオパシー医学協会は本件に関してまったくの事実無根な記事として、また医療行為を怠ったとする報道に対して、抗議します。公に伝えることを責務にしている記者は、事実を正確に書く必要があります。このような報道の意図的操作に断固抗議します。

2010年12月22日、asahi.comニュース 伊藤和行記者
(2)同日、山口地裁で双方の代理人弁護士と裁判官が話し合い、和解が決まった。
関係者によると、和解には「内容を口外しない」との条件が含まれており、和解の理由や金額について、双方の代理人は「話すことはできない」と答えた。

今回の和解の条件には「内容を口外しない」が含まれており、原告、被告とも内容に関して、事実を話せない状況にあります。日本ホメオパシー医学協会は、今までのように誤った情報が、ひとり歩きしないように、報道、情報発信する者として、倫理を遵守し、これまでに調査した事実のみに関して、ここに記載させていただくことにしました。

2010年12月22日、asahi.comニュース 伊藤和行記者
(3) 訴状によると、女性は2009年8月、この助産師の指導のもと自宅で長女を出産した。
しかし助産師は長女に、出血症を予防するためのビタミンK2シロップを投与せず、長女は同年10月、ビタミンK欠乏性出血症による硬膜下血腫を発症して死亡した。

原告の訴状においては、「ビタミンK2シロップを投与せず、長女は同年10月、ビタミンK欠乏性出血症による硬膜下血腫を発症して死亡した。」となっておりますが、今回、ビタミンK2シロップをとらなかったことが原因で死亡したという因果関係は認定されていませんし、何故死亡したかの原因は、明確になっておりません。

2010年12月22日、asahi.comニュース 伊藤和行記者
(4)女性は、助産師が、母子手帳にあるK2シロップの投与欄に「投与した」とうその記録をしていたことや、K2シロップを投与しない場合の危険性を 説明しなかったとし、「助産師の過失により長女は死亡した」と主張した。

原告(母親)は 被告(助産師)が、母子手帳にあるK2シロップの投与欄に「投与した」と記録をしていたことについて言及していますが、真相は、助産師は、母子手帳に「K2シロップ投与」と記載しておかないと、検診時に小児科などで勝手にK2シロップを飲まされるので、原告の意向を受けて、K2シロップを「投与した」と記載したものです。 助産師は、K2シロップ投与という記載は、母親の前で、母親の同意をもらって行ったと言及しています。

今回亡くなったのは、第二子であり、第一子の時にもこの助産師が対応していました。 第一子の時は、母親に「何もいらない」と言われたので、ビタミンK2シロップも同様に与えていなかったということです。もちろん、ビタミンK2シロップについての事前に説明も行っておりました。母親は、第一子の時から、(薬などを)何も使用しないで欲しい、と繰り返し述べていたので、助産師は、今回もできるだけ現代医学や薬剤の介入のないお産を望んでいると思っていたとのことでした。

また、今回の訴訟においては、ビタミンK2シロップに関して、助産師から母親への事前説明を行っていたかという点について、双方の主張に争いがありました。

助産師は「ビタミンK2シロップに関してはもちろん理解し、なぜビタミンKを与えるのかという説明の中で、ビタミンKは止血作用があり、頭蓋内出血の予防のために与える」と説明したと述べています。これに対し、母親は、説明を受けたことを覚えていないらしく、今回の訴訟では母親は事前説明がなかったと主張しておりました。助産師は、基本的に、同意が得られなければ、K2シロップを与えないということはなく、今回は投与前に事前に説明をし、母親の了解を得ていたと主張していました。

2010年12月22日、asahi.comニュース 伊藤和行記者
(5) 助産師側は、K2シロップの代わりに、ホメオパシーで飲み薬のように使われている
特殊な砂糖玉「レメディー」を与えていたと説明していた。

助産師は「ビタミンK2シロップの代わりにレメディーを」と言っておりません。

ホメオパシーのレメディーは、ビタミンK2のシロップの代用にはなりません。この点、助産師は明確に理解していました。助産師は、助産院で出産したい依頼を受けた時、妊娠中の健診を通して、ホメオパシーについて十分に説明しておりました。妊娠中・出産中・産後と必要に応じレメディーをとってもらうことも説明し、口頭で了承を得ていたとのことです。

ホメオパシーのレメディーは妊娠、出産時のそれぞれの段階で、自己治癒力を触発するために症状に合わせて使用し、一連の適切なレメディーをとることで、妊娠、出産のサポートを行うものです。「ビタミンK2シロップとらなかったこと」と、「ホメオパシーのレメディーをとったこと」は、全く独立した事象です。

「ビタミンK2シロップとる」かつ「ホメオパシーのレメディーをとる」
「ビタミンK2シロップとる」かつ「ホメオパシーのレメディーをとらない」
「ビタミンK2シロップとらない」かつ「ホメオパシーのレメディーをとる」
「ビタミンK2シロップとらない」かつ「ホメオパシーのレメディーをとらない」
の4つの選択肢があります。

今回のケースは本人の承諾を得て「K2シロップとらない」かつ「ホメオパシーのレメディーをとる」という選択を母親がしたものです。ホメオパシーのレメディーをとるかとらないかは、ビタミンK2シロップをとるかどうかとは全く独立の事象であるにもかかわらず、あえて併記され、「代わり」にという表現が用いられて、ホメオパシーのレメディーをあげたことにより、児が死亡したという、歪曲された報道がなされております。

日本学術会議の報道資料にも「ビタミンKの代わりにレメディーを与えられた生後2カ月の女児が昨年(2009年)10月に死亡し、これを投与した助産婦を母親が提訴したことが本年7月に報道されました」と紹介されています。

しかし、今回説明したように、ホメオパシー利用者であった原告は、ホメオパスの被告に対してレメディーを与えたことを問題にしているのではなく、ビタミンKの不足によって死亡したと思われることに対して助産師の業務上の責任を問うて起こした訴訟であり、それが原告と被告の間で話し合いにより解決されたというものです。

これまでのあまりの事実とかけ離れた報道に対して、日本ホメオパシー医学協会が調査した事実を記載させていただきました。

最後に、亡くなられたお子様に対して、心よりご冥福をお祈り致します。

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